ぼちぼち夏の植え替えを始めています。
当然、ミズゴケ植えの分だけ、しかも素立ちに近い木ばかりですから気楽なものですが
それでも伸びている新根を痛めないよう気遣いも必要です。
で、無理やりネタ作りという訳でもないのですが白妙はあれから2ヶ月。
ついに1番仔を外しました。
3本も付いていたら御の字と思っていた根が外してみたら仔のほうにごっそり。
これなら作落ちの心配は無さそうです。
親木はだんだん地味柄になりそうな気がしないでもないですが
そうなる前にどんどん仔を生んでほしいものです。
まだ若木ですから楽しみは多いと言えます。
そしてパイナップル芽で出た仔は白地に松葉も散らし最上柄の見本のような木。
花芽も付きましたが空き家はまだたっぷりありそうです。
根も多く元気ですから今後の仔出しに期待です。
今のところ白翁獅子を彷彿とさせるような葉姿ですがこちらの継続は無理でしょうね。
あれから7年。
たぶん根を痛めたのでバラバラにし
腐った根を取り除いてまた寄せ植えしたものと思われます。
そのせいなのかその後も粗末にしたためなのか増えはさっぱり。
でも良く見たら覆輪が1本混じっていました。
枯れそうなあちらを大事にし、こっちは粗末にする不思議な性格・・・。
そういえばもう一鉢ありました。
入手した時から大株でしたがその後6年、更に大株になりました。
花茎に柄があると蕾も紅を帯びてきれいです。
こちらにも覆輪が2本。
丁寧に取り扱いたくてもこれから取り出すのは至難の業かも。
ところで30年以上前はこれでも中堅どころの高級っぽい品種ではありました。
今はこんな風に忘れられてしまっていますが・・・。
でも、くっきりとした白柄ですから
新湖東や朝日殿のように今ハヤリの高級品種に化けることはないかも
あれから2作。
更に株が込み合っていますが蒸れの心配は皆無。
以前は根を痛めてしまった事が何回かありましたが
今度はこのまま育てていても大丈夫でしょう。
とはいえビョ~ンと伸びた柄抜けと縞の仔が気になります。
ヤフオクの履歴を見ますと2004年に6本立ちで購入とありました。
それから8年。
実生の小さな木が小さいまま育ち、最近ようやく親木サイズに育った感じです。
小型、極立葉で結構赤が強い花。
それなりに特徴はありますが今となっては人目に付かない所でひっそり咲くだけです。
これもあれから6年。
更にボリュームアップしたので3,5号鉢から4号鉢へ移していますが
それでも頭が重く、撮影でちょっと斜めに置いたら鉢が転がってしまいました。
置き場所も4鉢分ぐらいのスペースを取られてしまいます。
ちょっと邪魔くさくも感じますが
ゆくゆくは棚にある木の多くがこんな感じになるわけですから
その時のために痛めず育てる予行練習をしているようなものです。
どこかに縞でも出たら株分けしようなんて考えるのでしょうけど
その気配は皆無です。
あれから3年半・・・
花の盛りが過ぎつつありますので切ることにしました。
花を取れば葉が見えてスッキリします。
と、姿が違いますので別株だったかも
それはともかく木炭植えしたら葉が短くなりました。
花切りの時くらいしか見ませんので手入不足も致し方ないとしたものです。
でも枯れずに育ってくれているだけで十分です。
麒麟丸はあれから6年。
どこにでもあるただの大株と言った感じですが花が咲けばそれなりに豪華ではあります。
木炭植えにしているので植え替えから開放され、維持管理が苦にならなくなったのは朗報です。
ただ、増え具合を気にする木ではないとはいえ痛んでしまえば全てが水の泡。
この植え方だとまだまだ持ち続けることが出来るような感じで嬉しい限りです。
たまにはブログネタで活躍してもらわなくっちゃ。
棚を見ていたらこんなのも発見。
昔、根が傷んでバラバラにしたのをまた再構築したような感じです。
これから30年も置いておけば上のような株になるかも。
あれから10ヶ月。
大株なら1年や2年でそれほど雰囲気が変わるはずはないのですが
