あれから3年4ヵ月。
4作ぐらいの時間経過があっても当時の面影は残しているようです。
入手時の真ん丸な葉は影をひそめてしまいましたが
今度は株全体のフォルムがまん丸くなってきました。
根が丈夫で植え替え無精でも根腐れしないので下葉が落ちず
矮性気味の姿と相まってぎゅっと塊り感が醸し出されるようです。
入手してから15年ほど経過しても一鉢のままですが
隣の鉢に迷惑を掛けないほどの大きさながら存在感は増してきました。
あれから4ヶ月。
やはり冬眠中とは違って艶やかな葉です。
根がたくさん出て花茎も伸びだしてきました。
ところで今回の主題はその根。
何~この気色悪い根は~~
まるでイモムシみたい~~とか言われそう。
今年はまだ1度も肥料や活力剤をやってないのは
ミズゴケの汚れ具合を見てもわかると思います。
それでは原因はなんだろうかと考えてみましたが、
思い当たることといえば一つ。
ピートモスの酸性を中和させるために混ぜ込んだカキガラ石灰かなと思い至りました。
ものの本によればカルシウムは植物の細胞壁を丈夫にするとか。
その影響が一番細胞分裂の活発な根に現れたのかもしれません。
昼と夜では成長速度も違いますし。
そんな風に気が付いて他の鉢を見てみると
ここまでじゃないけれどこんな感じになっているのがそこここにありました。
見た目はあまり良くないけれど太く短めで次の植え替えがやりやすそうですし
ボコボコで表面積が広い分、水や肥料の吸収も良いのかなと思っています。
また、これは青物で元々丈夫ですから何も感じませんが
細胞壁を丈夫にするということで葉の弱い品種の葉持ちが良くなったら
とんだ怪我の功名で嬉しいことではあります。
あっという間に2月になってしまいました。
今日は良い天気。
思わず水をあげたくなってしまいますが先を考えるともう少しの辛抱です。
それにしても今年はいつもより雪が少なく運動不足気味です。
昨年12月早々から積もりましたので覚悟していたのですが・・・。
それでも降らないに越したことはなくこのままのペースで春を迎えられたら御の字です。
少し前の話になってしまいますが1月下旬、富貴蘭讃歌さんちのお棚を拝見し
その後、楽しい楽しい新年会でした。
蘭国さんに詳しく紹介していただいております。
それにしても讃歌さんのお棚は圧倒的。
綺麗に植え替えられた銘品の数々の前で何やら呆然と立ち尽くしていますね。
東京でも数百鉢育てているとのことでこれですべてじゃないところがすごいです。
ところで讃歌さんちに行く前に集合場所となった実幸園さん。
おいしいコーヒーをご馳走になりながらの四方山話で
お客さんから注文があったけどそれが探しようのない昔の品種とのこと。
で、こちらにある円宰、松風、翠海などを送ることにしました。
円宰は後で買ったのがもう一鉢あったはずと安受け合いしましたが
見比べてみるとどうも姿が違うようです。
長い間、人の手から手へ渡る間にラベルを差し間違えることもあるのでしょう。
今日は良い天気。
思わず水をあげたくなってしまいますが先を考えるともう少しの辛抱です。
それにしても今年はいつもより雪が少なく運動不足気味です。
昨年12月早々から積もりましたので覚悟していたのですが・・・。
それでも降らないに越したことはなくこのままのペースで春を迎えられたら御の字です。
少し前の話になってしまいますが1月下旬、富貴蘭讃歌さんちのお棚を拝見し
その後、楽しい楽しい新年会でした。
蘭国さんに詳しく紹介していただいております。
それにしても讃歌さんのお棚は圧倒的。
綺麗に植え替えられた銘品の数々の前で何やら呆然と立ち尽くしていますね。
東京でも数百鉢育てているとのことでこれですべてじゃないところがすごいです。
ところで讃歌さんちに行く前に集合場所となった実幸園さん。
おいしいコーヒーをご馳走になりながらの四方山話で
お客さんから注文があったけどそれが探しようのない昔の品種とのこと。
で、こちらにある円宰、松風、翠海などを送ることにしました。
円宰は後で買ったのがもう一鉢あったはずと安受け合いしましたが
見比べてみるとどうも姿が違うようです。
長い間、人の手から手へ渡る間にラベルを差し間違えることもあるのでしょう。
その円宰はあれから1年半。
結構姿は整っていますのでどの仔を外そうか迷いました。
1本外し、ついでに植え替えた姿です。
入手した当時の丸っこい葉の面影はなくなりましたが
その代わり玉金剛をしゃきっと立ち葉にしたような姿に生まれ変わりました。
紺性も有ってなんとなく素性の良さが窺えちょっと気になる品種ではあります。
あれから1年10ヶ月。
何のお構いもしていませんでしたので根があちこちから飛び出しています。
そこで鑑賞上いかがなものかと思い植え替えることに・・・。
根痛みがなかったので植え替えは超楽チン。
飛び出した根を株の中に収め
今回は気分を変えてミズゴケで巻いてみました。
葉姿は玉金剛以上舞鶴未満といったところですがなかなか雰囲気は持っています。
いろいろな豆葉品種群の中に埋没しそうながら、かろうじて頭一つ出ている感じです。
思えば1本仔付き位で入手して10年余り。
最初に四方から仔出ししてくれたことが今の葉姿に繋がっています。
やはり美術株に仕立てるには最初が肝心なのでしょう。
あれから3年弱。
四方から仔が出て、もっと姿が良くなるかと思っていましたがそうでもありません。
でも、7本立ちが15,6本と芽数は倍以上に増えています。
大きさ的には舞鶴と玉金剛の中間型で、意外に該当する品種はありませんから
居場所を得ているといった感じです。
この植え方ですから植え替えのストレスからは。
株分けしたほうが芽数はもっと増えるのでしょうが
せっかく手間を掛けないようにしているのですから
だめになるまで(こちらが)このままで育て続けることにしましょう。
昔見た丸っこい葉とは縁が無くなったものの
昨年と同じように姿は維持できています。
もう少し葉が積み上がって長い下葉としたら
いっそう品格も上がりそう。
普通の豆葉と比べて一味半くらい違いそうな気もしますが
気のせいかな?
ころころとした真ん丸い葉が魅力の円宰ですが
一部の葉だけなのが残念なところ。
それでもこの頃見ていて新たな美に気付きました。
それは全葉、受け立ち葉になっていること。
豆葉でこんな葉姿はありそうでないような気がします。
これも大株にしたら独特の雰囲気になりそうで楽しみです。