オスカー俳優ウィリアム・ハートさん死去 『アベンジャーズ』ロス長官役など
最近はマーベル映画で活躍でしていたウィリアム・ハートだったが、私はマーベル映画にあまり詳しくない事もあり、彼の出演作品として思い出すのはちょっと前の映画が多い。
見たもののなんだかさっぱり意味が分からなかった「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」、相手役のキャスリン・タナーの怪しい妖艶さばかりに目が行ってしまった「白いドレスの女」、まだ若かった事もあり友人の突然の死をどんな風に考えればいいのか良く分からなかった「再会の時」等、思い出すのはかなり前の作品ばかりだ。
特に印象に残っているのは、新宿ミラノ座と一緒に閉館してしまったミニシアターの走りだったシネマスクエアとうきゅうで観た「再会の時」だ。
一人で見に行ったのだが、隣に座っている人から上映前に「こういう映画お好きなんですか?」などと話かけられてどぎまぎしてしまった。今なら「ええ、実は・・・」などと、同じ映画を楽しむ同好の士を相手に色々話す事も出来ただろうに、当時はまだ若くてそんな余裕がなかったのだ。今のシネコンでは、隣の人から「この映画に興味がおありなんですか?」などと絶対に話しかけられる事はないだろう。ミニシアターならではの思い出だ。
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Amazonプライムビデオでレンタル出来るとの事。再会の時をもう一度見てみようと思う。