富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

萩宝扇

2015年08月31日 | 萩宝扇


あれから4ヶ月。
天葉がちょっぴり大きくなりようやく樹勢が回復したようです。
というのも春に外棚に出してから寒さに当たったのが原因なのでしょう。
新根の半分くらいが伸びずに仁丹粒くらいで止まってしまいました。






その余波で昨年出た丸々としたアタリが枯れてしまうという被害も・・・。
青物の株立ちとはいえストレスにはあまり強くないのかなと改めて気が付きました。








それでも他の仔には異常がなく新たな仔も生まれていますので
気を取り直して作に励みたいと思っています。







ところでいつも裏側の画像をメインにしていますが
どう見てもこちら側が正面となるようです。






手前の親木が邪魔して気付きにくいのですが
ちょっと前かがみで揃った良い姿をしています。

幸い、仁丹粒の根はまだ活きていますのでこれから継ぎ根が出て
更に新根が出揃う来年の夏にはいよいよ親木から外せそう。

一作遅れちゃった感があるのは残念でしたが
ともかくアタリの発生からここまでたったの4年
驚くほどの生長スピードではあります。








それにあやかりたいこちらの木ですが
親木の木勢がイマイチのせいか仔もそれなりです。
ただ軸は太くなっていますからうまい具合に力が伝わり
この仔に更にアタリが付くようならしめたもの。
・・・とか楽しい楽しい皮算用です。

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月光羆

2015年08月30日 | 月光羆



あれから一作。
まだ棚慣れしていないせいか生育はのんびりで
葉繰りはなんとか2枚のノルマは達成していますが
新根は1本しか出ませんでした。

それでも古い根からの継ぎ根で鉢の中はぐるぐる巻き。
今年の生育に期待していましたがちょっぴりお預けで
来年以降の生育振りに期待は持ち越しです。

しかし何の知識もないと羆錦のようなものかなと素通りしそうな柄ですが
これが羆の青から出たとなれば評価は一変。
思わず引き込まれそうな芸に見えますから現金なものです。








特に下の仔は深覆輪になったり縞状に出たりと
少ない葉数ながら存分に変幻自在さを表しています。
あと何年かしたら何かやってくれそうな気もしますが
それまではいつもの失敗、早割せずに持ち堪えなければと思っています。

ところで1本返す約束で蘭国さんから譲って頂きましたが
どれを返そうか悩む前にこれとか言われちゃいそうですね。



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羆覆輪

2015年08月29日 | 羆覆輪



芯痛になった木の過去画像なんてあるのかなと探してみたら
・・・ありました。
あれから1年半。
上から4枚目の木です。
天葉がちょっと伸びてはいますがすでに芯痛だったのでしょう。
その後も付くのは花芽ばかり。
古木ということもあって半分諦めていたのですが
たまたま引っ張り出して見てみたら






なんと仔が二本も出ているではありませんか。
これは超ラッキー。
しかも台は盛り沢山の根がある力感溢れる古木です。
この仔達は当然ながら超ハイスピードで育ってくれることでしょう。
そんな成長過程を見るのがまた楽しいんですよね。

それにしてもこのまま仔が出ずに朽ち果てる木も多い中、
仔が出てくる(出す)というのは天地の差、
それも紙一重のような気がします。
世の中、すべからず得てしてこんなものかも。








ちなみにこちらのはその時の上から3枚目の木です。






これもかなりの古木なのですがようやく仔が出てくれました。
しかも花芽予定位置から・・・。
数年後には親木を追い越すぐらい大きく育っていることかと。

この品種は柄的には季節により斑色の変化はあっても
パッと見、単純な覆輪で飽きちゃうことがあるかもしれません。
しかもあんまり増えないし・・・。

ただし、作の工夫などで増えだせば状況は一変。
何倍にも楽しめるというものです。

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建国殿

2015年08月28日 | 建国殿
気が付けばもう8月も終わろうとしています。
今では明け方など肌寒いくらい。
7月のアタマから暑かった夏でしたが、窓のない蘭舎の中
扇風機と換気扇の力技でなんとか凌ぎ切る目処が立ったのは収穫でした。
因みにその間、一ヶ月の電気代は昨年と比べて4千円の負担増。
それが風と共に消えたわけです。  
その分、なにか成果があればよいのですが・・・。







