あれから1作半。
派手な仔を外し素立ちにしていましたらまた1本仔が出てきました。
ベースが冴えたり沈んだりする黄柄に紺縞だったのですが
最近、その紺縞が真ん中に寄り大覆輪になってきました。
いわゆる泥根建国ですから人気からは外れていますが
大覆輪で固定するなら話は別。
コレクションの一つとしてあっても邪魔にはならない木ではあります。
あれから1年。
そろそろ柄が冴えだそうかという建国殿ですが
残暑が厳しいせいかまだこんなものです。
まだ小さな木でありながら花芽がたくさん付きパイナップル芽の威力は激減。
早くも空き家が無くなりました。
下葉の上に付いたアタリがどうかといった感じです。
まあ、ルビー根もたくさん出ましたからとりあえず性は良さそう。
上から柄の様子を撮ったらカイガラムシを1個発見。
早速取り除きました。
ほとんど出し入れがないため殺虫、殺菌剤を振ることはなく
木酢と風通しだけで病虫害を防いでいるような状態ですが
たまにこんな風に付くこともあります。
よく見て取れば済むことですが・・・。
あれから2ヶ月弱。
暑くなってから1番元気なようですくすくと育っています。
春先、下葉を落としたショックはもう忘れてしまいました。
勢い良く伸びているせいか天葉は柄に緑を含んでいて
伸びるに従いそれが晴れて極黄に冴え渡ります。
3本の仔も完全無欠の紺覆輪極黄中透け。
昔は青の仔が出たりしましたが、最近はもしかして飼い主に似て性格が良くなってきたのかも。
でも更なる完全無欠を証明する為には仔から出る仔も完全柄でなければなりません。
それを見るのは来年以降でしょう。
柄の揃った10本立ちくらいの株を見てみたいものです。
まだ埋もれ芽があったりしますがこれが動き出すのは上の仔が独り立ちしてから。
真鶴のような瞬間芸ではなく、固定した紺覆輪黄中透けは本種と羆ぐらいのものですから
再評価されるよう姿の良い株立ちに仕上げたいと思っています。
8月も終わろうとしています。
今月、雨が降ったのはお盆の頃1回だけ。
好天、高温の日々が続いています。
棚は日が強いながらも通風、鉢、水やりで
気温40℃超えでも風蘭が耐えられるようにはしています。
しかし、ここまで高温が続くのは想定外。
全体的になんとなく紺地が飛んで葉色が薄くなっています。
でも、もう少しの辛抱。
涼しくなればまた緑濃くなってくれるでしょう。
・・・ならなかったりして~
今月、雨が降ったのはお盆の頃1回だけ。
好天、高温の日々が続いています。
棚は日が強いながらも通風、鉢、水やりで
気温40℃超えでも風蘭が耐えられるようにはしています。
しかし、ここまで高温が続くのは想定外。
全体的になんとなく紺地が飛んで葉色が薄くなっています。
でも、もう少しの辛抱。
涼しくなればまた緑濃くなってくれるでしょう。
・・・ならなかったりして~
あれから3ヶ月。
この木も紺地が飛んでいるのかなと昨年の今頃と比べてみたら大して変わりなし。
まずは一安心です。
天葉は勢い良く伸びていますし、下葉が落ちる気配もありません。
その木勢の良さが幸いしてか待ちに待った仔が~
ようやく動き出してきました。
鉄板系なので柄はもちろん紺覆輪中透けがバッチリ。
毎日、水をやった甲斐がありました。
たぶん、水道料金の請求書を見たらビックリするでしょうが
この仔だけでお釣が来ますから~
その他の仔はそろそろお年頃なのですがまだ朗報はありません。
でも、とりあえず1本でも出てくれれば御の字です。
あれから2ヶ月とちょっと。
親木は柄、生育共に順調です。
しかし仔は少しずつ大きくなってはいますが問題は柄。
まあ、今年は外れくじを引いたと言うことで・・・。
また来年以降がんばります。
暑いと言っても今頃はさすがに布団を被って寝る季節ですが
今年はこちらもちょっと変。
まだまだ寝苦しい夜が続きそうです。
今年はこちらもちょっと変。
まだまだ寝苦しい夜が続きそうです。
長門丸はあれから3週間。
花茎が1本だけ伸びて他は動かなかったのですが
この暑さのせいなのかフリーズしていた花芽がまた伸び出しました。
仔芽になってくれればとちょっと期待したのですが
こまめさんのように仔を出す技術は持ち合わせていないようで・・・。
これもまた蕾のままで終わってしまうのでしょう。
花が咲かずに枯れ落ちるとは私めの人生とオーバーラップするようで身に詰まされますが
花芽は毎年付きますから、いつかは満開に咲かせて見たいものです。
あれから9ヶ月。
今年は更に上のほうから根が出て力を蓄えています。
その力が小さな仔に一点集中。
わずかな月日でこんな風に様変わりしています。
萩宝扇の大株立ちを短時間で仕立てるにはこれしかない感じ。
親木に付けたままにしておけば仔に仔を生じて4,5年で10本立ち位にはなるかも。
なんか反則技っぽい感じで申し訳ない限りですが
長年素立ちで耐えてきたご褒美ということで・・・。
あれから2年弱。
外せる仔は全部外されましたがまだ2本付いています。
親木は相変わらずの超地味柄、でも仔の柄はなかなか良さげです。
親木の葉は思い切り短く葉先丸くなっていますので、仔出しもこれまででしょう。
でも、ここから姿作りをしてもあんまり見栄えはしないかも?
