私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

時差出勤

2020-03-08 18:22:26 | コロナ禍
 
記事の内容とは違い、私が勤務している会社は先月の21日から当面の間ということで時差出勤をすることになった。
21日は金曜日だ。翌週の24日の月曜日まで待つことなく金曜日から始めたところに「他社に遅れてはまずい」という焦りもあったのかもしれない。
 
通勤時の満員電車への乗車を避けるために、始業時間を8時から10時、終業時間を16時半から18時半として個人が自由に勤務時間を選べるようにしたのだ。上長の許可を取る必要なく、社内で使用する掲示板に自分の勤務時間を入力して社内のコミュニケーションに支障が出ないようにするということだった。
 
ただ、ふたを開けてみるとこの制度を使用する人は殆どいなかった。通勤時間が40分程度の人が多く、その人達は「ちょっとぐらい時間を変えても大して変わりない」という理由でわざわざ時間を変更しても意味がないということらしかった。
また、上長の許可を取る必要はないというソフトルールでの運用のはずだったのに、「私はチーム員の勤務時間をキチンと把握したい」というチーム長の下で働く人は、選択する時間もチーム長の勤務具合を勘案して空気を読みながら申請するという別ルールが出来たりしていたようだ。
 
通勤に90分程かかる私は、朝よりも帰りの電車の混み具合が気になり、8時から16時半の勤務時間を選択したのだが、皆が絶賛勤務中に一人早退するような形になってしまった。朝、誰もいない社内で仕事をしていたはずなのに、なんだか逆に肩身が狭い感じで「どうにも具合が悪い」という状況になってしまった。
 
そうこうしているうちに状況がどんどん変わっていったので、今月の9日の月曜日からとりあえず1週間の予定で、全員10時半か16時半の6時間拘束実働5時間という時短勤務を導入することになった。全社一律例外なしだ。
 
時短になった時間分を持て余している人もいたようだが、私は普段の睡眠時間がやや不足気味だったので、ありがたく殆どの時間を睡眠時間に振り替えた。目覚ましを掛けずに寝ても遅刻する心配がないというのは、なんと贅沢な・・・・と、やや不謹慎ながら「仕事にも集中できるし、こんな時短勤務がずっと続いてもいいな」などと思っていたのだが、そんなにうまく行くわけがない。
 
テレワークしている企業が増えたおかげなのか、他社でも時差出勤制度を適用している会社が多いせいなのか、「いつも通りの時間でもそんなに混んでいない」という声が大きくなり、明日から時差出勤制度だけの運用に戻ることになった。
 
恐らく殆どの人が従来通りの勤務時間を選択すると思うのだが、「自己防衛に努めてください」という会社からの通達もあり、私は一人朝早めの時差出勤を選択する予定だ。