9月になりましたがまだ極暑な日々は続きそうです。
これで冬もミカンが育つくらい温暖なら
風蘭も外で育てることができ全然文句はないのですが・・・。
さて、神威はあれから1作。
真鶴芸に近い芸ながらかろうじて紺中通しを残すのがミソらしく
今年も元気な青根が何本も伸びてくれました。
この葉姿にしてこの柄は絶妙にして針の穴を通すがごとく奇跡的。
末永く楽しめればと思います。
一方、仔のほうは紺冠深く一見好ましいのですが
紺中通しのない真鶴芸です。
これだけ大きくなってもまだ新根は降りませんし
出てもたぶん伸びない白根なのでしょう。
ちょっとの違いが天地の差になったりしますから面白いものです。
あれから2ヶ月ちょっと。
少し派手目で紺中通しのある木が生育面でも安心ですしきれいだと思っていたのですが
この木はどうやら天葉2枚で中透けに近くなってしまったようです。
木勢を落とす前に親木と同芸の仔が出てくれないかなんて思っています。
今の仔は真っ直ぐ中透けになってしまいそう。
でも紺地が深いのでしばらくは大丈夫そうです。
こちらはこの木が出た親木です。
上から出た仔ですから親木サイズになるのも葉繰りも早いです。
そしてさらにその上から仔が出てきました。
さすがに100%というわけではなく花芽も付きます。
こちらは素立ち歴が長い超古木。
潜芽は全部使用済みで増やすには花芽予定位置から出すしかありませんが
出れば葉数根数の多さはすべてプラスに作用しあっという間に仔を大きくしてくれます。
こちらはまだ若木ですがダブルで出てくれました。
このペースが3年も続けばずいぶん棚もにぎやかになっていることでしょう。
あれから2ヶ月。
今までは何とか三光中斑っぽく推移していたのですが
とうとう天葉で完全中透けの神威の光になってしまいました。
見ている分にはきれいなのですが短くて伸びない白根ばかりになってしまうと
急速に木勢が衰えてしまうんですよね。
まあ、元々樹勢の強い品種ですから急にそうなるという事はないのですが
それまでにせいぜい良い仔に恵まれたいとは思います。
樹勢が強いといえばこの木を取った親木ですが
それから出た仔が凄すぎます。
普通はかわいらしい葉が何枚が出た後、ようやく長い葉が出てくるものですが
この仔はいきなり親木サイズになろうとしています。
上の方から出た仔ならではというところでしょうか。
この調子でどんどん増えてほしいものです。
あれから8ヶ月。
昨年は夏から秋に掛けて葉が1枚弱出たといった感じです。
柄が多いので普通の神威より木勢は若干おとなしめでしょう。
アタリは付きましたが今のところ柄見えず。
アタリの横に白根が出ていますが
完全中透けになると白根ばかりになって木勢がガクンと落ちてしまいます。
青根も交えるちょっと派手目なこのくらいの柄が好ましく感じられます。
標準柄だとウチの棚環境ではだんだん地味になっちゃうんですよね~。
あれから1年と2ヶ月。
完全中透けのほうは葉をだいぶ振るって小さくなってしまいましたので
紹介はパスしてこれは2番手のほうです。
親木から外さずに育てようと思っていたのですが
いかにも窮屈そうでしたし根が沢山ありましたので思い切って外してみました。
柄は細いながらもまだ紺中通しがありますので健全な青根が出てくれます。
これが完全な真鶴芸になれば短い白根しか出なくなり真鶴の行く末と重なります。
そうはいっても普通の神威は西出と同じくウチの棚では超地味柄になってしまいますので
これぐらいの絶妙な柄で続いてくれればと願っています。
あれから1年と2ヵ月。
中透けの神威の光は更に天葉が短くなって青息吐息。
と思いきや紺地が深くなってきましたので意外と行けそうな気も。
ただ、今年は新根がゼロでした。
白根だと活力無くすぐに止まってしまいますし
青根が何本かほしい所です。
それに引き換えこちらの中透けは元気いっぱいです。
親木に付いたままという事もありますが
ちょっと紺中通しもあって絶妙な柄なのでしょう。
