法を武器に戦うのが弁護士だと思っていたのだが、弁護士もビジネスのよう。。。
大きい事務所は金持ちの顧客を確保するために戦略的ビジネスに余念がないし、金銭的に余裕がない弱小弁護士事務所はなんとしても顧客が欲しい。
代々法曹界で財を成した一族の一員であるユン・ヒジェはイシュームホールディングの代表の離婚訴訟で妻が望んでいた親権を渡すことを阻止できるはずだった。しかし相手の弁護士チョン・グムジャに資料が流出してしまったために敗訴。
それもこれも勝訴するために3か月も前から練りに練った計画でヒジェがグムジャ渾身の色仕掛け作戦に落ちてしまったから。24時間営業のコインランドリーでの出会いからの同窓会作戦。偶然を装っての出会いから連絡が途絶え相手への興味が盛り上がったところで簡単に罠にかかったヒジェは、代表の精神状況が良くないことだけでなく、病院通いが睡眠薬への過剰依存があることまで疑われてしまっては勝ち目などあるわけもない。
話題の弁護に勝ち盛り上がるグムジャと違い、裁判に負けただけでなく、ホールディングの代表の弁護士の座をクムジャに取られ、パートナー弁護士であるはずなのに事務所の中で旗色が悪くなるヒジェ。
そうはいってもやられっぱなしではないヒジェは、代表が内縁の妻を監禁したりと問題ありとかぎつけると、代表に近づくのでなく、代表の親族(姉?か)に近づき、自分と手を組むように話を進めるのだ。(もちろん親族だけでなく、秘書室長に近づくのも必須だ)
出来る弁護士はどうやら戦略的に仕事を取りに行くのが大事だし、負けっぱなしはプライドにかかわる問題らしい。。。