あれから1年と5ヵ月。
大仔は外していますが他にも№1系の青があり混じってしまいました。
兄弟木に中透け仔出たり・・・とか書いたラベルをもう一枚作っとけばと後悔。
それはともかく中透け風に出た仔はこんな感じに育っています。
普通、中透けっぽい仔が出てもそのままの柄ではなかなか大きくならないとしたものですが
やっぱり系統が物を言うのでしょうか。
そういえば親木の天葉もずいぶんよくなってきました。
ちょっと前まで各葉に細縞一本ぐらいしか見えない木だったんですが。
建国の縞No.1系ですが
以前、天葉を飛ばしてあちゃ~と思ったものです。
その後、程なくてっぺんと下から仔が出て3作。
ようやく恰好良くなりつつあります。
もちろんルビー根も出る木です。
割と上柄だった親木の柄を引き継いで上の仔はまずまずの柄。
下の仔も少な目ながら黄縞が入っています。
下の仔はまだ若木ですからこれから良くなっていくのでしょう。
そして久々のパイナップル芽。
これで柄があったら大儲けなのでしょうが
残念ながら気配のみです。
それでも葉繰りは爆速ですしこれから出てくるかもしれませんから
勢いを削がないようしばらくこのまま育てるのがベストでしょう。
と、写真を撮っているうちに鉢の汚れが気になり植え替えることに・・・。
台は古木でしたから根はたくさんありました。
これなら勢いは維持できそう。
植え替えられて綺麗になりました。
どこかでお会いする日があるのかも
あれから2ヵ月。
仔はようやくここまで成長しました。
画像では緑が多いように見えますが結構中透けしています。
というかここから先の分かれ道、系統が物を言ってくれるのです。
もう1作して葉数が多くなれば結果は出ますがとりあえず中間報告です。
果たしてこの系統からの2匹目のドジョウを得ることが出来るのか
そしてこの先、2度あることは3度あるのか楽しみにしているところです。
わずかばかりの中通し柄がある程度で仔は青。
一応、№1系ではありますが柄的には最低ランクの木です。
それでほとんど注目してなかったのですが
下のほうからひょっこり顔を覗かせた仔の柄が結構いい感じ。
以前出てくれた建国殿羆と同じパターンを踏みつつあります。
前回は嬉しさのあまり手に取って見過ぎて失敗しましたが
今回はその反省を踏まえて遠くから見守りたいと思っています。
それにしても上柄からでも柄の無い仔は出ますし
こんな場合もあったりと油断ならない建国ではあります。
お嫁に行った先で良くなってくれるのが一番うれしいのですが。
あれから1年と5ヶ月。
ようやく機嫌が直って葉繰りは年に2枚半。
しかし、さあこれからという割には花芽が2個付いちゃってますし
いきなり泥根がズドーンと出ています。
それでもこの柄ですからそれなりにルビー根も出るんですけどね。
ただ泥根が出ると木の勢いが増すことは確かにあります。
ところで建国の縞は葉の柄は良く見えなくても
軸というか付け付近にきれいに浮き上がっていることが良くあります。
実物を日にかざして見たりすると本当にきれいなのですが
写真ではなかなか良さが伝わりません。
逆光にしたりして光の加減を変えてみたのですが
それでもきれいさはイマイチ。
まさか、展示会やお店で自由に手に取るわけにもいきませんから
これはやっぱり自分の棚に置くしかありませんね。
あれから2作。
その後の生育も思わしくないのはどうしてだろうと思っていましたが
過去記事を見て納得しました。
春、蘭舎の中で生育を満喫していたところ外棚に出され
夜に冷え込んで機嫌を悪くしたと書いてあります。
どうもそんな1度の失敗が数年に渡って影響を及ぼすようです。
ある程度の温度差、乾湿差は必要ですが過ぎたるは及ばざるといったところでしょうか。
生長を始める前なら外に出しても大丈夫ですが
生長を始めてしまったら外と蘭舎内の温度差が小さくなるまで中に置いておいた方がよさそうです。
わずか数日のタイミングなのでしょうが気をつけなければと思っています。
ところで、この系統は良く株分けしますから
過去記事のあの時の木はどれだったかなと探すのも一苦労。
その点、この木は虫食い跡が良い目印になっています。
しかし、早々に下葉が落ちてしまいましたので目印ももうすぐ消えそうです。
ただ、今年は新根が結構出てくれましたから木勢復活となるのかも。
とりあえず上柄は維持できていますから来年は作のほうに期待しています。
あれから3ヶ月。
根が長く外に伸びだしていましたから植え替えることに。
根は十分すぎるほどありましたので親木から外しました。
でも手遅れだったのか親木の花癖がすでに移ってしまったようです。
こんなバリバリの若木でもしばらくは花芽ばかりかも。
外した親木はポイ・・・もとい、ちゃんと植えてあります。
でもこれからの仔出しは至難の技。
腕の鳴らしようもありませんです。
あれから8ヶ月。
当然ながらいつまで経っても虫食い跡は消えるべくもなく残ります。
これでは手にとって見る回数も少なくなりますが
仔が道連れになるのはかわいそうと株分けしました。
(とりあえず何か理由を付けるのですね)
これでもルビー根はたくさん出る系統ですから
養生させてまた見違えるようにしたいと思います。
この仔は柄少ないのですがルビー根は出ていましたからそのうち柄も出てくるでしょう。
こちらはやや貧相な姿ながら親木以上の上柄です。
パイナップル芽で出てきた仔ですからしばらくは仔出しも楽しめそう。
上柄の仔をビシバシ生んでほしいものです。
これで手にとって見る回数が増えました。
あれから5ヶ月。
元気な新根を伸ばしてきました。
昨年も確かルビー根しか出さなかったはず。
2年続けてルビー根率100パーです。
飛び切り良い柄ではありませんがどこかが違うのでしょう。
それともたまたま?
