高卒の国選弁護士として7年間働いたテヨンは、大きな冤罪事件を解決し一躍注目の弁護士に・・・
国内トップのS大出身でもなく、司法修習生時代の成績も良くなく・・・
しかし弁護士は弁護士だ。
今回の勝訴を足掛かりに一発逆転の弁護士人生を送ろうとするテヨンだが、「力のない者を応援してくれる人権弁護士」という世間の作ったイメージで大きな案件を手に入れることは出来ず。事務所の前に列をなすのはお金のない依頼者ばかりだ。
依頼人もそうだが、自分に注目してくれるマスコミもなぜか今一つさえない記者のみ。
期待した程の成果が得られずがっかりした彼の前にやって来たのは、ピンク色の風呂敷に事件の資料を抱えた3人の若者。
名前も書けない2人と気弱そうな1人は、証拠があるにも関わらず取り合ってもらえず、検察の作った台本通りに有罪にされてしまうという、テヨンの弁護士魂に火をつける事件だ。
テヨンの元を訪れた冴えない記者のサムス。
彼もテヨンと同様国内トップのS大出身でもなく名もない地方のS大出身。
しかし、記事を書かせれば一流の彼は、その筆の力だけでトップ記者になり、今も父親の暴力に悩まされた海辺の街の女子学生の事件に注目するのだが・・・
お金は派閥に牛耳られているというルールから外れた二人の人生。目立たなければ芽を摘まれる事もなく一生過ごせたのかもしれないのだが、ひょんなことから権力者の目に留まり、虐げられることになってしまう二人の人生・・・・
しかし、エリート街道を歩いてこなかった二人には、叩かれるのも織り込み済みの人生のようだ。
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テヨンの方が一年先輩という設定なのだが、容貌だけではサムスの方がかなり年上に見える・・・・まぁ、ドラマ的にはそこも面白いポイントだろうか。
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