私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

男が愛する時 最終回

2013-06-08 20:25:30 | 韓国ドラマ あ行
19回の視聴日記に終わりに、「最終回がおまけのような流れにならないことだけは分かった。
こうなったら、畳み掛けるような、力技の最終回で話をまとめ上げてほしい。」と書いたのだが、本当に畳み掛けるような力技の最終回だった。

母が駆け落ちした相手を殺したという容疑は晴れていないと思うのだが、ミドと別れたテサンはもう拒むつもりも、そんな元気もないようなので、ソンジュとの結婚の準備は着々と進むのだ。
テサンさえ手に入れればいいソンジュなので、愛のない結婚に一直線にもかかわらず、彼女は幸せ一杯だ。
しかし、ここにあきらめない男がいた。あの企業ヤクザである。
「テサンとあの駆け落ち男の諍いをこっそり見ていた」という彼の告白。
テサンとボスの喧嘩もこっそり見ていた彼だが、こっそり見ていたのはあれが初めての経験ではなかったのだ。
テサンの事を石で殴った彼は、なんと階段の上から足を滑らせて落下。その場に駆けつけたジェヒの兄はテサンが自分の母の恋人を殺したと勘違いし、遺体を自分が処分するのだ。
テサンとボスの喧嘩の場面にかなり似た行動。
年前の出来事とそっくり同じような出来事が過去にもあったのだ。

それを今更持ち出し「テサンと結婚しなければ、今の話を全部警察で話す。だからテサンと結婚しないでくれ!!!」
金髪の企業ヤクザ!!今更それを持ち出すのか。そんな切り札があるなら、もうちょっと上手に使って、ソンジュの心をつかめばよかったんじゃないのか。!!

「今でしょ!!」という今年の流行語でなく「もっと前に使うべきだったでしょ!!」という突っ込みを入れたいが、切り札は最後まで取っておかれたのだ。使うなら「最終回でしょ!!」ということなんだろう。

そして2年後という展開。これも「最終回でしょ!!」という流れの中の一コマ。

NYから帰ってきたミドは父の出版発表会に同席し、テサンとミドは古本屋を通じて今更のように愛を確かめ合い、そしてジェヒとジェヒの兄は血のつながりなど関係なく今でも兄弟のままなのだ。

テサン、右腕、そして左腕の三人の信頼と友情が簡単に復活したことからも分かるように、このドラマの揉め事は非常に簡単に解決してしまった。
そしてテサンの復讐は結局全部ジェヒの兄が肩代わりしてしまった。
テサンは結局中途半端に苦悩する姿を見せるだけに終わってしまった。

*****
でも同じようなキャラクター設定でも、最後まで消化不良だったエデンの東にはない達成感を、ファンは感じていると思う。
少なくとも私は感じている・・・



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