私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

リチャード・ジュエル

2020-01-26 18:16:19 | 映画鑑賞

オリンピックで沸き立つアトランタで起こったイベント会場での爆弾事件。

自分の仕事に誇りを持つ警備員は、爆発物をイベント会場で見つけ、一躍時の人となる。

ただ時にその思いの強さが時に他人に理解されにくい男性が、犯人特定に焦るFBI内部からの情報漏れとそれをキャッチしたマスコミのリークにより男性が容疑者になるのに、いくらも時間はかからないのだ。

捜査に想像力は必要かもしれない。データや経験も必要かもしれない。ただ、裏付けの無い思い込みだけの捜査は、あまりにも簡単にごくごく普通の人間を犯人に仕立て上げる。

「なぜ怒らない?なぜ感情を出さない?なぜ必要以上に警察やFBIに敬意を払うんだ?」という弁護士からの問いかけに、初めて感情を高ぶらせる男性の姿。。。。

警官になることを夢見ていた男性が捜査を行う警察はFBIに敬意を払うのは当然だ。ただ、そんな自分が信じていた人々から裏切られ、警備員が次第に追い詰められていく様子を見るのは胸が痛い。

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息子を信じる母はキャシー・ベイツ。彼を信じる弁護士は、サム・ロックウェル。