これはガラリと変わってしまいました。
昨年、木炭植え、天水栽培、強日で水辛くして鍛えましたが
それにめげず、下葉や根はほとんど落ちませんでした。
ところが今年は水多めで若干日も弱め。
そして天水がない分肥料も多目かも。
それでリバウンドが出たのか天葉2枚が大きくなってしまいました。
それに仔もバンバン出ています。
自分好みからはちょっと外れますが3年後には展示会栄えしそうな姿になるかも。
運良く3年後の全国大会が東京だったら何とか持って行けそうです。
久々に湾曲葉のカテゴリーに仲間入りした武蔵です。
勢い良く伸びた天葉の付けが見えてしばらくしても
次の葉がなかなか出ずにヤキモキしていました。
芯止まりになってしまうと言う話も良く見聞きしますので・・・。
それで気にしてもしょうがないとしばらくは見ないようにしていたところ
ペロッと次の葉が覗いていました。
これで無事、芯止まりは回避。
そしてその間、力を蓄えたためかアタリまでお供に連れています。
これがまだ小さいのに親の芸に習っているのか湾曲葉風。
けなげです。
それにしてもコンペが中斑状に入る風変わりな芸ですね。
あれから2年。
私好みの一番下の画像の木に初花が付きました。
距は一本のようです。
花はともかく葉姿は2年前からほとんど変わらず。
気合が入らなくても増えるものは増えますから
これはこんな性格なのでしょう。
あまりたくさん増えても困りますから
これぐらいのペースが富貴蘭らしくてちょうど良さそうです。
あれから1ヶ月。
毎月しているようですが何せこの頃は毎日更新のため
ネタ不足が深刻なものですからご容赦ください。
と、言いつつ今月も新しい動きがあったようです。
なんとびっくり新芽が動き出しています。
真っ赤で、艶やかなアタリ。
潰れずに育ってくれるだろうか
親木と同じ葉芸をしてくれるだろうかと毎日目が離せません。
でも、其れだけでは飽き足らず、
つい植え替えたり肥料をドバッとやったりと世話を焼きたくなりますが
それで失敗したことは数知れず。
ここは生暖かい目で見守ることにします。
あれから2ヶ月。
柄の冴えは今一歩ですが、確か去年も冴えるのはお盆頃だったような。
仔のほうも葉元から白くなってきましたが
天葉全体に冴えを見せるのは1ヶ月先といった感じです。
いつもは花芽を摘むのですが総柄の木ではどんな感じになるのか1本残してみました。
やはり葉が総柄だけあって金牡丹のように濁りのない透明感のある赤軸でした。
咲けば花は白だと思いますが・・・。
ところでカテゴリーと品種名を建国宝としてみました。
もちろん総柄のみに付ける名前です。
これからのは建国宝中心にする予定です。
おっと、その前に株分けしなくちゃ。
それにしても安易な名付け。
あれから1年。
まずは葉を重ね元気に生育しています。
やさしく湾曲する葉姿はなかなかで
大株によくマッチしています。
この柄は蒔けばやはり出るのでしょうが
実生のおかげで割らずに済んでいます。
まだまだ持ち崩さずに行けそうですが
大株過ぎて展示会に持っていけないのが唯一の欠点です。
あれから8ヶ月。
親木の天葉がついに完璧にユウレイになってしまいました。
この親木の初は7年前、長い付き合いですから残念です。
もっとも、元になった7年前の木の柄はそんなに褒められた物じゃありません。
やはり、最低限、元が良くなければいずれはこんな風になる定めかも。
株立ちを目指すならケチらず最初に完全柄を選ぶべきでしょうね。
あれから3年と4ヶ月。
ずいぶん株がばらけてしまいました。
そして羅紗覆輪ほどではありませんが葉が伸びてしまった木も・・・。
それでも何本かは小さな姿を維持しています。
固定性はイマイチといったところでしょう。
昨年、天水栽培+ブドウ糖散布の相乗効果で
そこここにススの付いた株が出来ました。
半年で葉が枯れる山野草なら問題なくても、これは失敗でした。
拭いても取れそうに無く、葉が入れ替わるのを待つしかありません。
4~5年の辛抱です。
