私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

喫煙休憩は「労働者の権利」?

2013-12-09 21:20:15 | なんということはない日常
「ちょっとタバコ吸ってきます」 喫煙休憩は「労働者の権利」として認められるか?(弁護士ドットコム) - goo ニュース


私が社会人になった30年前はかなりな数の職場内で普通に喫煙が出来た時代だった。
座席の運不運で隣から絶え間なく漂ってくる煙に悩まされていたOLは全国各地にいたはずだ。
チェーンスモーカーの人のそばに座ったら最後、紫煙などというおしゃれな響きとは無縁の辛い勤務時間だったに違いない。
そんな時代の後、自席では吸えずに、喫煙スペースで吸う時代になり、それが今に続いている会社もあれば、「全面喫煙、仕事中は禁煙」という喫煙者に厳しい時代を迎えている会社もあるだろう。

私が20年ほど前に勤務していた会社はちょうど喫煙スペースを設けたばかりの会社だった。
喫煙だけで済めばいいが、タバコ仲間と一緒になったりするとなかなか帰ってこない。

「就業時間中に1時間に1度のペースで休憩するとなると約7回、1回5分だとしても、移動時間を考えると1回10分程度・・・とすると1日のタバコ休憩が1時間10分だ!!」などと喫煙しない社員同士で試算をし、非常に憤慨したことがある。

「私たちがジュース休憩と称して、席を10分も離れていたら怒られるはず!」とかなり真剣に腹を立てていたのだが、「ジュースは自分の席で飲めるでしょ?タバコは席では吸えないから仕方ないんだよ!」と席でタバコを吸えなくなった喫煙者の方が不便を強いられる被害者だという論争になり、結局取り合ってもらえなかったことを思い出す。

20年経っても論争の内容が、昼休みの女子社員の不満内容からあんまり進歩していないことに驚く。
しかし進歩しないところに根深い問題があるんだろうか・・・・

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15年程前に勤務していた会社は喫煙スペースがあったが、「喫煙スペースで喫煙出来るのは男性社員のみ」というこれまた独自のルールがあった。
お局様が一人おり、「女性が社内でタバコを吸うのは持ってのほか」と独自のルールを女性社員のみに徹底させていたのだ。
もちろん男性役員などはそんな社内法が施行されているとは知らなかったようだが、公の法より闇の世界のルールの方が恐れられるのはどこの世界でも一緒だ。