上から仔や親木の葉が被さって邪魔くさく
早く独立させたいとはやる気持ちを抑えて栽培に勤しんでいます。
こちらは更に元気で迫力満点ですが
柄は有りそうな無さそうなというぐらいの超地味柄。
それでも抜けではありませんから
何れは良い柄の仔に恵まれてほしいものです。
あれから半年。
始めは調子よく育っていたのですが真鶴芸の定めなのでしょうか
天葉2枚、短めになってしまいました。
せっかく名前に光の字を入れたのに消えたらシャレにならないなあと思いつつ
木勢が上向くか下火になるか今年は勝負の年となりそうです。
一方、地味目の親木に付いている仔はというと
葉艶良く紺地も十分に濃くて健康優良児そのもの。
まだ紺中通しも垣間見えますがこのままの柄のほうが作的には安心。
親の葉が被さって窮屈そうではありますが
木勢維持の為、外さずにこのまま育てようと心に決めています。
ところで神威そのものはあれから1年弱。
さすが古木だけあって下葉下根に力を溜め込んでいるのか
グンと葉幅を増してきました。
そして花芽予定位置から出た仔にもその力が伝わり抜群の葉繰りです。
今後も見ごたえのある振る舞いをしてくれそう。
柄は地味目ではありますがきれいな柄の一鉢と
もう一鉢こんな柄もセットで並べてみたくなりますからちょうど良いかも。
でも、たまにはこれからも派手な仔が出て欲しかったり。
あれから3ヵ月。
アントシアニンが浮いてきれいだなあと眺めていたら
徐々に下葉2枚が黄変してきています。
これはちょっとやばいかもと鉢を開けてみたら
案の定、古根2本が傷んでいました。
そういえば天葉も短め。
アントシアニンはご機嫌斜めのサインだったのですね。
のんびり構えている暇はなかったようですが
それでも紺覆輪は段々深くなっているようですし枯れるほどでは無さそう。
そうは言ってもと、用心のため入手したこちらは
青々とした葉で気持ちよさそうに育っています。
期待の仔は中透け未満ではありますが
これぐらいの柄のほうが調子よく育ってくれそうです。
それにまだ親木に付いてますし~。
その親木からもう1本仔が出てきました。
一見柄無しのように見えますが
稚葉の付け根に白い印があったりしてます。
これが芸をするかしないかの分け目となりそう。
たぶん次かその次の葉でいきなり中透けが出たりするのでしょうね。
あれから1ヶ月半。
のんびりゆっくり成長しています。
そしてようやく次の天葉が顔を覗かせました。
今回も紺覆輪が約束されたようです。
普通、真鶴芸になってしまうと
だんだん派手になり最後はになっちゃうのですが
この品種は第一層が厚く出来ているのでしょう。
しっかりした青根も出ますししばらくは持ち堪えることが出来そうです。
こちらはあれから7ヵ月。
中透けになりそうな仔ではありますが
親木に付いているだけあってさすがに生育は旺盛。
このまま育てれば成長と柄、それに仔出しまで楽しめそう。
親木の神威はそれなりに増やされてお値段もこなれてきましたので
これからは続々と皆さんのお棚でも真鶴芸が生まれ喜ばせてくれることでしょう。
やっぱり誰が見ても芸の洗練度が高く棚に置けば良く目立つ木ですから。
あれから7ヵ月。
秋に季節外れの花を咲かせたせいか少しお疲れ気味かも。
それでもボチボチ成長を始めているようです。
新根は青根と白根が2本ずつ出てきました。
白根には活力がなさそうでこれだけだったらちょっと危うい感じでしたが
青根も出ることで今後の生育に安心感を得ることが出来ました。
夢のように美しい芸をしていますから増殖まで行ってくれればと願っています。
元親の神威のほうは葉数が多く生育旺盛。
青かあ~と思っていた仔にもちょっぴり柄が出てきたようです。
その神威ですが仔が怪しげな雰囲気。
中透けはそんなに頻繁に出るものじゃないのでしょうが
完成すればしこたま綺麗な芸となります。
夢よもう一度といったところでしょうか。
あれから2週間。
ようやく満開になりました。
見事な八重咲です。
でも、この咲き方で固定している訳じゃなく
