1920年の韓国、落ちぶれた名家から、ある金持ちの家に嫁いだ娘が歩んだ道を描いたドラマ。
幼くして嫁ぎ、跡継ぎを産むことを望まれるも、死産。結局その後子どもを授かることはなく、夫は愛人を作り家には殆ど戻らない。夫は更に新しい愛人を作り、自分は生活のためにコムタン屋を切り盛りするが・・・キム・ヘスが演じる女性の一生を2時間余り、約70年の時の流れを見せるのだが、暢気に観始めたので途中非常にどっしりした気持ちになる。
娘をキム・ヘス、夫をリュウ・シウォンが演じているのだが、キム・ヘスの若くてどこか腰の据わった凛とした感じも、リュウ・シウォンのどこまでも世間知らずのお坊ちゃまな感じも非常にいい。
リュウ・シウォン演じる夫は、愛人を作り、家にも戻らず、父親の財産で事業を始めるも失敗し、更に何十年も経ってから離婚を切り出すような駄目男の典型ともいえる男だ。若い時は「健康な若い男が愛人の一人や二人いても当然」と言い、「愛人の子どもにいい教育を受けさせたいから」と生活に困窮する妻に1銭も渡さないような夫なのだが、リュウ・シウォンが非常にすっと演じているのに驚いてしまった。自然に演じているといったら語弊があるだろうか。いや彼の余りにも自然な演技のせいで、なんとかこの重いドラマを2時間見ることが出来た。
今より10年近くも前のドラマなのに、非常に落ち着いた演技でびっくりしてしまった。さすがプリンスと言われるだけのことはあるなと、改めて感心する。
(チョン・ウソン は前半、そして後半とほんの僅かの出演のみだが、印象的な役であることは確か。)
幼くして嫁ぎ、跡継ぎを産むことを望まれるも、死産。結局その後子どもを授かることはなく、夫は愛人を作り家には殆ど戻らない。夫は更に新しい愛人を作り、自分は生活のためにコムタン屋を切り盛りするが・・・キム・ヘスが演じる女性の一生を2時間余り、約70年の時の流れを見せるのだが、暢気に観始めたので途中非常にどっしりした気持ちになる。
娘をキム・ヘス、夫をリュウ・シウォンが演じているのだが、キム・ヘスの若くてどこか腰の据わった凛とした感じも、リュウ・シウォンのどこまでも世間知らずのお坊ちゃまな感じも非常にいい。
リュウ・シウォン演じる夫は、愛人を作り、家にも戻らず、父親の財産で事業を始めるも失敗し、更に何十年も経ってから離婚を切り出すような駄目男の典型ともいえる男だ。若い時は「健康な若い男が愛人の一人や二人いても当然」と言い、「愛人の子どもにいい教育を受けさせたいから」と生活に困窮する妻に1銭も渡さないような夫なのだが、リュウ・シウォンが非常にすっと演じているのに驚いてしまった。自然に演じているといったら語弊があるだろうか。いや彼の余りにも自然な演技のせいで、なんとかこの重いドラマを2時間見ることが出来た。
今より10年近くも前のドラマなのに、非常に落ち着いた演技でびっくりしてしまった。さすがプリンスと言われるだけのことはあるなと、改めて感心する。
(チョン・ウソン は前半、そして後半とほんの僅かの出演のみだが、印象的な役であることは確か。)
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