医者から臨床試験にチャレンジするように「1年前に戻るのはどう?」と勧められたらどんな事が起こるのだろう。。。
「あなたたちは無作為に選んだ人達です。同意していただければ、正確に1年前に戻って人生をやり直すことが出来ます。」と体でなく精神が1年前に戻るというチャレンジプログラムを勧められたメンバー達。
職務中に相棒を殺されてしまった刑事もいれば、両足が不自由になった女性作家もいる。
一体どんな目的でこのメンバーが選ばれたのかは不明だが、とにかく問題を抱えたメンバー達は1年前に戻ることを選択。
刑事は先輩刑事が死ぬ事無く自分と一緒に仕事に従事していることに喜びを感じ、女性作家は自分のアシスタントである友人と出版社の担当者が自分を裏切っていることを知って傷つくも、やり直す人生に不満を感じている様子はない。
ただ、状況確認のため、もう一度集合した際、戻らないメンバーもいる。
「残念ながら、彼は亡くなりました」当然その場は一瞬にして凍り付くのだ。
1年前に戻ってすぐに一人亡くなった事を聞かされて驚く再び集まったメンバー達。
あっさりと1年前に戻ったわけではなく、戻った時間、戻った場所によってトラブルは起こるということで、戻ってすぐに交通事故で亡くなったということなのだ。
「想定していなかった」という説明に動揺するメンバー達。
1年前に戻れて喜んでいるメンバーもいれば、作家のガヨンのように友人の裏切りを知ってショックを受けるものもいれば、刑事のヒョンジュのように先輩刑事を見るたびに心が痛むメンバーもいる。
更に交通事故で亡くなったメンバーだけでなく、宝くじを当てて喜んでいたメンバーも心臓発作を起こして亡くなるのだ。
「集まりがあった際に席を離れた順に亡くなるのでは?」という推測をする者も出てくるが誰もその答えは分からないし、「そんな意図はない」という説明もどこか説得力はない。
メンバーの一人がオーナーを務める喫茶店に集合した際に、婚約中だった女性は、なぜか皆と一緒のところを婚約者の男性に見せることを嫌がる。
他のメンバーと違い、何か思い悩んだ様子の女性。
その理由はすぐにはっきりする。ひき逃げ事故で両足が不自由になったガヨンだったが、同じ時間同じ場所での交通事故でガヨンの友人が亡くなり、ショックを受けたガヨンは睡眠療法を受けるのだが、その際にひき逃げをした車にその女性と婚約者が乗っていたことが分かる。
刑事のヒョンジュと一緒に消えた車と姿を消した彼女を探すガヨンだが、なんと最後にガヨンと言い争いをした後、彼女が殺された事が発覚し、ガヨンが有力容疑者に浮上するのだ。
更に殺された女性から「私達は無作為に選ばれたわけではない。」と聞かされたガヨン。
誰がなんのためにこんなことを計画したのか・・・・