ということで建国殿はあれから1ヶ月。
半枚の葉繰りでした。






親、仔、孫ともに相変わらず本芸を堅持しています。







ところで本題はこのアタリです。
苦節ウン年と思ったら全部仔を外してからまだ2年しか経っていなかったです。
ずいぶん長く感じましたが、また花芽予定位置からパイナップル芽が出現してくれました。
葉数、根数の多い大きな親木ですからこれからの生育が見もの。
異常な生育振りを見せてくれることでしょう。









そして親が親なら仔もしかりということで
仔のほうにもその現象がしっかりとシンクロされております。
しかも二つ。
同じ時期に出たのですがやはり上の仔のほうが早く大きく育ちそうですね。
柄も乗ってますので依然パーフェクト、完全試合を維持しています。









こちらの木は3本の仔育てに忙しく現状維持といったところ。
黄色く冴えていた下葉の柄にだいぶ紺地が戻ってきました。
ルビー根もイマイチ冴えません。

やはり綺麗に柄が冴えた木は見ていたいのですが
紫外線が降り注ぐ外棚に置けば直ぐにそうなるのがわかっていますのでまずは一安心。

紫外線カットの蘭舎の中でも間延びはしていませんから光量は十分のようで
あとは下葉も落ちずにすくすく仔が育つほうを取るか
綺麗な柄の冴えを楽しむかどちらを選択するかでしょう。

・・・やっぱり仔がたくさん出るほうを選んじゃいますよね。
今度こそ大株に挑戦してみたいものです。


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建国冠

2015年08月13日 | 建国冠




あれから2ヶ月。
この品種にしては最上の生育振りです。
天葉は力を増し紺地も多く一回り大きく育ちそう。
というかその前の葉はやはり派手柄だったのですね。
というかよくよく見ればこの木には時々逆三光中斑(第二層のみ紺地)と
時々深覆輪(第三層のみ紺地)の芸が二重構造的に現れている感じです。

羆や建国殿でも紺覆輪が切れ切れになることはよくありますし
いつもこのパターンを踏まえているのであれば
時おり派手に見える葉が出たとしても
そのまま派手になってしまうことはないので
比較的冷静に見ていられるとしたものです。

それにこの芸にプラスして紺地を破って虎斑を現したり
一部腰斑を打ったりするところなどまさに羆を彷彿とさせるものがあります。
ということはこれの親木に当たる建国の月はもしかしたら羆から変わったものかなと思ったり。






この仔もそのセオリーを踏まえていれば次はしっかりした紺中通しで出てくれるかも。






それじゃこっちの仔はとなると今のところ正体不明です。
親木の建国の月からさえ柄抜けで泥根なんて出たことがないし
この仔の柄がどんな進展を見せてくれるのかちょっと楽しみです。

ところでピートモスを使っての植え替えは手順がミズゴケ植えとは逆になってしまいます。
ミズゴケでアンコを作りそれに根を跨らせ
その上から長いミズゴケで巻くのは理にかなっていてやり易いのですが
最初に手のひらに長いミズゴケを置きそこに根を上にして逆さまに蘭を乗せ
根にピートモスを盛って最初に手のひらに敷いていた長いミズゴケで巻く
というやり方は手順があべこべです。

そのやりにくさと引き換えに相応のお土産がないとやってみようという方は皆無でしょう。
それでも近頃はようやくコツを覚えたというか綺麗にできるようになりました。
そうなると昨年春に下手に植えたのが気になります。
そんなに時間もありませんので見て見ぬ振りをするしかありませんが。






