ジフンとアルムが一緒にいるところを見てショックを受けるデレク・・・
当然アルムもデレクに弁明はするのだが、彼はもっと隠したい事があった・・・
彼女にはどうしても隠し通したい・・・という息子に「家族なのだから、アルムにも本当の事を話すべき・・」と笑顔を浮かべながら息子に忠告をする母。
幼い息子デレクを連れてアメリカに移住した母。頼る人もおらず二人で辛い時期を乗り越え、今はビジネスも順調だという母。働く女性として義理の母を尊敬しているというアルムだったが、デレクにとっては母がアキレス腱だったのだ。
ホテルのラウンジで義母とお茶をしたアルムは、渡し忘れたプレゼントを義母に渡そうとホテルの部屋を訪ねようとするが、ジフンがスパイのメンバーを追跡しているところに遭遇。
デレクの母がすべての黒幕だと分かってしまうのだ。
(スパイの家族であれば)知らないは許されないと、アルムも一緒に逮捕することを計画するインターポールの局長の言葉を受けて、彼女が「何も知らない」と言い通さない限りアルムを守り切れないと判断するジフン。そのためにも「デレクに義母の正体が分かったことを隠し通せ」と指示するジフンだが、アルムの性格上そんな事が出来るはずもない。
隠していることをうまくコントロールできなかったジフンと、そうしなければ生きていく事が出来なかったデレク。
秘密を持った二人の男性に翻弄されるアルム。
しかしデレクもアルムを守りたいがために、組織の中では裏切り者の烙印を押されてしまうのだ。
デレクの母は「息子だから仕方ない・・・」というものの、あのクラシックカーの工場の社長はそうではない。
アルムがいるからデレクが変わったと判断したのだろう。なんと彼女を轢き殺そうとし、庇ったデレクが病院に運び込まれることになるのだ。
インターポールとしてはデレクが母を捨てない限り、アルムも詐欺ファミリーの一員とみなすしかないのだが、そんな中、義母の前ではよい嫁を演じる事を選んだアルム。
アルムはジフンと一緒に元夫婦の詐欺チームを結成する道を選び、ソフィーの敵を討とうとする。
覚悟を決めたアルムと違い、アルムの前から姿を消した方がいいのでは・・・と逡巡する様子のデレク。ただ、そんな様子のデレクを「彼は本当のスパイだ。心を決めた時は母親でさえも裏切るはず・・・」と見定めるのだが。。。
インターポールよりも目覚ましい活躍を見せ、ソフィが隠した研究資料を盗み出すアルムとジフン。。。デレクの母たちを捕まえるためにインターポールが不法行為を行い、アルムが二重スパイとなってデレクの母逮捕に至るのだが・・・・
「最後に息子の顔を見たい・・・」とデレクが入院する病院に行くことを申し出たデレクの母。しかし彼女が望んでいたのは、デレクに会う事でなくアルムの心を揺さぶることだった。ソフィーに手をかけたのはデレクの母だと思っている彼女に「ソフィーを殺したのはデレクよ。」と悪魔のような囁きを残して病院を後にするのだ。。。。
さすが黒幕・・・迫力が違う・・・・
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