私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ソン・スンホン(宋承憲)髪型チェック  Happy Together編part2

2005-10-16 19:03:05 | ソン・スンホン(宋承憲)
高校時代の体育の授業は、平泳ぎで100メートル、クロールで50メートルが泳げないと単位が取れないという厳しい内容だった。泳ぎも勿論だが、身長148センチとなのに、プールの深さが145センチほどだったので一瞬の気の緩みが水没に繋がったのだ。
皆自分の事に精一杯で、溺れても助けてくれそうにない。プールの中で足を着く事は出来ないから、かなり真剣勝負なのだ。そんな個人的な理由から、私は隣のレーンでは同じクラスの男子生徒が授業を受けていることになど構っていられなかったが、友人達はそうでもなかったらしい。
普段格好いいと思っている男子生徒がスイミングキャップを被ると大したことがなかったり、背が高くて人気者の男子生徒の上半身が妙に華奢だったりと、誉めるだけでなくけなすことも結構あったようだ。

Happy Togetherでは珍しくプールで泳ぐシーンがあるので、水に濡れた髪型はどんな感じがチェックしようと思ったが、残念ながらクロールで泳ぐシーンのみで、プールから上がったところは出てこない。
それよりも泳ぐ前の上半身の素晴らしさと、綺麗に飛び込む姿に惚れ惚れしてしまった。黒いスイミングキャップもあれだけの上半身のおかげでなかなか似合っている。スイミングキャップを被った姿に幻滅ということがなくて良かった。


レオン・ライ(黎明)コンサート続き

2005-10-16 18:16:56 | 香港(香港映画&中華明星)
最後の曲@情深説話未曾講(今夜あなたは来るの?と歌い上げるバラードだ)は香港返還前の1996年に流行った曲だ。俳優としてのレオン・ライ(黎明)を知ってはいたが、返還の時期、NHKで放送された特別番組(1997年の旧正月の時期に香港で放送された歌番組@ジェイド・ソリッド・ゴールド1996を日本向けに編集した番組)で初めてこの歌を歌うレオン・ライ(黎明)を見た。

番組の中でアンディ・ラウやジャッキー・チュンがサービス精神旺盛に満面の笑みを浮かべる中、受賞しても簡単な挨拶だけで、背筋を伸ばしてきっちり歌う姿が逆にとても新鮮に思えた。
そのニュートラルな歌声に「僕は歌を歌うだけ。その歌をどのように感じるかは皆さんの問題」という感じをもったのは、私の単純な思い込みだったと思う。
ただその頃個人的にとても嫌で辛いことが多かった時期だったので、簡単にそんな風に思い込んでしまったようだった。
淡々と歌う姿は、どんな解釈でも許してくれそうな雰囲気を持っていたのだ。

コンサートの最後にこの歌を聞きながら、あの時期の事を思い出したりしたが、あの時感じた辛さは輪郭もおぼろげになっており、懐かしさの方が胸に迫ってきた。そんな風に思えたのはこの歌のおかげなのか、ただ時間が辛い気持ちを消してくれたのかは分からない。
ただやはり@情深説話未曾講が私にとって特別な歌であり、レオン・ライ(黎明)が特別な芸能人であることに変わりはない。

アンコールのアンコールが普通の最近のコンサートの中で、彼のコンサートはアンコールもなく、「最後の歌です。以上」ですっきりと終わるのだ。
このあっさりさ加減もレオン・ライ(黎明)らしい。

レオン・ライ(黎明)のコンサート

2005-10-16 17:41:47 | 香港(香港映画&中華明星)
先週の金曜日の夜のコンサートを見るために2泊3日で香港へ行って来た。

以前レオン・ライ(黎明)の歌声を聴いた母は「囁くように歌う人だ」と評していたが、これは囁くように歌って、歌の下手なのを誤魔化しているということらしかった。(ずけずけいうところはさすが私の母親である)確かにプロディユーサーのマーク・ルイと組む前の良く言えばバラード、悪く言えば演歌チックな歌を歌っている頃はその傾向が顕著だったと思うが、マークと組むようになってからは囁くように歌うことは少なくなっていったと思う。
勿論劇的に歌が上手くなる訳はないが、声質にあったリズム、音域などがキチンと計算されプロディユースされていったのだろう。
背筋を伸ばして前をきっちり向いて歌う姿勢に変わりは無いが、歌声は確実に変わっていったと思う。

今回のコンサートは映画で共演したチャップマン・トウをゲスト(いや総合司会だろうか)に向かえ、更にマークと一緒に育てようとしている二人の新人歌手も登場し、マークとの二人三脚が目立った2001年のコンサートとは随分趣が違っていたと思う。
今回は昔の歌なども披露し、自分自身は歌を歌うことだけに専念したコンサートだった。
チャップマン・トウのトーク、中国雑技団とアレグリア(いやサルティンバンコか?)をアレンジしたような幻想的なパフォーマンスが歌の合間に次々と繰り広げられるが、本人がそのようなパフォーマンスに挑戦する訳でもなく、あくまでも歌に専念するだけだった。韓国人ダンサーを従えて踊っていた前回のコンサートとは全く違った感じだった。
その変わりにチャップマン・トウが自転車に乗って吊られるというパフォーマンスを見せてくれ、又握手タイムもレオン・ライ(黎明)の変わりに「サヨナラを~♪」と最後まで歌い続け、汗だくになりながらも自分も握手するという頑張りを見せてくれた。合間に見せるトークもお互いの気心の知れた雰囲気(私は広東語が分からないのであくまで見た感じだけだが)も感じが良かった。

香港コロシアムを横切るように造られた舞台の端にバンドの席が設けられ(7,8人程度のこじんまりしたオーケストラ形式)バンドの後ろには巨大なスクリーンが掲げられていたが、時折本人の姿を写す以外はそれを使って特別な演出が行われるわけでもなく非常にさっぱりとした感じだった。