貴人(現世で罪がなく尊い人だったという意味らしい)として命を落とした者は、死後49日間の間に7つの地獄を回り、罪がなければ再び生まれ変われることが出来るのだという。
第一章は殉職した消防士が貴人だったのかどうかという話だったが、第二章は、殉職した消防士の弟で徴兵中に事故で亡くなった男性を貴人だといい、7つの地獄を回ることを使者自らが申し出ることから話が始まる。
冥界を取り仕切る閻魔大王は、自分の指示に従わず、軍人を裁判にかけて彼に死の真相を教えようとすることに固執する使者の申し出を許す代わりに、別のミッションを提示することで取引をしようとするのだ。
なぜ閻魔大王と、閻魔大王の使いとして死者が冥界で道を外れないように手引きをする使者が、亡くなった軍人の事を差し置いてまで取引をしようとするのか。そして閻魔大王は、取引の条件としてなぜ別のミッションを持ち出してきたのか・・・・
第一章が、死後49日間の間に7つの地獄を回り、罪がなければ再び生まれ変われることが出来るという冥界の仕組みを語る話だとしたら、第二章はその冥界の仕組みを支える使者たちの物語だ。生きていた時の記憶を無くした使者の3人が自分達の記憶を取り戻す旅でもあり、生きていた時の因縁を使者たちが克服していく物語だ。別の視点から見た冥界物語でもあるし、死者の旅に同行する3人の使者の絶妙なキャラクターの秘密を解く話でもあるので、第一章を見た人は第二章も見ずにはいられない物語構成だ。
冥界に戻ろうせず、人間を助けようとする気は優しくて力持ち的な使者を演じるマ・ドンソクという新しいキャラクターの投入や、イ・ジョンジェ演じる閻魔大王の存在感、更には使者3人の因縁(特にチュ・ジフン演じる使者のストーリーは全く別の映画のような雰囲気を見せる・・・)など話が盛りだくさんなので、上映時間は2時間越えも仕方ないのか・・・・