当然、ミズゴケ植えの分だけ、しかも素立ちに近い木ばかりですから気楽なものですが
それでも伸びている新根を痛めないよう気遣いも必要です。
で、無理やりネタ作りという訳でもないのですが白妙はあれから2ヶ月。
ついに1番仔を外しました。
3本も付いていたら御の字と思っていた根が外してみたら仔のほうにごっそり。
これなら作落ちの心配は無さそうです。
親木はだんだん地味柄になりそうな気がしないでもないですが
そうなる前にどんどん仔を生んでほしいものです。
まだ若木ですから楽しみは多いと言えます。
そしてパイナップル芽で出た仔は白地に松葉も散らし最上柄の見本のような木。
花芽も付きましたが空き家はまだたっぷりありそうです。
根も多く元気ですから今後の仔出しに期待です。
今のところ白翁獅子を彷彿とさせるような葉姿ですがこちらの継続は無理でしょうね。
あれから7年。
たぶん根を痛めたのでバラバラにし
腐った根を取り除いてまた寄せ植えしたものと思われます。
そのせいなのかその後も粗末にしたためなのか増えはさっぱり。
でも良く見たら覆輪が1本混じっていました。
枯れそうなあちらを大事にし、こっちは粗末にする不思議な性格・・・。
そういえばもう一鉢ありました。
入手した時から大株でしたがその後6年、更に大株になりました。
花茎に柄があると蕾も紅を帯びてきれいです。
こちらにも覆輪が2本。
丁寧に取り扱いたくてもこれから取り出すのは至難の業かも。
ところで30年以上前はこれでも中堅どころの高級っぽい品種ではありました。
今はこんな風に忘れられてしまっていますが・・・。
でも、くっきりとした白柄ですから
新湖東や朝日殿のように今ハヤリの高級品種に化けることはないかも
あれから2作。
更に株が込み合っていますが蒸れの心配は皆無。
以前は根を痛めてしまった事が何回かありましたが
今度はこのまま育てていても大丈夫でしょう。
とはいえビョ~ンと伸びた柄抜けと縞の仔が気になります。
極紅
2012年07月21日 | 花
ヤフオクの履歴を見ますと2004年に6本立ちで購入とありました。
それから8年。
実生の小さな木が小さいまま育ち、最近ようやく親木サイズに育った感じです。
小型、極立葉で結構赤が強い花。
それなりに特徴はありますが今となっては人目に付かない所でひっそり咲くだけです。
これもあれから6年。
更にボリュームアップしたので3,5号鉢から4号鉢へ移していますが
それでも頭が重く、撮影でちょっと斜めに置いたら鉢が転がってしまいました。
置き場所も4鉢分ぐらいのスペースを取られてしまいます。
ちょっと邪魔くさくも感じますが
ゆくゆくは棚にある木の多くがこんな感じになるわけですから
その時のために痛めず育てる予行練習をしているようなものです。
どこかに縞でも出たら株分けしようなんて考えるのでしょうけど
その気配は皆無です。
あれから3年半・・・
花の盛りが過ぎつつありますので切ることにしました。
花を取れば葉が見えてスッキリします。
と、姿が違いますので別株だったかも
それはともかく木炭植えしたら葉が短くなりました。
花切りの時くらいしか見ませんので手入不足も致し方ないとしたものです。
でも枯れずに育ってくれているだけで十分です。
麒麟丸はあれから6年。
どこにでもあるただの大株と言った感じですが花が咲けばそれなりに豪華ではあります。
木炭植えにしているので植え替えから開放され、維持管理が苦にならなくなったのは朗報です。
ただ、増え具合を気にする木ではないとはいえ痛んでしまえば全てが水の泡。
この植え方だとまだまだ持ち続けることが出来るような感じで嬉しい限りです。
たまにはブログネタで活躍してもらわなくっちゃ。
棚を見ていたらこんなのも発見。
昔、根が傷んでバラバラにしたのをまた再構築したような感じです。
これから30年も置いておけば上のような株になるかも。
あれから10ヶ月。
大株なら1年や2年でそれほど雰囲気が変わるはずはないのですが
