5年ぶりの香港は、ただただレオン•ライ(黎明)のコンサートを観る為のものだったので、キチンとテキストに書き起こして、自分の記憶の中に残しておかないと・・・
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黒の燕尾服姿で舞台中央に立ったレオンは、その後上着を鮮やかなエメラルドグリーン、赤と2度の着替えをしたものの、ステージのスタイルは燕尾服に相応しいスタイルが最後まで貫かれたものだった。燕尾服姿で歌う様子は、自分が今まで歌ってきた歌を、まるで物語のように一篇ずつ紹介する語り部のような雰囲気だった。
いつものようにステージの中央で歌う姿は勿論、DNA出錯、Sugar in the Marmaladeというファンなら盛り上がり必須のダンサブルなナンバーも、自分は基本的に舞台の中央で腰を掛けて歌うという平常心スタイル。ただ、それでも観客のボルテージは確実に上がり、ステージ前列のファンは総立ちだ。自身は座っていても、その歌声と楽曲のパワーを最大限に引き出して、その歌声で会場全体を掌握しているのだ。
自分の強みを全面に押し出したステージングを、ひときわ際立たせた物にしているのは、映像とライティングを使った演出だ。前半の万華鏡を思わせる花が次々と流れ出す様子が映し出された映像から、ポエムの香りのするメルヘンチックなイラスト等、立体的に映し出される映像は多彩だし、2階の客席を大きく潰してまで作られたライティング機材で作り出される無数の光線が、ステージを動きのあるものに見せてくれている。
エメラルドグリーンのジャケットに着替えた際の、深海で亀やエイが客席に飛び足してくるような迫力あるプロジェクションマッピングの中で歌う様子は、生で見るからこその迫力だった。
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