芽が形成された時点で仔として成長させるホルモンが混じっちゃったんでしょうね。
(それを見たわけじゃないので想像ですが)
目ざとい人は八重咲の中透けのなんちゅらかんちゅらとか言って売り出すのでしょうけど
残念ながらこれ1本しかありませんので~。
神威の成育はそろそろ鈍り気味。
それでもどぉ~んとデカい仔が出てくれて
来年の成育振りが楽しみです。
あれから1ヵ月。
しばらくごちゃごちゃした葉のままでしたので
てっきり仔かと思っていたのですが
いきなり花茎が勢い良く伸び出しました。
花芽か葉芽かでせめぎ合っていたのでしょうが
どうやら花芽のほうに軍配が上がってしまったようです。
花成ホルモンの分泌も通常ではないのか包が花弁化したりして変な形の花が咲きそう。
それにしても期待が大きかっただけに残念です。
ただ、救いはこの天葉。
このタイプの中透けだと真鶴を連想して
だんだん派手になるのかなと思ってしまいますが
さらに紺地が太く出てくれました。
柄的にはしばらく安泰かも。
花を摘んじゃうとまた次の花芽が出来そうですから
とりあえずは咲かせてみて木勢をちょっと鈍らせ
来年に備えましょう。
一方、神威のほうは超順調。
仔は急速に葉を伸ばしています。
柄のほうもそこはかとなく感じられ
本葉が何枚か出たら親木程度の柄にはなってくれそう。
この2鉢だけでもうまくいったりいかなかったり、目まぐるしいことです。
あれから2週間。
気候的にも過ごしやすくなったようで
ちょっとずつ成長スピードが増しています。
親木は次の天葉が出てきました。
まだ青いままですがまさか柄抜けになることはないでしょう。
太い紺覆輪ならばしばらく生育は安泰かも。
アタリのほうはというと少しずつ葉を繰り出しています。
これは3日前の画像ですが
今日撮ったのはこれぐらい。
ちょっとややこしい格好をしていますが
蕾の気配がないので仔芽確定でしょう。
ここまでになるまで時間が掛かりヤキモキしましたが
ようやくスイッチが入りました。
これと似たような柄の品種は西出系によく見られますが
何れも瞬間芸(といっても数年の猶予はありますが)。
このままの柄で固定して株立ちになるようならまさに夢の品種といえそうです。
何しろ文句なしに綺麗ですしね。
神威のほうもさらに勢いを増してきました。
花芽位置からの仔ですから
花茎を伸ばすほどの養分と成長ホルモンが投入されているのでしょう。
あり得ない成長スピードです。
毎日見ていたら普通はほとんど動きが分かりませんので
これ一鉢あるだけで見る楽しみは倍増です。
神威は三光中斑ですから中透けも割と頻繁に出るものと思われます。
その確率というか出る回数を増やすには
とりあえず親木の神威の個体数を増やすことですね。
この仔一本をこのままそっとしておけば5年後には10本ぐらいになっているかも。
その確率を見てみたいものです。
あれから2週間。
天葉は1cmくらい伸びたようです。
そして問題のアタリは少しづつ少しづつ開いてきているようではありますが
まだ花芽か仔芽かは断定できずもどかしい限りです。
これからの時期の楽しみといえば楽しみですが・・・。
一方、神威のほうはというと
ここまで来たら仔芽確定でしょう。
何となく柄も出てきそう。
これは毎日念を送った甲斐があったというものです。
葉や根の多い古木のしかも上からの仔ですから
あっという間に大きくなってくれそう。
すでに勢いが半端じゃない感じです。
増殖という点ではマイナス面の多い古木ですが
こんなところから仔が出てくれれば
それが一気にプラスで回り始めますから愉快なものです。
なかなか全部思い通りには事は運びませんが…。
これで冬もミカンが育つくらい温暖なら
風蘭も外で育てることができ全然文句はないのですが・・・。
さて、神威はあれから1作。
真鶴芸に近い芸ながらかろうじて紺中通しを残すのがミソらしく
今年も元気な青根が何本も伸びてくれました。
この葉姿にしてこの柄は絶妙にして針の穴を通すがごとく奇跡的。
