私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

中国語は不思議-「近くて遠い言語」の謎を解く

2023-08-19 21:17:51 | たまに読んだ本

サブタイトルの「近くて遠い言語」という通り、「同じ漢字を使う国の言葉だから・・」と軽い気持ちで中国語を勉強し始めた私には、この「近くて遠い言語」という言葉に大きくうなずくしかない。

私は、語順が日本語と同じで更に同じような助詞がある韓国語を学ぶ時と同じ要領で、漢字で意味を推察すればいいのでは・・・と軽い気持ちで学び始めたので、結構大変だった。「近く見えてとても遠い」ということをすぐに気づく事になった。

「近くて遠い言語」ということをちゃんと認識していれば、もっと心して中国語を学んでいただろうにと思う・・・・

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いわゆるフリガナのピンインの読み方も、アルファベットということでいつまでも英語に引きずられた読み方から脱却できず、「その読み方は英語ですよ」と注意される。

「助詞がないから語順に厳格でないと意味が通じません。」と先生に何度も注意され、ホテルで部屋があるか聞く例文を日本語に訳す際、簡単に「部屋ありますか?」と日本語にすると、「空いている部屋がありますか?」と対象物をきっちり確定させなければ中国語と連動しないと注意される。

「リンゴが好きですではなく、リンゴを食べるのが好きですと、動詞もキチンと使うように」と注意され、「本を買いますでは、買うという行為だけしか説明していないので、買ってどうするかという動詞も必要」と補語が必要と注意される。

いつまでも初心者の私には、動作がいつまで続くのか、動作がいつ完了しているのかのルールも非常に厳格に思えて、その壁を乗り越えるのが非常に難しかったし、今もずっと難しい。

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この本には、私の数々の疑問を解決させる答えやヒントがコラム形式で各種紹介されており、今までの謎が解け、すっきりする瞬間が多々あった。

すっきり出来ただけで、話せるようになったわけではないのだが、なんとなく手がかりのようなものを感じる事は出来たので非常に感謝している。

 

 



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