ゼロナインに対抗心を燃やすワンジュンは、彼にいいところを見せようとスポーツジムに彼を連れていくものの、逆に「適度な運動をしないと、怪我をしますよ」と冷静に注意される始末だ。
しかし、ゼロナインにも、電気機器などが設置してある場所は危ないという弱点がある。
気を失い(ゼロナイン的にはシステムダウンか・・・)ジムで倒れてしまうゼロナインを心配するダダ。
ダダと距離を置いたことで彼女の身の安全は確保されたと思っていたワンジュンだが、彼女めがけて植木鉢が落とされたことを見て、そうではない事を知りショックを受ける彼。
それだけでなく、ダダとゼロナインが同居していることを知り、更には彼女がゼロナインの履歴書まで作るのを手伝っていたこと知り、更にショックを受けるのだ。
ワンジュンがゼロナインをライバル視しているだけでなく、「愛情を与えるだけでいい」と思っていたゼロナインに「自分も愛されたい。」という感情が生まれて来てしまい、三角関係は更に複雑になっていく。(勿論それだけでなく、ゼロナインを納品しなければ、トラブルになるメンバー達もゼロナインの奪還にダダの家にまで押しかけるのだ・・・)
そんな中「愛されたい」という感情はインプットされていないはずなのに、ダダからの愛情を感じたいと思い始めてしまったゼロナイン。
ワンジュンから「僕達には7年間の思い出がある」と言われると、自分にも思い出が欲しいと思い始めるが「思い出は作るものでなくて、積み重ねていくものなんだね。一緒にいる一分一秒が思い出になっていくんだ・・・」などとロボットのはずがちょっとした詩人のようになっているではないか・・・・
脅迫の事をダダに隠していたワンジュンだが、ワンジュンの元に送られてきたと同じ箱を受け取ったことで彼が脅迫されていたことを知ってしまいワンジュンの元に駆けつけるダダ・・・
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ワンジュンを脅迫しているのは一体誰なのか。そしてゼロナインの感情はただのシステムエラーなんだろうか・・・