ということでヘタに植え込んだこれは植え替えてみました。
今まで根のよく出来ない木でしたがこんな感じであれば大満足です。






ついでについ悪い癖が出てこの仔を外してしまいました。







この木にはまだ花芽跡がほとんどありませんからまた仔が出てくれるでしょう。








この仔は上記のセオリー通りであれば
次の天葉はしっかりした紺地のある覆輪になってくれるはず。

・・・次の天葉が出ればの話ですが~~
今までこれで何度失敗したことか~
いつか「私、失敗しませんから」とか言ってみたいものです。

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建国殿(全斑)

2015年08月12日 | 建国殿



あれから3年と8ヶ月。
一時期、根を痛めたり葉落ちさせたりで散々でした。
やはりこういうルビー根品種の作に油断は禁物と思ってましたが
昨年頃から何故か急に元気になってきました。

そこで根の出来が気になりますので一年半ぶりに開けてみたところ






なんと継ぎ根まで出てすっかり見違えるようになっているじゃありませんか。
オールルビー根品種とは思えないほどの根です。







そして調子に乗って3鉢にしてしまいました。

新月殿柄ではありますが蘭舎でひと月程暮らし紺地が戻ってきました。
最も新月殿がこんな根になることはありませんが。

ただ、今の所芸的に変化の乏しさは否めません。
それでも建国殿ですから今後の柄の進展に期待です。

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黒牡丹縞(A)

2015年08月11日 | 黒牡丹縞(A)




あれから2ヶ月。
とりあえず天葉は半枚ほど生長しています。
ただし下葉の葉の表面は白墨を流したような
水分を失いかけているような表情が窺えます。
なんか昨年のことを思い出させるような悪い予感。
ただ、ここで踏みとどまってくれるのであれば
環境的に蘭舎での夏越しが正解だったことになります。
全鉢とはいいませんが金牡丹、黒牡丹の行く末がこの木の肩に掛かっています。
重圧に負けずにがんばって欲しいものです。








どちらが鳶でどちらが鷹かといったところですが、ひとまずこの仔は元気そう。
生き延びてくれるでしょう。








こちらはさすがに株立ちだけあってパワーが違います。
日が強いとか寒いとか暑いことに耐える力は十分にありそう。
それでもってほど良い環境に置くわけですから
今後どんな風に育つのかちょっとワクワク物です。







この仔は親木に付いていますので状態はきわめて正常です。
このまま長く付けておくのが正解なのはわかっているのですが
上の木が復活したらまた株分けに挑戦してみたくなるかも。







こちらは地味柄だったのですが天葉で最上柄に変身してきました。






それに伴い仔の天葉も柄最上に。





こっちの仔は更に派手柄になったようです。
やはり柄は連動しているのかも。







それにしてもこんなに最上柄が続くとついこれが当たり前と思ってしまいますが
元は10年前のこんなちっこい木から始まってますから
やはり運なんでしょうね。

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黒牡丹縞(B)

2015年08月10日 | 黒牡丹縞(B)




あれから2ヶ月。
葉は半枚ほどの生育振りです。
しかし今更ながら品種によっては置き場の環境を急変させたり
日が強すぎるのは良くないことだと思い知りました。
昨年の今頃はこんな感じでしたから。

今はほど良い環境の中でアントシアニンも引っ込み生き生きとしている様に見えます。
それに伴い葉がピカピカしてきました。
元々この木は墨が全面に出るのも芸の一つでしたが
ちょっと日弱くなってその特徴が良く現れてきたのでしょう。
いつもは今頃から葉落ちを心配していたものですがもう大丈夫そう。
今後は何の憂いもなく葉重ねと柄を楽しむことにしましょう。







