私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

恋人 第5,6話

2024-05-18 20:48:04 | 恋人 韓国ドラマ

ジャンヒョンに助けられ一瞬でも安心な時を得るギルチェ達だが、ジャンヒョンは彼女たちだけで逃げる事を勧め、自分たちは結局負け戦でどうしようもないヨンジュン達と行動を共にすることになるのだ。戦に長ける後金の侵攻を止めるには圧倒的に兵力が足りない朝鮮軍。

逃げるはずだったギルチェ達もウネの「傷ついた人を助けたい」という思いから、傷病兵を手当てする場所で再び出会う事になるジャンヒョンやギルチェ達4人。

戦乱の中でほんの少しの邂逅、そして暫しの別れ、そして再びの邂逅。厳しい中での僅かの出会いが運命的に感じられる展開が続く。時代背景と心の動きがうまい具合にリンクしているこのドラマ。

傷が癒えたジャンヒョンは国の存続に興味はなくとも民に心を寄せる行動を見込まれてしまい、王の元に行く事になり、ギルチェ達は、ジャンヒョンの助言の元、水になじみのない後金から逃げるため江華島に向かう。

お互いが「江華島で会おう」と言う言葉を胸に再び別々の道を進むも、ジャンヒョンは経験則から後金の行動を推測出来る事から美声の持ち主リャンウムと共に後金の陣内に潜り込む事になる。やる気等ないはずだったのに、いきなり敵の本丸に乗り込み、朝鮮を配下に置けば明を倒し清国皇帝の座も近いと不退転の決意のホンタイジに近づくのだ。

要領の良さと、疑われても抜群の駆け引き能力で後金の陣営の中で生き抜き、後金の兵士がギルチェにあげたはずの短剣を持っているのを見ると、江華島への進軍メンバーに入る事も買って出る。

飄々としているジャンヒョンのどこにそんなロマンティックな面があるのか・・・その落差も気になるが、お嬢様だったギルチェの落差もジャンヒョンに劣らない。安全だったはずの江華島から逃げ出す為に、世子の息子を助ける事で難局を乗り越えようとし、船に乗り込む際には自分たちが助かる為に再び短剣を使う。逃げ出す前に靴を穴に埋めていた女性とは思えない変わりようだ。

ギルチェ達が逃げ惑う様子も、後金の陣営の様子もやっぱり殆どが野外での撮影。ロケの多さが緊迫感を盛り上げている。

 



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