末永く楽しめればと思います。
一方、仔のほうは紺冠深く一見好ましいのですが
紺中通しのない真鶴芸です。
これだけ大きくなってもまだ新根は降りませんし
出てもたぶん伸びない白根なのでしょう。
ちょっとの違いが天地の差になったりしますから面白いものです。
あれから2ヶ月ちょっと。
少し派手目で紺中通しのある木が生育面でも安心ですしきれいだと思っていたのですが
この木はどうやら天葉2枚で中透けに近くなってしまったようです。
木勢を落とす前に親木と同芸の仔が出てくれないかなんて思っています。
今の仔は真っ直ぐ中透けになってしまいそう。
でも紺地が深いのでしばらくは大丈夫そうです。
こちらはこの木が出た親木です。
上から出た仔ですから親木サイズになるのも葉繰りも早いです。
そしてさらにその上から仔が出てきました。
さすがに100%というわけではなく花芽も付きます。
こちらは素立ち歴が長い超古木。
潜芽は全部使用済みで増やすには花芽予定位置から出すしかありませんが
出れば葉数根数の多さはすべてプラスに作用しあっという間に仔を大きくしてくれます。
こちらはまだ若木ですがダブルで出てくれました。
このペースが3年も続けばずいぶん棚もにぎやかになっていることでしょう。
あれから2ヶ月。
今までは何とか三光中斑っぽく推移していたのですが
とうとう天葉で完全中透けの神威の光になってしまいました。
見ている分にはきれいなのですが短くて伸びない白根ばかりになってしまうと
急速に木勢が衰えてしまうんですよね。
まあ、元々樹勢の強い品種ですから急にそうなるという事はないのですが
それまでにせいぜい良い仔に恵まれたいとは思います。
樹勢が強いといえばこの木を取った親木ですが
それから出た仔が凄すぎます。
普通はかわいらしい葉が何枚が出た後、ようやく長い葉が出てくるものですが
この仔はいきなり親木サイズになろうとしています。
上の方から出た仔ならではというところでしょうか。
この調子でどんどん増えてほしいものです。
あれから8ヶ月。
昨年は夏から秋に掛けて葉が1枚弱出たといった感じです。
柄が多いので普通の神威より木勢は若干おとなしめでしょう。
アタリは付きましたが今のところ柄見えず。
アタリの横に白根が出ていますが
完全中透けになると白根ばかりになって木勢がガクンと落ちてしまいます。
青根も交えるちょっと派手目なこのくらいの柄が好ましく感じられます。
標準柄だとウチの棚環境ではだんだん地味になっちゃうんですよね~。
あれから1年と2ヶ月。
完全中透けのほうは葉をだいぶ振るって小さくなってしまいましたので
紹介はパスしてこれは2番手のほうです。
親木から外さずに育てようと思っていたのですが
いかにも窮屈そうでしたし根が沢山ありましたので思い切って外してみました。
柄は細いながらもまだ紺中通しがありますので健全な青根が出てくれます。
これが完全な真鶴芸になれば短い白根しか出なくなり真鶴の行く末と重なります。
そうはいっても普通の神威は西出と同じくウチの棚では超地味柄になってしまいますので
これぐらいの絶妙な柄で続いてくれればと願っています。
あれから1年と2ヵ月。
中透けの神威の光は更に天葉が短くなって青息吐息。
と思いきや紺地が深くなってきましたので意外と行けそうな気も。
ただ、今年は新根がゼロでした。
白根だと活力無くすぐに止まってしまいますし
青根が何本かほしい所です。
それに引き換えこちらの中透けは元気いっぱいです。
親木に付いたままという事もありますが
ちょっと紺中通しもあって絶妙な柄なのでしょう。
上から仔や親木の葉が被さって邪魔くさく
早く独立させたいとはやる気持ちを抑えて栽培に勤しんでいます。
こちらは更に元気で迫力満点ですが
柄は有りそうな無さそうなというぐらいの超地味柄。
それでも抜けではありませんから
何れは良い柄の仔に恵まれてほしいものです。
あれから半年。
始めは調子よく育っていたのですが真鶴芸の定めなのでしょうか
天葉2枚、短めになってしまいました。
