富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

2019年05月29日 | 




あれから2年。
相変わらずの3本立ちです。
増えないので裾が空き、寄せ植え風になってしまいました。







それでも久々に仔が付きましたから全然増えないわけでもなさそう。









日は強めの所に置いているものの蘭舎内ですから柄の冴えはこの程度です。
しかしこの品種の潜在能力はこんなものではありません。
秋までにはキンキラキンに輝く柄を堪能してみたいものです。

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紫水晶

2019年05月28日 | 紫水晶






あれから1年。
1作で2枚の葉繰りですからようやく順風の波に乗った気がします。
葉丈も親木と遜色なくなりこれからは作上がりするばかりです。
それでもまだ芯痛の親から養分をもらっている幼木ですから
墨や紅隈が際立つような環境に置くのはしばらくお預けでしょう。






この仔は派手な葉が3枚続きましたのでやっと抜く決心がつきました。
出るアタリに期待ですが2チャンスぐらいはありそう。
果たしてこれが功を奏するのかそれとも失敗に終わるのか
ダメ元ですから気は楽ですが結構結果が待ち遠しかったりします。


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満月

2019年05月27日 | 覆輪




あれから1年と5ヶ月。
新たな仔こそ出ませんでしたがそれぞれが葉を重ねボリュームは出てきました。
ただ、株のバランスが悪く2本仔付きの大仔はいかにも外し頃。
そこでとりあえず植え替えてみることにしました。









どうしようかと迷いましたが外した仔を反対側にくっつけたら
妙にしっくりとした株立ちに。

寄せ植えは内緒にしてこのまま育ててみようと思っています。

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御旗

2019年05月26日 | 御旗


あれから2年半。
かなり株がばらけてきましたし新根が鉢の縁まで達しましたので
収拾が付かなくなる前に植え替えることに。









株分けして再スタートしようかとも思いましたが
鉢数増やす優先順位もありますので思い止まりました。
串打ちして整形しましたのでちょっとはすっきりしたかも。







こちらは縞から変わったばかりの木ですから







ハデ仔が盛りだくさん。
姿も更にばらけています。









派手仔を剪定して串打ち。
周りの木に迷惑が掛からない程度にはなりました。

それにしてもこんな株立ちになっても次から次へ良く仔が出てくるものです。
でも縞から変わった深覆輪は冬作で失敗しがち。
天恵覆輪感覚で扱ったら痛い目に会っちゃいます。

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黒牡丹縞

2019年05月25日 | 黒牡丹






あれから7ヵ月。
それにしても素晴らしい柄です。











富嶽のようなと言えば今でこそ印象良くないのですが
散り斑混りの千筋柄はお見事。











こんな柄ですと仔も親と同芸以上で出てきますから
安心して育てることが出来るというものです。

あと3作ぐらいしてカルキか消毒痕の残る下葉が入れ替われば
小株の部でイイ線行きそう・・・かも。

コメント (2)
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豆葉縞

2019年05月24日 | 縞物


あれから1ヶ月。
この抜けの一群からたった1本出た柄の仔は







次の天葉が顔を覗かせていました。







うむうむ、これは結構期待できそう。

豆葉の縞にはどうも興味が湧かないので買うこともなく
お陰で損も得もしなかったのですが
頂き物の中から出たこんな仔なら話は別です。

くじなんか当たったことはほぼありませんが
その運が風蘭に一点集中しているのかも。
この先を楽しみに見守りたいと思います。

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龍水山

2019年05月23日 | 龍水山






あれから1ヶ月半。
ご機嫌を取るためにいろいろ世話を焼いていますが
親木はようやく次の天葉が顔を出したところです。
成長が遅くなかなか一筋縄では行きません。











それに引き換え仔の方は騙しが効いたのかギュイ~ンと成長中。
こっちに栄養を取られているのかも。

全体的に葉数、根数の多い株になってくれれば
割と強健に育ってくれそうな気もするのですが
それまでじっと辛抱するしか手はないとしたものです。







フリーズ気味のこの仔に活が入ってくれれば先々大助かりの予感がします。
秋までにどうなっていることか興味は尽きません。

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黄金虫

2019年05月22日 | 黄金虫




あれから2ヵ月弱。
葉繰りは1枚でまずまずです。







そして仔が1個。
上の方からの仔ですから成長は早いかもと期待しています。
この品種は根の少ないのが特徴ともなっていますが
新しいミズゴケを新根に当てて更なるパワーアップを目指します。







毎年のことですが日差しが強くなるに従い徐々に葉がアントシアニンで染まってきました。
柄のない青物ではありますが季節の推移が感じられるこんなことも
隠れた人気の原動力になっているのでしょう。









こちらは半枚の葉繰り。
脛齧りが多くて大変そうです。


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月笙

2019年05月21日 | 黒牡丹




あれから10ヵ月。
近頃、木勢が付いてきたのかイイ感じです。







ベタッとした紅墨が入るせいか姿はずんぐりむっくり。
親木は紅墨側へ引っ張られて育ちます。







仔は両側に紅墨。
まともな姿です。







この仔も真っ赤になって出てくるのでしょうか。











もう1本付いていた仔は外しましたが
それはこちらへ仲間入りです。
まだ病み上がりで木勢はイマイチですが
墨が無いのでいつかは大きく育ってくれそう。
それに月笙出ですから黄縞なんかも出てくれたら楽しいでしょうね。

でも墨芸の無い木と比べてどちらが魅力的かは自分的には一目瞭然。
それでも芸の無い大きくなる木が人気なのは作のリスク回避の意味合いもあったりするのでしょう。
それも頷けるところでその間はあまり所望されない癖の強い木をゆっくり味わえますから
返って好都合ではあります。