これはガラリと変わってしまいました。
昨年、木炭植え、天水栽培、強日で水辛くして鍛えましたが
それにめげず、下葉や根はほとんど落ちませんでした。
ところが今年は水多めで若干日も弱め。
そして天水がない分肥料も多目かも。
それでリバウンドが出たのか天葉2枚が大きくなってしまいました。
それに仔もバンバン出ています。
自分好みからはちょっと外れますが3年後には展示会栄えしそうな姿になるかも。
運良く3年後の全国大会が東京だったら何とか持って行けそうです。
久々に湾曲葉のカテゴリーに仲間入りした武蔵です。
勢い良く伸びた天葉の付けが見えてしばらくしても
次の葉がなかなか出ずにヤキモキしていました。
芯止まりになってしまうと言う話も良く見聞きしますので・・・。
それで気にしてもしょうがないとしばらくは見ないようにしていたところ
ペロッと次の葉が覗いていました。
これで無事、芯止まりは回避。
そしてその間、力を蓄えたためかアタリまでお供に連れています。
これがまだ小さいのに親の芸に習っているのか湾曲葉風。
けなげです。
それにしてもコンペが中斑状に入る風変わりな芸ですね。
あれから2年。
私好みの一番下の画像の木に初花が付きました。
距は一本のようです。
花はともかく葉姿は2年前からほとんど変わらず。
気合が入らなくても増えるものは増えますから
これはこんな性格なのでしょう。
あまりたくさん増えても困りますから
これぐらいのペースが富貴蘭らしくてちょうど良さそうです。
あれから1ヶ月。
毎月しているようですが何せこの頃は毎日更新のため
ネタ不足が深刻なものですからご容赦ください。
と、言いつつ今月も新しい動きがあったようです。
なんとびっくり新芽が動き出しています。
真っ赤で、艶やかなアタリ。
潰れずに育ってくれるだろうか
親木と同じ葉芸をしてくれるだろうかと毎日目が離せません。
でも、其れだけでは飽き足らず、
つい植え替えたり肥料をドバッとやったりと世話を焼きたくなりますが
それで失敗したことは数知れず。
ここは生暖かい目で見守ることにします。
あれから2ヶ月。
柄の冴えは今一歩ですが、確か去年も冴えるのはお盆頃だったような。
仔のほうも葉元から白くなってきましたが
天葉全体に冴えを見せるのは1ヶ月先といった感じです。
いつもは花芽を摘むのですが総柄の木ではどんな感じになるのか1本残してみました。
やはり葉が総柄だけあって金牡丹のように濁りのない透明感のある赤軸でした。
咲けば花は白だと思いますが・・・。
ところでカテゴリーと品種名を建国宝としてみました。
もちろん総柄のみに付ける名前です。
これからのは建国宝中心にする予定です。
おっと、その前に株分けしなくちゃ。
それにしても安易な名付け。
あれから1年。
まずは葉を重ね元気に生育しています。
やさしく湾曲する葉姿はなかなかで
大株によくマッチしています。
この柄は蒔けばやはり出るのでしょうが
実生のおかげで割らずに済んでいます。
まだまだ持ち崩さずに行けそうですが
大株過ぎて展示会に持っていけないのが唯一の欠点です。
あれから8ヶ月。
親木の天葉がついに完璧にユウレイになってしまいました。
この親木の初は7年前、長い付き合いですから残念です。
もっとも、元になった7年前の木の柄はそんなに褒められた物じゃありません。
やはり、最低限、元が良くなければいずれはこんな風になる定めかも。
株立ちを目指すならケチらず最初に完全柄を選ぶべきでしょうね。
あれから3年と4ヶ月。
ずいぶん株がばらけてしまいました。
そして羅紗覆輪ほどではありませんが葉が伸びてしまった木も・・・。
それでも何本かは小さな姿を維持しています。
固定性はイマイチといったところでしょう。
昨年、天水栽培+ブドウ糖散布の相乗効果で
そこここにススの付いた株が出来ました。
半年で葉が枯れる山野草なら問題なくても、これは失敗でした。
拭いても取れそうに無く、葉が入れ替わるのを待つしかありません。
4~5年の辛抱です。