一方、この親木から外した仔は親仔共々上柄の揃い踏み~。
片側からの仔で美術株にはなりませんから鉢数増やし要員ではありますが・・・。
また、この木も上の親木からの割り仔で上柄が揃っています。
これも姿はイマイチですから鉢数増やし要員。
しかし、いくら安くなったとはいえこれだけ増やせば損はしないと思います。
日本の富貴蘭の銘品も大切にしなくては。
以上、大江丸縞特集でした~。
当然、5年も経過すれば何鉢かになっていますが
こちらは親仔2本が派手目最上、その他はコートメ柄の株です。
こちらは親木がコートメで仔はまずまずの柄。
そしてこちらは親木まずまず、仔の源平柄が目を引きますです。
こんな風に小型のまんまでなかなか大きくなりませんが
仔出しが止んで葉が積み上がると世間並みの大きさになるのでしょうか。
とりあえず現状は良く増え、姿もかわいらしくてお気に入りです。
あれから1年と5ヶ月。
下のほうの画像の木です。
ご希望通り、大洞丸になってあげたよ~ということなのでしょうが
それにしてはちょっと柄が派手過ぎです。
まだ下葉に紺地が多く残り、根もたくさんある勢いの良い木ですから
その勢いが失せる前に天葉に多くの紺地が戻って欲しいものです。
半柄はいずれ覆輪になるとセールストークでは良く使われますが
実際はそんなにうまくはいかないものです。
これはたまたま派手ながら覆輪になってくれましたので
注意深く見守って行きたいと思っています。
先日、木炭の粉、粉炭を買ってみました。
木炭を切った後の切りくずでしょうから
粉といってもパウダー状のものだけが入っているわけではなく、大きさはマチマチ。
これをそのまま畑に撒いても石ころのようなゴロゴロしたものが残りますし
鉢植えの用土に混ぜるには粉が多過ぎます。
そこで篩いに掛けることにしました。
木炭を切った後の切りくずでしょうから
粉といってもパウダー状のものだけが入っているわけではなく、大きさはマチマチ。
これをそのまま畑に撒いても石ころのようなゴロゴロしたものが残りますし
鉢植えの用土に混ぜるには粉が多過ぎます。
そこで篩いに掛けることにしました。
文字通りの粉炭は早春、畑に撒くと雪が早く消えますし
小粒と中粒は山野草や植木の用土に2割ほど混ぜ込めばなかなか良い成育をしてくれます。
今は春蘭、寒蘭などは育てていませんがそれに使うのも良さそうですね。
そして大粒は七輪で焼き物をする際、使うのにちょうど良い大きさ。
それぞれ捨てる所が無く重宝しますが、そのための選別が大変。
二枚重ねのマスクがこんな風になりました。
しかも外は35℃の炎天下。
3時間で3kg体重が減っていました。
服も真っ黒になりますのでやりだしたら最後までやらざるを得ませんから
やるにはそれ相当な覚悟が必要です。
それにしても年を重ねるごとに肉体労働がきつくなっています~
まだ続く大江丸縞特集。
しばらく飽きずにお付き合いください。
でも今の所売り物はありませんので
ご希望でしたらちゃんとした専門店さんへ電話でご注文くださいね~。
しばらく飽きずにお付き合いください。
でも今の所売り物はありませんので
ご希望でしたらちゃんとした専門店さんへ電話でご注文くださいね~。
これもあれから8ヶ月。
下の画像の木です。
しっかりした葉が出て貧相さが影を潜めました。
柄はなんとなく帝芸も混えているような感じ。
葉が積み上がると柄良く見栄えのする木になりそうです。
大江丸縞は作で姿が極端に変わる所が面白く
結構好きな品種です。
それで棚にあるのに買ってみたりしているのですが
これが底値だろうと思ってもその後また安くなりといった具合です。
これでおまんま食べている人は大変でしょうが
こっちは別に売らなくても何とか食べていけますから
相場は気にせず好きなものを育てるのが一番です。
結構好きな品種です。
それで棚にあるのに買ってみたりしているのですが
これが底値だろうと思ってもその後また安くなりといった具合です。
これでおまんま食べている人は大変でしょうが
こっちは別に売らなくても何とか食べていけますから
相場は気にせず好きなものを育てるのが一番です。
この木はあれから8ヶ月。
まだ入れたばかりで棚合わせの段階ですから葉繰りは1枚でした。
それでもだいぶボリュームはアップしています。
新仔もぽちぽち出ていますがこの状態での仔出しは抜群ですから
更に仔が出ることを期待しています。
棚が合って葉幅引くまでが勝負です。
あれから半年。
もうお盆は過ぎたというのに相変わらず暑い日が続いています。
それに引き換え今年の風蘭はなかなか元気。
これもミズゴケ植えに戻されて木勢が増したようです。
秋根も動き出してきました。
帝芸+縞ということで特に軸元に入る斑縞がすこぶる綺麗です。
それに葉重ねの多い木ですからボリュームも満点。
ただし仔出しがちょっと・・・。
こんな風に葉先が丸くなって葉幅を引いた木からは
なかなか子が出なくなってしまいます。
ハデ仔を取り去ってその後ようやく花芽位置から出た仔は
何やら柄がありません。
世話の焼ける木ではあります。
あれから11ヶ月。
4枚の葉繰りでした。
姿が面白くて好きな蘭ですが普通のヤツはビロ~ンと伸びた姿で
どうも風蘭棚では違和感があります。
そんな思いが通じるのか以前持っていた素芯などはいつしか枯れていきました。
でも、この木は変に目立たず風蘭棚にすっかり馴染んでいます。
気に入って育てていればコイツもその気になるというもの。
天葉がちょっと長くなりなした。
これで親木サイズだと思いますので来年は花が来るかも。
花が咲いたらセルフして実生で増やすのも面白そうです。
って、何方かやっているかもしれませんが。