私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

韓国人による恥韓論

2014-10-27 21:36:23 | たまに読んだ本
この本を検索し、この本を読んだ人はこんな本を読んでいます・・・という所を見てみると、タイトルに使われている文字は、悪、呆、謀・・・・・。
これらの漢字の字面をみただけで、どんよりとした気持ちになる。。。。

この本も、韓国人による恥韓論というタイトルだが、タイトルと中身はかなり違う印象だ。
全体的に非常にニュートラル。

この本を読みながら、高校生の時に参考図書で半ば仕方なしに読んだ、ボーヴォワールの本の「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」という文章を思い出す。
人がそうなら、地域もそうなのではないか。。。。
たとえば、地域ごとにある志向性の癖、嗜好性の癖・・・
たとえば狩猟中心の地域だったり、農作中心の地域だったり、その土地土地で違う生活風土から生み出された生きる知恵、それがその地域の常識となり、それに様々な歴史的要因が加わり、どんどんその地域独特の風土や考え方が形作られていく。
韓国人の持つ考え方と考え方の癖を、推測と数字を織り交ぜつつ、なるべく冷静に分析しているという印象を持った。

韓国と日本は距離的には近いが、持っている考え方も歴史も違う。違う人と付き合うためには、とにかく冷静に淡々と対応する・・・・
恥という言葉とはややニュアンスが違う、内容は冷静で分かり易いものだと思った。。。。

*****
韓国ドラマは好きだし、言葉もある程度は理解できるようになった。ただ、それはそれということで、理解に苦しむことはたくさんある。
ただただ、ドラマや映画を楽しむだけでなく、このような本を読むことで、自分の考え方の癖を修正したいと思い手にした本。






韓国人による恥韓論 (扶桑社新書)
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扶桑社