せっかく名前に光の字を入れたのに消えたらシャレにならないなあと思いつつ
木勢が上向くか下火になるか今年は勝負の年となりそうです。
一方、地味目の親木に付いている仔はというと
葉艶良く紺地も十分に濃くて健康優良児そのもの。
まだ紺中通しも垣間見えますがこのままの柄のほうが作的には安心。
親の葉が被さって窮屈そうではありますが
木勢維持の為、外さずにこのまま育てようと心に決めています。
ところで神威そのものはあれから1年弱。
さすが古木だけあって下葉下根に力を溜め込んでいるのか
グンと葉幅を増してきました。
そして花芽予定位置から出た仔にもその力が伝わり抜群の葉繰りです。
今後も見ごたえのある振る舞いをしてくれそう。
柄は地味目ではありますがきれいな柄の一鉢と
もう一鉢こんな柄もセットで並べてみたくなりますからちょうど良いかも。
でも、たまにはこれからも派手な仔が出て欲しかったり。
あれから3ヵ月。
アントシアニンが浮いてきれいだなあと眺めていたら
徐々に下葉2枚が黄変してきています。
これはちょっとやばいかもと鉢を開けてみたら
案の定、古根2本が傷んでいました。
そういえば天葉も短め。
アントシアニンはご機嫌斜めのサインだったのですね。
のんびり構えている暇はなかったようですが
それでも紺覆輪は段々深くなっているようですし枯れるほどでは無さそう。
そうは言ってもと、用心のため入手したこちらは
青々とした葉で気持ちよさそうに育っています。
期待の仔は中透け未満ではありますが
これぐらいの柄のほうが調子よく育ってくれそうです。
それにまだ親木に付いてますし~。
その親木からもう1本仔が出てきました。
一見柄無しのように見えますが
稚葉の付け根に白い印があったりしてます。
これが芸をするかしないかの分け目となりそう。
たぶん次かその次の葉でいきなり中透けが出たりするのでしょうね。
あれから1ヶ月半。
のんびりゆっくり成長しています。
そしてようやく次の天葉が顔を覗かせました。
今回も紺覆輪が約束されたようです。
普通、真鶴芸になってしまうと
だんだん派手になり最後はになっちゃうのですが
この品種は第一層が厚く出来ているのでしょう。
しっかりした青根も出ますししばらくは持ち堪えることが出来そうです。
こちらはあれから7ヵ月。
中透けになりそうな仔ではありますが
親木に付いているだけあってさすがに生育は旺盛。
このまま育てれば成長と柄、それに仔出しまで楽しめそう。
親木の神威はそれなりに増やされてお値段もこなれてきましたので
これからは続々と皆さんのお棚でも真鶴芸が生まれ喜ばせてくれることでしょう。
やっぱり誰が見ても芸の洗練度が高く棚に置けば良く目立つ木ですから。
あれから7ヵ月。
秋に季節外れの花を咲かせたせいか少しお疲れ気味かも。
それでもボチボチ成長を始めているようです。
新根は青根と白根が2本ずつ出てきました。
白根には活力がなさそうでこれだけだったらちょっと危うい感じでしたが
青根も出ることで今後の生育に安心感を得ることが出来ました。
夢のように美しい芸をしていますから増殖まで行ってくれればと願っています。
元親の神威のほうは葉数が多く生育旺盛。
青かあ~と思っていた仔にもちょっぴり柄が出てきたようです。
先日の秋季大会では前夜祭、後夜祭を含め
皆様には大変お世話になりました。
とても楽しく密度の濃い2日間でした。
肝心の交換会では完全に競り負け。
下の品、一鉢しか入手できませんでした。
それも荷主さんから私じゃなけりゃ引いて持って帰るところだったと仰られ
ぎりぎりセーフの落札といったところです。
荷主様、その節はありがとうございました。
皆様には大変お世話になりました。
とても楽しく密度の濃い2日間でした。
肝心の交換会では完全に競り負け。
下の品、一鉢しか入手できませんでした。
それも荷主さんから私じゃなけりゃ引いて持って帰るところだったと仰られ
ぎりぎりセーフの落札といったところです。