その柄ですがこちらの仔の天葉では紺地の側には黄縞、
ベタの黄縞側には細かい紺縞が出て半柄が一挙に解消されそうです。







こちらの仔もまだ太縞ですが
葉の面積が広くなればそこに描かれる絵もまた精緻になってくれそうです。








こちらのアタリはようやくアントシアニンが晴れ、柄が明らかになってきたところです。
派手柄っぽい気がしないでもありませんが今後のお楽しみに。








こちらの木ですが紅葉した葉は落ちてしまったものの
アントシアニンはかなり薄まり今の環境がちょうど良いと言っているよう。
やはり微妙な環境は風蘭に教えてもらうのが一番ですね。
ただ、受け取るこっちの感度が鈍いので行くところまで行ってしまい
ぶつかってから戻り返すのが難点です・・・。







この仔の柄はコートメながらまずまず。
親木になったらまた上のような木の柄の仔を出してくれるでしょうか。







ふと下の仔を見たら天葉に柄が出ていました。
柄抜けとばかり思っていましたのですごく儲けたような気分です。

ところで黒牡丹の調子が良くなったらなったで
違うタイプの木とか、もう少しコレクションを充実させたいなんて思ったり。
でもこの木の上を行く芸は探してもなさそうですから
買いたい病の強力な抑止力となっています。
やっぱりぼちぼち手持ちを増やしていくのが楽しそう。

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黒牡丹縞(C)

2015年08月09日 | 黒牡丹縞(C)




あれから2ヶ月。
昨年、株分けした時にはなんとなく寂しそうだったのですが
一作ちょっとでまた仔がずいぶん繁ったようです。
せっかくの株立ちですがまた株分けしたくなるかも。

それにしてもだんだんと柄が進んで派手になり後は金牡丹かと思っていましたが






今年の仔はずいぶんと地味柄。






更に親木から覗いている仔も地味柄。
黒牡丹に戻ってくれてまずは一安心です。








こちらの方の木勢も順調に波に乗っています。
親木はそうでもないのですが






仔は暗みの遅い黄縞を最上で流します。
しかも2本とも。






もとい、今年初めて天葉を見せたこの仔にも黄縞が残りそう。

三連荘ですからこの付近の軸には金鉱脈でも眠っているのかも。
しかしせっかくの鉱脈もスルーしてしまえば何もなりませんから
当然ながら仔を出して増やすに限ります。
・・・って簡単に言えたら苦労はないんですけどね。

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黒牡丹縞(D)

2015年08月08日 | 黒牡丹縞(D)




あれから2ヶ月。
2年前に葉を焦がしたときに気が付けば良かったのですが
震災の後でもあるし扇風機の電気代が~とか
細かいことがもったいないと思っていたのでしょうね。
こっちのダメージのほうがよほどもったいなかったです。
その傷めた下葉あと1~2作で落ち、何れ見違えるような姿になってくれることでしょう。

ところでそろそろアタリが目に付く季節になってきました。
黒牡丹系は花芽位置から出たものが
止まらずに続行で動き続けそのまま開花というケースが良くあります。
四季咲きっぽい性質があるのでしょうか。

そこで思わずこんなところから仔が~というぬか喜びもしばしば。
でも、たまには仔の時もありますし動きがあるから楽しいです。








その仔ですが派手な仔から出た仔はやはり派手柄。
暗まない黄縞だけにこれはだめかもしれません。
ついでに画像も暑さで汗だくになりながらの撮影のため
ピンボケに気付きませんでした。
撮り直す気力もなくて・・・。







地味な柄の仔から出た仔は稚葉に白縞くっきり。
今後の進展に注目です。









こちらの木は木勢が良く大型の金牡丹黄縞といった風情です。
せめて片側だけでも紺中通しが続いてくれたらありがたいのですが。







早くもアタリがふたつ。
上のほうに付きましたがどっちも仔芽なら嬉しいんですけど。

それにしてもこれを見るに付け植え替えは春先に済ませたほうが成績良さそうです。

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黒牡丹縞(E)

2015年08月07日 | 黒牡丹縞(E)




