某鉢作家さんからの預かりです。
親木は紺中通しがバッチリ。
この調子で同芸の仔を増やしていきたいものですが
今のところ2本の仔はどちらも派手です。
増やせば1本もらえる手筈ですが先は遠そうです。
某鉢作家さんからの預かりです。
たくさん増やしてくれたら1本頂けるとのこと。
でもね、廃業した美咲園さんが数十年かけて数本増やしたのみの木が
ここで急に増えるわけはなさそうです。
しかし今でこそ豆葉の覆輪はいろいろ出ておりますが
艶の良い濃紺の葉に白覆輪はまだ輝いています。
玉虫という名が忘れられたり他の木に付けられたらややこしくなりますので
時折様子を紹介していきたいと思っています。
一寸法師
2024年07月21日 | 虎
あれから なんと16年。
別名南国です。
附け(離層)が無いため下葉が枯れても落ちずにそのままです。
みすぼらしいという前にこのままでは枯れそうですので植え替えました。
外れた仔は下の方にくっつけましたが
そういえば以前の画像の木は痺れるほど良かったです。
1本ずつにして作をかけた方が良かったかも。
あれから 1か月ちょっと。
今年は少し環境を変えて紫外線の降り注ぐ棚に置いてみましたが
何やら急に柄が色めいてきました。
昔 のような柄は久しく見ることがなかったのですが
しばらくぶりで秋ぐらいまでにそんな柄が見られそうです。
そういえば根も久々にルビー根らしいルビー根。
根先が鉢の淵に届く頃には2回目の植え替えでしょう。
でも数年前から植え替えてないのがまだたくさんあったりします。
あれから5年。
建国殿の紺覆輪が無くなり全斑となったものです。
5年でこれだけ増えるとなると
紺覆輪はお飾りに過ぎないことがよくわかります。
でも飾りがないと味気ないことも確かです。
柄は羆覆輪から変わった新月殿によく似ていますが
こちらは泥根を出さずルビー根のみで、しかもよく伸びます。
今のところおとなしい柄なのですがこれに黄縞や白縞などが出てくれるなど
もうひとひねりあれば素晴らしい品種になってくれることでしょう。