私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

被告人 第3,4話

2017-02-06 21:36:05 | 韓国ドラマ は行
国選弁護人になろうとした女性弁護士は、かつてジョンウが検事だった頃にその弁護士としての態度を注意されたことがあり、そのことがずっと気になっていたのだ。
「たとえ被害者に非が無いということを確信していたとしても、こっそり資料を盗み出して彼女を助けようとすることは正しいことじゃない。君が勝てないのは、勝てない人を弁護しているからだ。」彼のその言葉がずっと気にかかっていた彼女は、彼を弁護することを選択。
しかし面会に行けば拒否はされないものの、積極的に彼女に弁護を頼むわけでもない。
逆に彼女が差し出したボールペンの芯を抜き取り、騒ぎを起こす彼。
自分が肝心な時に記憶を失くすことに気づいたジョンウは、思い出した記憶に関する何か記録がないかと、いつも入れられる独房に入ろうとわざと騒ぎを起こしたのだ。
しかし、自分が入ろうとしていた独房には、自分が検事だった時に担当した男が先客として入っていたのだ。
独房の床に書かれたキーワードに自分の失くした記憶に関するヒントがあるとにらんだ彼だが、検事時代の彼を恨む隣の男が簡単に彼にそのキーワードを明かすはずもない。

国選弁護人になった女性弁護士は資料各種を見直し、ジョンウが現場検証で事故当時の再現をしたのではないことに気づく。
彼の友人であるこの事件担当の検事が何故彼でなく代わりの男を仕立てて実証検分をしたのか、左利きの彼の代わりに何故右利きの男を使ってわざわざ検証をしたのか・・・・
友人である検事は「彼が自分でやったと認めたのだから・・・」というものの、当然その態度は怪しい。
そして少しずつ事故当日のことを思い出すジョンウ。
夜中に来客があったことを思い出す彼・・・・そしてその来客はなんと彼の友人であるあの担当検事ではないか。先輩たちに押し付けられて、仕方なしに友人ジョンウの事件の検事になったんじゃなかったのか。。。。

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真犯人であるミノにも父にまつわる各種トラウマがあることが少しずつ分かってくる。
兄だけを認めていた父。そして恋人は傾いた父の事業を助けるために、自分の兄であるソノの元に嫁いだのだ。
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日本でもなかなかないケースだが、弟と付き合っていた女性が兄と結婚するというのは、韓国的にはかなりデリケートな出来事。法的には問題はないが、同義的に問題ありと親族中が反対するケースだと聞いた。
そんなケースのはずなのに、お金のために彼女は兄の元に嫁いだのだ。これが弟であるミノの心を傷つけないはずがない・・・・