BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

怪獣8号 第7話 『怪獣9号』 感想: 相変わらず『進撃の巨人』をなぞった展開で微妙。。。サプライズが欲しいぞ!

2024-05-26 17:28:34 | 怪獣8号
カフカとは異なる別のヒトガタ怪獣である怪獣9号が姿を現し、レノと伊春を襲う流れ。

当然、レノたちの力だけで撃退できるはずもなく、カフカが変身した怪獣8号が、レノの絶体絶命のピンチに駆けつけ、9号を圧倒し、あと一歩でトドメを刺せるというところまで行きながら、そこで防衛隊に発見され、駆除対象の怪獣と認定され攻撃を受け、ついには、近接戦を得意とする保科副隊長の斬撃を食わされ、今度は8号/カフカが討伐されそうになる、当然、その間に9 号は脱出してしまう。

・・・という具合に、正直、あまりにも流れがテンプレ通りで、ちょっと困った。

強いて言えば、レノの踏ん張りが予想していた以上に長くて、これは伊春の言う通り、レノのポテンシャルを示すための奮戦だったのだと思うのだけど、でも、どう考えても、本命が8号と9号の怪獣どうしのタイマンであることを思うと、さすがに引き伸ばしすぎ。

今回の引きを、保科に追い詰められるカフカ/8号で終える、というところから逆算しての尺の配分だと思うのだけど、それにしてもね。

それくらいなら、カフカがレノの居場所を探査するあたりにもう少し時間を咲けばいいのにな、と思ったかな。

いや、だって、あまりにカフカが考えなしだから、30歳過ぎてるのに。

8号に変身すれば、同類の9号の居場所を感知できて、その結果、レノを救い出せる、というのは、まぁ、そうかも知れないけれど、それだけで済ますかな?

テンプレの流れなだけに、要所要所でちょっとはひねりが欲しかったのだけど、それにはカフカの脳力wが不足している、ということなんだろうな。

なんだったら、そのあたりの知恵は首席卒業のキコルが示してくれたら納得街行ったのだろうけど。

なんていうか、レノとキコルは、『進撃の巨人』におけるアルミンとミカサに相当するのだろうけど、どうもその役割分担が明確になっていないため、誰がカフカを御するう司令塔なのか、はっきりしないのがいけないのだろうな。

そういう意味では、キコルが普通すぎて。

カフカにある意味心酔しているという意味では、レノのほうがミカサ7日もしれないけれど、そうなると、キコルがたたの凄い戦闘要員で終わってしまう。

なんか難しいね。

とにかく、設定としても物語の構成としても、『進撃』の二番煎じであることは明白なのだから、『進撃』とは異なる流れを見せてほしいのだけど。

あー、そういう意味では、血筋として近接戦に強い双剣使いってことで言えば、保科は完全にリヴァイ兵長だよね。

うーん。

もうちょっと面白くならないのかな、これ?

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