2個とも花芽だと思っていましたがここまでくれば下は仔芽と判断できます。
早めに摘んでしまわなくて良かったです。
そしてパイナップル芽で出た木ですから
花芽下にはまだアタリがたくさん残っています。
木勢と相談しつつ、順次芽吹いてくれることと思います。
親木の芯が止まったりして御難続きの木でしたが
これからは目いっぱい楽しめそうです。
あれから1作。
いやにならずに栽培していたせいか
ミノムシに齧られたストレスも無く2枚葉繰りしていました。
まあ、2枚はちょっと少なめですが
それは春先の立ち上がりに寒くしてしまったせいで
それが後々まで響くことを今年は発見しました。
来年は外棚に出すのをもう少し遅くしようと思っています。
こちらの仔は最初から柄が良かったのですが
葉淵に来ると更に濃い黄縞になるようです。
1人前になってこれから出る仔が楽しみ。
来年、割っちゃったほうが良いのか悩みどころです。
もう1本の仔は柄少なく外し頃。
やはり結局は3鉢になりそうです。
No,1系でも柄に当たり外れはありますから
なるべく鉢数多く持って楽しむに限ります。
あれから4ヶ月。
親木は寿命が近いのか葉の数がだんだん少なくなってきました。
仔に栄養を送ってくれればよいのですがそうでもなさそう。
期待のパイナップル芽で出たものの今年も花芽ばかりでがっかりです。
それでも上柄は続いていますので日の目を見ることもありそうかも。
根もたくさん出たし来年は伸び伸びと育ってくれそうです。
最終芸の中透けもきれいですが、縞は縞でまた別の魅力がある品種ではあります。
あれから1年。
そろそろ柄が冴えだそうかという建国殿ですが
残暑が厳しいせいかまだこんなものです。
まだ小さな木でありながら花芽がたくさん付きパイナップル芽の威力は激減。
早くも空き家が無くなりました。
下葉の上に付いたアタリがどうかといった感じです。
まあ、ルビー根もたくさん出ましたからとりあえず性は良さそう。
上から柄の様子を撮ったらカイガラムシを1個発見。
早速取り除きました。
ほとんど出し入れがないため殺虫、殺菌剤を振ることはなく
木酢と風通しだけで病虫害を防いでいるような状態ですが
たまにこんな風に付くこともあります。
よく見て取れば済むことですが・・・。
裏の畑の残飯置き場にタヌキの足跡らしきものがあると
ウチのおやじが言っていました。
ふ~ん、町内にもタヌキが出没するんだと思いつつ
しばらく経ったある日の真夜中。
畑で立小便をしていると、隣の屋根の下の残雪のあたりから
ザッザッといった怪しい物音。
月明かりの下、目を凝らして見ると
ネコより大きな黒い物体が2匹連れで通り過ぎていきました。
お~っ、やはりタヌキは居たんだなと翌日家族に話したら
連れ合い曰く
え~っ、タヌキって立って歩くんじゃなかったの~とかなんとか。
どうやら昔見たアニメをそのまま信じ込んでいるようです。
まあ、こちらのも似たような思い込みはままありますからお互い様ですが
結構ウケました。
ウチのおやじが言っていました。
ふ~ん、町内にもタヌキが出没するんだと思いつつ
しばらく経ったある日の真夜中。
畑で立小便をしていると、隣の屋根の下の残雪のあたりから
ザッザッといった怪しい物音。
月明かりの下、目を凝らして見ると
ネコより大きな黒い物体が2匹連れで通り過ぎていきました。
お~っ、やはりタヌキは居たんだなと翌日家族に話したら
連れ合い曰く
え~っ、タヌキって立って歩くんじゃなかったの~とかなんとか。
どうやら昔見たアニメをそのまま信じ込んでいるようです。
まあ、こちらのも似たような思い込みはままありますからお互い様ですが
結構ウケました。
と、話変わってあれから5ヶ月。
天葉がちょっと伸びて新根も出てきました。
今年はほとんどルビー根のようです。
柄が見当たらない仔からもルビー根が出ていて
さすが羆を生んだだけあって性の良さがうかがえます。
また出てきてくれないかなと期待はしているものの
2度有ることは3度有るかもしれませんが
1度有っても2度目は無いとしたものです。
あの時の木です。(下のほうの割り仔)
これの隣にもっとお気に入りのがあって
それの葉先にミノムシがぶら下がっていました。
うぬっと気合を入れてよく見ても被害は無し。
でも、安堵したのも束の間、
その隣の木がやられていました。
なんぼ齧ってもよい安い木がたくさんあるのに
ミノムシは選んでお食事しているようです。
ええ、さぞ美味しかったことでしょう。
連れ合いと温泉一泊旅行分くらい持っていかれてしまいました~。
それはともかくルビー根が何本か出て
仔の柄も一本は上柄っぽい感じ。
虫食い跡が下まで来て落ちるまで楽しむことにしましょう。
さすがに青物ばかりだと飽きてきます。
という訳であれから半年。
古根があまりよろしくなく下葉がパラパラ落ちてしまいましたが
とりあえずここまで2枚葉繰りしています。
株分けしましたら上の方から仔が1本、一応予定通りです。
その株分けした仔です。
株分けした仔に着いたパイナップル芽がなかなか良い柄です。
たくさんある稚葉にはそれぞれアタリがあるでしょうから
更にこれから良い柄の子が出てくれるかどうか
売らなければ楽しみは先々まで続きそう。