猫好きの青年が、飼い猫を手放す決心をし、新しい飼い主に愛猫を託す旅に出る。
この始まりだけで,どんな旅だか簡単に予想がつく。それでも見入ってしまうのは私が猫好きだからだろうか。
愛猫ナナの動きの可愛らしさに、猫好きスイッチが入ったままになり、泣かせる気満々のストーリーも自然に受け入れてしまっていた。
青年が愛猫を託そうとする人たちと青年の繋がりはどれも優しく温かいもの。猫好きに悪い人はいないのだ・・・・
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元野良猫のナナは、私が子どもの頃飼っていた猫を思い出させる風貌で、それも画面から目が離せなかった理由かもしれない。