私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ナイスガイズ!

2017-02-26 19:25:05 | 映画鑑賞
1977年のロサンゼルス。

私立探偵を生業にて一人娘を育てる男と、私立探偵をやりたくとも免許がなくて結局は力技で話をまとめる示談交渉屋。
中途半端な仕事ぶりでも二人合わせればなんとかなるというバディ物なのだが、私立探偵の娘がなかなかのしっかり者。
小生意気なのは当然なのだが、母親を亡くし、寂しい気持ちを隠しつつ、ややだらしない父に幻滅しながらも励ますというなかなかの活躍ぶりだ。
力技の示談屋を演じているラッセル・クロウには悪いが、私立探偵と少女の話として見ても十二分に面白いストーリーだ。

1977年のロサンゼルスには携帯もない。ただ、最近時々耳にする言い回しを遣うなら、「1970年代のロサンゼルスって一周回ってオシャレだよね」という感じだろうか。
電話が固定電話だったりする場面に時代を感じるだけで、そんな場面がなければこれが1977年のロサンゼルスが舞台になっていることを忘れてしまう。アクションシーンも適度に泥臭く、適度のコミカル。懐かしの刑事ドラマの雰囲気があるのだ。

ある少女のボディガードから始まる話は、最後に飛んでもない大きな話に行きつくのだが、その内容もまるで今の話のように思える。
最近もトランプ大統領が同じような話をしていたではないか・・・・
「アメリカの企業を雇用を守らないと!」と。こちらは「一周回っても問題は同じ」ということだろうか。

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私立探偵はライアン・ゴズリング。
私はラ・ラ・ランドより、こっちのライアン・ゴズリングが気楽な感じで好感度高し・・・・





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