肝心の月笙芸の木はこれもまた木勢がイマイチ。
柄がない木でも下葉がパラパラ落ちご機嫌を取るのがなかなか大変です。

ところで今週末は全国大会。
昨年から試みられた特別企画、小株の部に注目です。
趣旨からいって会の常任のメンバーは出品を控えますので
皆様の上位入賞の確率は格段にしています。

さらに会員の人気投票で順位は決まりますがその開票は懇親会の場で行うとのこと。
1票ごとに手に汗握る面白さでさぞ盛り上がることでしょう。
出品された方はぜひ懇親会にもおいでください。

このような企画を継続していただければ小株のクオリティが上がり
それが美術株へと繋がりますし栽培意欲も増すことかと思います。
それに入賞する木を買いたいなどと業者様への注文が多くなるかもしれません。
そんなこんなで動きが活発になってくれれば願ったり叶ったりです。
実り多い大会になってくれればと期待しています。

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琥珀殿

2019年05月20日 | 覆輪




あれから1年と8ヵ月。
Mさんからお預かりした木は無事お返しして
お駄賃にこの木を頂きました。

親木は途中の葉が抜けたり千切れたりしていますが
天葉は素直に伸びてきましたし太い新根も出て調子は良さそう。







仔は無傷。
いかにも機嫌良く育ってくれそうな好ましい雰囲気です。

栽培に手を焼く品種はスリルがあって面白かったりするのですが
琥珀殿のように丈夫でよく増え綺麗な品種も存在感があって良いものです。

丹精を続け品のある株立ちに育てたいと思っています。

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羆覆輪

2019年05月19日 | 羆覆輪






あれから10ヵ月。
相変わらずの寄せ植え暮らしです。

姿が良かったり面白そうな芸をしたものもいろいろありますが
新根が伸び放題で鉢穴からも出ており
手に持つことも撮影台に置くこともできません。







持てるのはこれぐらいで我が家的には珍しくも新月殿が出ている木を選んで寄せています。







これは新月殿歴10年選手。
親木から外せば数年後には枯れるという先入観がありましたが
外して枯らした経験は数十年前の事。
今の棚環境では大丈夫かもしれません。
次の植え替え時には久々に単独植えで試してみたい気もしますが
それ以上に寄せ植えを解消し単独植えしたい木が盛りだくさん。
それをやると今の10鉢が50鉢以上になってしまいます。
スペース的に厳しいかも~。

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建国宝

2019年05月18日 | 建国宝






あれから8ヵ月。
春ですから親木の柄はまだ冴えません。
それに紫外線のない蘭舎内栽培のため根色は薄いのですが
その分すくすくと伸びています。







それに引き換え仔の柄は冴えたまま。
紺覆輪中透け状態もまだ続いています。
このままの状態で固定してくれないかななんて思ったり。











こちらも柄の冴えはこれからといったところです。
新根がたくさん出て元気そう。
と思っていましたがなんか葉に皺を引いてますね。

日照強めの所に置いていて水も辛かったようです。

いくら丈夫な建国とはいえオールルビー根系は性質も弱め。
早速置き場所を入れ替えました。

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豆ん棒

2019年05月17日 | その他




あれから3年。
ボウランの豆葉(チャボ)です。
前回の下の画像の若木がようやくここまでになりました。
軸太く葉は更に短く力感溢れる姿となっています。

仔が1本にアタリが一つ。
古木になるとほとんど新根が出てこないようですから株分けは厳禁。
仔に仔が生じたにぎやかな株立ちをぜひ見てみたいものです。







というのも前回の親木は根無しの状態で2年余り。
良く生きているものとむしろ感心してしまいます。
もちろん新根が出ませんから挿し木のようなものですが
ここまで来たらもしかしたら再生するかもとちょっぴり楽しみにしています。


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千代田獅子

2019年05月16日 | 縞物




あれから2ヵ月弱。







こうして見ると親木も天葉付近は仔の柄に影響されたのか紺覆輪、紺中通し気味。
ただ、獅子の称号を冠にしているように生長点も狂っていますから
前の葉の柄に習って天葉が出るとも限らず予断は許さないかも。











注目の仔の柄はちょっと派手目ではありますが覆輪芸は維持しているようです。
それにしてもなんか生育が遅いのかなと思っていたら
天葉2枚が同時に伸びているんですね。

浪花獅子系の成長の様子なんてまじまじと見たことはありませんでしたが
こんな常識外のことも含めて昔の人は面白いと感じたのでしょう。
葉数も増えたことですし次は大きな本葉で出てくれそう。
どんな柄で出てくるのか次の天葉を早く見たいものです。







こちらの仔は天葉で青っぽくなっちゃいました。
ちょっと期待薄かも。

早くも三光中斑の仔に数人の方の予約が入っていますが
運良く順調に増えたとしても世に出るのはたぶん10年後くらい。
気長にお待ちいただくしかありません。
しかし今の世の中の流れには全然合いませんが
本来富貴蘭ってそんなものなんです。
コメント (4)
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黒牡丹縞(A)

2019年05月15日 | 黒牡丹縞(A)






あれから2年半。
月日の経つのは早いもの。
メインの木はお嫁に行ったり派手な木は更に派手になったりしましたが
そんな中でいつしかこの木がポツンと残り光を放っていました。

下葉は派手柄だったようで落ちてしまいましたが
上の方で黒々ピカピカな葉に生まれ変わっています。
柄行きもまずまず。









葉数が少ないので根も細く、短いままで止まりそうですが
そんな中でアタリは盛りだくさん。
1本ぐらい育ってくれれば御の字かも。

ブログネタになった木は枯れないというジンクスがありますから
この木にも頑張ってもらいたいところです。

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