冤罪で死刑宣告された黒人男性を助けようとする弁護士の前に立ちはだかる様々な壁。
検察側で周到に準備された証言者、白人の陪審員、証言をしようとする者への嫌がらせ。
権力を持った者が、目の敵にするという感情をなんの迷いもなく振りかざし、その感情になんの理性も持ち込まない。
若い弁護士が、理性と正義感だけで相手の負の感情に立ち向かうには、どれだけの忍耐と精神力が必要なのだろう。
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1980年代のアラバマ州で現実にあった不公正に真正面から立ち向かう姿を見て、自然に涙が流れる。
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劇中何度も取り上げられるアラバマ物語・・・