追われながらも持ち出したリストをここから持ち出すようにエリンに託すボン。しかし直後スナイパーケイに銃で撃たれて病院に運び込まれることになってしまう。
あの場からきっちりリストを持ち出したエリンは、キングスバックの社長の手助けも受け、病院にいるボンの元に看護婦のふりをしてリストをきっちり届けるのだ。何の訓練も受けていない2児のママとは思えない活躍の数々が次々と奇跡を生むのだが。。。。
キングスバックの社長は、リストを局長に届けようと一人病室を出るのだが、ここで一番怪しくなさそうな人が一番怪しいという定番の展開が発動だ。
キャンディ事件の際のリーダー女史が、なんとしても事件を解決したいとして、爆破される車からテリウスを救い出していたことが分かる。「テリウスが死んだら、事件解決のカギが全部なくなってしまうのよ。私がテリウスを狙うわけがない・・・」そうだ!その通り。ではテリウスを狙っていたのは誰だったのか・・・
キングスバックの社長の上司である局長は、キャンディ事件の際、事件に関係がないにも関わらず、出国してキャンディ事件の場にいたことが分かる。
結局彼が一番の黒幕だったのだ。
勿論キングスバックの社長も、リストを盗み出した場所の住所だけで大統領秘書室長の家だと気づいた局長が怪しいと気づくのだが、諜報部員同士故、局長もあっという間に彼女にばれたと悟り、あっという間に交通事故を仕組んで彼女を狙うのだ。
一度は局長を捉えるものの、護送車ごと逃げ出す局長。そんな中、事件解決のために自分がおとりになると申し出るヨンテ。元詐欺師のJインターナショナルの偽会長ヨンテも、キャンディ事件のリーダー女史はタロットカードの事も何も知らずにいたことを詐欺師の勘でこっそり察知していたらしい。ボンの事をブラザーと呼びいつの間にかボンらの一員になりかけているヨンテ
「ブラザーが助けてくれるだろう・・・」と言っていたヨンテ。しかしミッションは成功するも、ヨンテは命を落としてしまうのだ・・・・
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殉職は似合わないと思っていたら、やっぱりその通りだった。エリンにはヨンテが亡くなったと思わせたままになっているようだが、「平凡な人生を送りたい」と言っていたヨンテは、『ワン・ミナン(王美男』という名前と住民登録番号をボンから貰い、新しい人生を始めるのだ。
そして、すっかりスーパーサブ諜報部員になったエリンは、「ティファニーで朝食をプロジェクト」に、ティファニーの指輪をしてボンと一緒に偽装夫婦として派遣されるという、コメディタッチのスパイものらしいエンディング。
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ボンがスナイパーケイを狙う場面・・・いつかどこかで見たことのあるような・・・と思ったのだが、あれはチョン・ウソンがスナイパーだった映画@デイジーをリスペクトしたものだったのだろうか・・・キングスバックはキングスマンの紳士服店で最後はティファニーで朝食をへのリスペクト。もっと私が気づかなかったものもあったのだろうか・・・