私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

アウトレイジ

2010-06-26 17:25:55 | 映画鑑賞
痛い暴力満載の映画なのだが、どこか笑ってしまう。
笑ってしまうのは、暴力団なのに、どこか会社の派閥を思わせるところがあり、根回しだとか、かく乱だとか暴力がなければまったく会社の勢力争いそのものだったりするからだ。

バカにされて黙っては居られないから、目には目をの制裁満載にも関わらず、制裁が新たな制裁を生み、まったくもって留まるところがないのだ。
相手の行動の裏を読み、そのまた裏を読み・・・

最後に生き残るのは誰だろうと思えば。。。。
結局力は力でも知力が大事だったりするのだから、まったくもってややこしい。

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暴力場面は痛々しく、指の間からこっそり画面をみること、数え切れない。
銃撃戦の場面が一番心穏やかに見ていられるというのは、一体どういうことなんだろう。
歯医者の場面とか中華屋の場面とか、何が起こっているのかもう見ていられなかった。
しかしその痛さにどこか笑ってしまう情けない感じが残っているので、見終わっても暗い気分にはならず。
ただ、その余りの痛さに見る人を選ぶ可能性は多分にある。

私は結構楽しく見たが、もう一度痛い場面を見ようとは思わず。

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普段良い人を演じる面々が、結局一番悪い奴を演じているので、ラストシーンに誰が残っているのかを見るのは、結構新鮮な感じだ。