私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

海洋天堂

2011-07-30 19:08:59 | 映画鑑賞
水族館に勤務しながら、男手一つで自閉症の息子を育ててきた男性。
しかし末期がんで余命いくばくもないことが分かる。
息子を一人で残してはいけないと、入水自殺を図るも、泳ぎの上手い息子は、足に括り付けたおもりを外してしまうのだ。

なんとかして日常生活の小さな事をだけでも教え込もうとする父親。残された時間は少ないのだ。とにかくちょっとでもいいから息子が人の手を借りることを少なくしようと、何度も何度も丁寧に一つずつ教えていく父親。

二人を見守る周囲の人はとても優しい。あんなに優しい人ばかりいるわけがない。しかし厳しい現実は変わらない。厳しい現実を受け入れるためにも、人の優しさがどんなにありがたいか・・・・


撮影は杜可風。青い色と光が綺麗だったし、親子二人が暮らす部屋は、疲れた生活感を感じさせず、とてもシンプルで落ち着く感じだった。



オレのことスキでしょ 第8,9話

2011-07-30 19:05:42 | 韓国ドラマ あ行
ギュウォンは主人公のオーディションに落ちたものの、満足感があるので後悔はなし。
反対に主人公に選ばれた女子学生の方が選ばれたはずなのに、敗北感があるのだ。
仕方がない・・・
大学内の反応も取材に来た新聞の記事も同じような書き方なので、大学の理事でもある彼女の母親は「彼女をこのプロジェクトから消してほしい」と内密に指示。
監督もギュウォンも主人公になった女子学生も知らないところで進む大人の事情・・・・

ギュウォンはシンと一緒にいるのが非常にぎこちなく嫌なのだが、シンの態度は以前とはすっかり変わり、彼女が階段で足を踏み外し、入院することになってしまうと、一番心配するのだ。

何が起こったのか不思議なギュウォンに対し「オレを好きなことを別にやめなくてもいいよ」とやさしいのか、上から目線なのか女性から見たらややプライドが傷つくような言葉で遠まわしに好意を示すのだ。
多分いままで言い寄られる一方だったため、やや気配りができなかったと思われ、何で彼女がその言葉を聞いて怒ったのかちっとも判っていないのである。

今できる精一杯の優しさを示したにもかかわらず、なぜ彼女が怒っているのか理解できないシン。
まぁこんなことで喧嘩らしい状況になっても、別れるための喧嘩でなく、理解しあうための喧嘩だからまぁいい。

一泊の合宿でも、彼女の身体のことを心配するシンと、何で心配されるのか戸惑うギュウォンの間で、言い争いがあり行き違いがあるが、それも可愛いもんである。
そして流れ星の下「僕の望みは、またお前がオレをスキになってくれること!」と今度は堂々の告白である。

ロマンティックではあるが、視聴率は5%だとか。

以前より焦点がきっちりしているのは感じられるが盛り上がりには欠けるかもしれない。盛り上がりのないのは、ロマンティックな雰囲気を満載にしても、なかなかカバーしきれるものではない様子。