あれから2ヶ月。
こちらも金牡丹と同じように下葉をバラバラ・・・。
しかし対処はギリギリセーフだったようでその後は順調に生育しています。






特に親木の天葉と今年の仔の柄はすんばらしくなっています。
連動しているのでしょうか。

そろそろ株分け時ではありますが
離してしまえば親の上柄の気は伝わらないのかとか
アホなことを考えたりしています。

ただ、考えてみると昨日の金牡丹とこの木は兄弟木。
離れていても下葉バラバラなど連動しているのかもしれません。

ところでまた話は飛んでしまいますがたった3年前と比べて
姿はともかく柄的には大出世といえるでしょう。
これが黒牡丹縞の面白さです。

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金牡丹

2015年08月06日 | 金牡丹



あれから2ヶ月。
しかし長年、よく気付かずにいたものです。
春に外棚への移動は環境の急変という面で金牡丹や黒牡丹には厳しいらしく
下葉の落葉に加速が付いてしまいました。
さりとて窓のない蘭舎に入れっぱなしでは温度が上がり過ぎます。
そこで蘭舎を改造
全面に熱線カットのポリカ波板を貼り付けてみたわけですが
これが思ったとおり効を奏したみたいです。






落ちちゃった葉はもう戻りませんがその代わりそこらへんからアタリが二つ。
たぶん、上の花芽予定位置から出ているのも仔芽になるでしょう。
長年、作に悩んできましたがようやく安住の地を得た気分です。

その環境は天井、側面からの散乱光で明るく、換気扇4台で外気温以上に温度が上がらず
中は扇風機で適度に風が当たり(鉢も良く冷える)、夜は空中湿度が高くなるといった具合です。
それと紫外線カットも効果覿面といった感じです。

金牡丹を痛めたおかげで蘭舎の改造を思いついたわけですから
転んでもタダでは起きないというかとんだ怪我の功名ではありました。


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御旗

2015年08月04日 | 御旗



あれから1年と2ヶ月。
ちょこっと見ない間に何やら株は繁っています。
こちらも植え替えもせず、手間要らずで2作目。
それでももしかしたら結構ご機嫌なのかもしれません。






御旗はそれなりに覆輪は固定しているようで
派手でも後に紺中通しが出ることはよくあります。
あわてて剪定せずに何年か様子を見たほうが良いのかも。







こちらもやっぱり繁っています。
ただし、上の木は覆輪として長年作りこまれていたもので
こちらは縞から変わったばかりの覆輪です。
仔の柄を見るとやはり固定度に差はあるのかも。
見た目おんなじでも系統は気にしたほうが良さそうです。



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織姫覆輪

2015年08月03日 | 織姫覆輪



あれから1年と3ヶ月。
昨年の春にアンコをピートモスにして
それからず~っと触らずそのままにしています。
何度か窒素分の多い肥料を葉面散布したせいでコケと鉢が汚れてしまいましたが
一度鉢替えすればまだしばらくは大丈夫でしょう。






2度新根が出たことになりますが外には飛び出さず
お行儀良く鉢の中に納まっています。
しかし鉢の中ではぐるぐる巻きになって暴れまわっていることでしょう。
次の植え替えが楽しみではあります。







葉一枚から作り直したこちらの木も一回り大きくなっています。

何鉢か置いておくとしっとりと落ち着いた白柄でありながら
棚を華やかにしてくれるありがたい品種ではあります。

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宝覆輪

2015年08月02日 | 宝覆輪




あれから3年弱。
最初は覆輪の仔が続いていましたし、大株も時おり見かけますから
宝覆輪なんて御城並みに増えるんじゃないかと高をくくっていました。
ところがどっこい。







その後出る仔はユウレイばかり。
もう何度か整理してますがまたたくさん出てきました。
確かに花芽が出来にくい分、仔沢山になりやすいのですが
覆輪柄の決まった仔は数えるほどしか得られないようです。

ただ株的にはまだ持ち崩すまでいっていませんから
選定を繰り返しながら徐々に仕上げていくしかないのかもしれませんね。

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