私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

愛の不時着 第7,8話

2020-01-14 21:23:56 | 愛の不時着 韓国ドラマ

銃口を向けられたセリを庇い背中に傷を負うジョンヒョク。彼を見捨てることなど出来ず、負傷したジョンヒョク部隊のメンバーからキーを奪って近隣の病院へ向かうセリ。出血が激しいジョンヒョクのために同じO型のセリは自分の血を輸血することにし(どうやら病院に保存した血液がない場合は自分で輸血してくれる人を探す必要がある様子・・・)全身麻酔で手術室に入った彼を一人待つのだ。目覚めたジョンヒョクは「皆がどれだけ苦労して君を国外脱出させようとしたと思っているんだ」と声を荒げえるものの、本心でない事はお互い分かっている。ジョンヒョクは彼女が手術前も手術後も涙を流していたことを知り、セリはジョンヒョクがパスポート取得用に撮影した彼女の写真をこっそりと持っている事を知るのだ。

空港に向かうセリに銃口を向けたのは、ジョンヒョクの存在を快く思わないチョではなく、スンジュンから彼女が国外に出ないように妨害してほしいと依頼を受けた男たちだった。ただ、海外の逃亡者を匿う事を生業にしている彼らは「殺しても問題ないと思っていた」と判断していたらしい。ソリを探す手がかりを失い焦ったスンジュンだが、「父親に自分が生きていることを知らせて欲しい」とスンジュンに頼んでいたセリは、自らスンジュンに連絡するのだ。セリが帰国してしまえば自分の命が危なくなるスンジュンは、「君が生きていることは皆喜んでいる」と嘘をつき、ジョンヒョクが入院している病院を突き止めたチョから逃れようとするセリを自分の車で救出し、彼女を自分の隠れ家に連れて行くのだ。

「急に病院からいなくなった自分を心配しているに違いない」とジョンヒョクと連絡を取りたがるセリに「君と一緒にいることは彼からしたらとていも危険な事だ。僕と一緒にいる方が安全だよ。」と、破綻した政略結婚の後に北朝鮮で偶然再会することになったセリに優しい言葉をかけるスンジュン・・・・

病院の防犯カメラからセリがスンジュンと一緒に逃げたことを知るジョンヒョクだが、結婚を急ごうとするジョンヒョクの婚約者は上海からこっそりと持ち込まれたウェディング雑誌の記事から、彼女が韓国からやって来た事を知ってしまうのだ。(セリを心配するジョンヒョクだが、彼を危険視するチョの執拗な追及もあり、いくら父親が政治局長とはいえ、彼自身も決して安全ではないのだ・・・)

風光明媚なスイスの湖畔でセリとジョンヒョクがすれ違っていたエピソードが少しずつ盛り込まれながらも、二人はどんどん追いつめられていくのだ。

病院からセリが居なくなっていることを知り彼女を探そうとするジョンヒョクは、病院の保安システムをチェック。彼が政治局長の息子と知った院長の忖度により救急車を借り、招待所があるらしい場所に車を走らせるものの、訳ありの人間を匿う場所故簡単にたどり着くことは出来ない。
何も知らないセリは、迎えに来てくれたスンジュンが韓国の家族に自分の安全を伝えていると信じるも、安全に帰れる方法は、イギリス国籍を持っている僕と結婚し、僕の配偶者として出国するのが一番安全だといい、準備してあった婚姻届け、更には指輪までも彼女に差し出す彼の態度に不安を感じるのだ。

データが復旧した携帯にスンジュンから「セリと一緒にいるから心配せずとも大丈夫」という挑発的な電話を受け、彼女を救出せねばと再び車を走らせるジョンヒョク。
傷も癒えないまま、雪の中、「僕が迎えにくるのを待っていると思ったから」と自分を探しに来たジュンヒョクを見て涙を流すセリ。

しかし、自分と一緒にいれば今回のようにジョンヒョクの身が危険にさらされること知ったセリに出来ることは彼をそのまま帰すことだけだ。しかし彼を見捨てることなど出来ないセリは、招待所の車を持ち出して、ジョンヒョクを自宅に送り届けようとする。しかし大雪、更にはガソリンもなくなり近所の学校で一夜を明かす二人。
結局彼の具合がよくなるまでと再びジュンヒョクの家に戻ったセリは、スンジュンから貰った指輪を質に入れ、近所の婦人会メンバーにプレゼントを贈り、自分は質屋にあったブランド時計をジョンヒョクへのプレゼントとして家に持ち帰る。しかし初めての楽しいクリスマスを過ごそうとしていた彼女は二人組の男に拉致され「これが最後の挨拶」とジョンヒョクに電話をすることになってしまう。・・・ つまり二人の危機一髪はまだまだ続く・・・

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二人組の男は、ジョンヒョクの婚約者であるダンが通報したことによるものなのか、それとも政治局長の弱みを売ることで自分を登用して貰おうとしているチャが計画したことなのか、セリがジョンヒョクの元にいることを知ったスンジュンが送った者達なのか・・・

ピアノコンクールの賞金でジョンヒョクが兄に送ったブランド品の時計。殺害に関与した盗聴部員の手によって質入れされた時計は、セリの手に渡ることになったものの、セリが拘束されてしまったのだ。ジョンヒョクの手に戻るにはまだ幾多の困難があると予想され・・・

そして、韓国ではセリの部下と保険会社の社員が発見したセリの音声は彼女の声と認識されずに、死亡が確定。しかし、セリからパワハラまがいの対応をされていた部下は彼女の声を聞けば蕁麻疹が出るようになっているのだ。蕁麻疹こそ彼女が生きている証拠とは・・・