会社帰りにドラックストアに立ち寄る。マスク売り場に残っていたのは、ピンク色をしたレディース用で、更に小さめサイズのもののみ。
お一人様2つまでという小さい張り紙がしてあった。とりあえず1つ購入・・
追記:
この時マスクを購入したのは、勤務先で「中国の現地法人でマスクを入手するのが難しいので、皆手分けしてマスクを購入して中国の現地法人に送ろう」という事になったからだった。この時点で会社近辺のドラックストアでは殆ど手に入らず、皆自宅そばで購入して会社に持ち寄ったりしてすぐに中国に送ったのだった。
大変だったのはこの後だった。私は自分用にストックしていたマスクは本当に1枚もなく、職場でもマスク必須という事ではなかったので、一番最初の緊急事態宣言(2020年4月7日)が出る2020年の4月直前までマスク無しで過ごしていた。
本当に手元に一枚もないのだから仕方なかった・・・ちなみに2020年の3月頃の電車の中でもマスクの使用率は6割程度だったと思う。自分がマスクをしていなかった事もあり、「私と同じようにマスクをしていない人はどれ位いるだろうか?」と敏感になってカウントしたりしていたのだ。
そんな3月中旬、花粉症の薬を貰うために通院した際に「マスクが手元にないので仕方ない」と先生に話したのだが、「自分が感染しないようにではなく、人に感染させないためにマスクを着ける必要があるから、マスクがないなら、バンダナを口に巻いて通勤するように」とアドバイスされた。(いくら私が変わり者でも、会社に行く際にバンダナを口に巻いて出勤することは出来なかった・・・)確かにこの頃は、職場でマスク必須という人達は不織布のマスクを洗ったり、マスクの中にガーゼを当てて何日も使用できるようにしたりしていると話していた。手作りマスクの作り方がネット上で話題になり始めたのもこの頃だったと思う。
一番最初の緊急事態宣言が発令された時には、会社が一括購入し社員全員にマスクを配布してくれたので、それを外出の際には使い、自宅そばのスーパーに行く際には、近所で購入した柄物の布マスクを使っていた。
中国からマスク外交の第一便として水色のマスクが送られてきたのは、GWウィークの少し前だった。