荷主様、その節はありがとうございました。
その神威ですが仔が怪しげな雰囲気。
中透けはそんなに頻繁に出るものじゃないのでしょうが
完成すればしこたま綺麗な芸となります。
夢よもう一度といったところでしょうか。
あれから2週間。
ようやく満開になりました。
見事な八重咲です。
でも、この咲き方で固定している訳じゃなく
芽が形成された時点で仔として成長させるホルモンが混じっちゃったんでしょうね。
(それを見たわけじゃないので想像ですが)
目ざとい人は八重咲の中透けのなんちゅらかんちゅらとか言って売り出すのでしょうけど
残念ながらこれ1本しかありませんので~。
神威の成育はそろそろ鈍り気味。
それでもどぉ~んとデカい仔が出てくれて
来年の成育振りが楽しみです。
あれから1ヵ月。
しばらくごちゃごちゃした葉のままでしたので
てっきり仔かと思っていたのですが
いきなり花茎が勢い良く伸び出しました。
花芽か葉芽かでせめぎ合っていたのでしょうが
どうやら花芽のほうに軍配が上がってしまったようです。
花成ホルモンの分泌も通常ではないのか包が花弁化したりして変な形の花が咲きそう。
それにしても期待が大きかっただけに残念です。
ただ、救いはこの天葉。
このタイプの中透けだと真鶴を連想して
だんだん派手になるのかなと思ってしまいますが
さらに紺地が太く出てくれました。
柄的にはしばらく安泰かも。
花を摘んじゃうとまた次の花芽が出来そうですから
とりあえずは咲かせてみて木勢をちょっと鈍らせ
来年に備えましょう。
一方、神威のほうは超順調。
仔は急速に葉を伸ばしています。
柄のほうもそこはかとなく感じられ
本葉が何枚か出たら親木程度の柄にはなってくれそう。
この2鉢だけでもうまくいったりいかなかったり、目まぐるしいことです。
あれから2週間。
気候的にも過ごしやすくなったようで
ちょっとずつ成長スピードが増しています。
親木は次の天葉が出てきました。
まだ青いままですがまさか柄抜けになることはないでしょう。
太い紺覆輪ならばしばらく生育は安泰かも。
アタリのほうはというと少しずつ葉を繰り出しています。
これは3日前の画像ですが
今日撮ったのはこれぐらい。
ちょっとややこしい格好をしていますが
蕾の気配がないので仔芽確定でしょう。
ここまでになるまで時間が掛かりヤキモキしましたが
ようやくスイッチが入りました。
これと似たような柄の品種は西出系によく見られますが
何れも瞬間芸(といっても数年の猶予はありますが)。
このままの柄で固定して株立ちになるようならまさに夢の品種といえそうです。
何しろ文句なしに綺麗ですしね。
神威のほうもさらに勢いを増してきました。
花芽位置からの仔ですから
花茎を伸ばすほどの養分と成長ホルモンが投入されているのでしょう。
あり得ない成長スピードです。
毎日見ていたら普通はほとんど動きが分かりませんので
これ一鉢あるだけで見る楽しみは倍増です。
神威は三光中斑ですから中透けも割と頻繁に出るものと思われます。
その確率というか出る回数を増やすには
とりあえず親木の神威の個体数を増やすことですね。
この仔一本をこのままそっとしておけば5年後には10本ぐらいになっているかも。
その確率を見てみたいものです。
あれから2週間。
天葉は1cmくらい伸びたようです。
そして問題のアタリは少しづつ少しづつ開いてきているようではありますが
まだ花芽か仔芽かは断定できずもどかしい限りです。
これからの時期の楽しみといえば楽しみですが・・・。
一方、神威のほうはというと
ここまで来たら仔芽確定でしょう。
何となく柄も出てきそう。
これは毎日念を送った甲斐があったというものです。
葉や根の多い古木のしかも上からの仔ですから
あっという間に大きくなってくれそう。
すでに勢いが半端じゃない感じです。
増殖という点ではマイナス面の多い古木ですが
こんなところから仔が出てくれれば
それが一気にプラスで回り始めますから愉快なものです。
なかなか全部思い通りには事は運びませんが…。