あれから2年と9ヶ月。
その間、せっかくの柄を絶えさせないよう丹精してきました。
が、親木は柄が逃げたうえに芯痛。
青の仔を3本外し更に親木に3本仔が付きましたがこちらも柄抜けのようです。
外した柄抜けの仔ですが割と姿の良いのが救いではあります。
それにしてもやり切った感はあるもののずいぶんと嫌われてしまいました。
あれから7ヵ月。
葉は長短出すものの筬が詰まっているせいか意外に姿の乱れはないようです。
それはさておき頂いてから10年以上経ちますが初めて花が咲きそうです。
普通の豆葉型の花かと思いますが開花がちょっぴり楽しみです。
でも咲かせたせいでアタリが潰れたりはしないでしょうね。
と、ついでに写っていた芯痛の仔に新たな天葉が見えていました。
てっきりダメと諦めていましたので嬉しいです。
入手してからもう20年近くなると思いますがブログ初登場です。
と思ったら1度紹介していますね。
当時はもっと黄色味が強くて姿も小さな木でした。
葉は1枚出ては1枚落ちるの繰り返し。
枯らしてしまった芽もあるのでしょう。
今も1鉢のままですから芽数もほぼ現状維持のようです。
しかし近頃はお好みの環境を得たのか
葉の色合いは鮮やかなミントグリーンに落ち着き
木勢を得て葉幅を引き始めました。
姿は厚ぼったくなったものの
御簾影の柄のような柔らかな色調は好ましい限りで
さわやかな初夏のこの時期にはピッタリです。
さすがに雨蛙のような柄とは図々しいようで言えませんでしたが~。
あれから1年。
下葉が持ち堪えたうえで1枚半の葉繰りは頑張ってくれた方でしょう。
これからは元気な姿を見続けることが出来そう。
仔も紺地は満点でようやく数年後の株分けの目途が立ちました。
とはいえ芸をよく見ると黄覆輪、黄虎斑、乗り斑、墨、ルビー根と盛り沢山。
羆七芸ほどではないにしろ斑芸の要素がヤバすぎるほどありますので
やはり作には細心の注意が必要です。
小さいほうの木も作上がり中。
小さいながらも五芸を遺憾なく発揮し一度手に取れば病み付きになってしまいます。
今週もヤフオクに黒牡丹縞など出品してみました。御覧いただければ嬉しいです。
あれから8ヵ月。
と、思ったら違う木でした。
こちらの仔を外した後の木のようです。
いつもなら今頃は全体が真っ青で柄の気配すら感じられなかったのですが
今年は天葉にそこはかとなく白みが感じられますし
下葉にも柄が残っています。
根先は全部がルビー色ですから
柄の余韻と相まって盆と正月が一緒に来たような華やぎを感じます。
そういえば外した仔は今回のヤフオクにと思っていたのですが
とっくに請われて出ていきました。
人気が続いてくれて嬉しい限りです。
あれから2年半。
下の方の画像の株です。
その昔(20年ほど前)宝錦の実生として入手。
葉姿、葉艶の具合などは宝錦とよく似ていましたが
柄が乳白色でしたので極安易に白宝錦(はくほうにしき)と名付け
その覆輪なので白宝殿(はくほうでん)として今に至ります。
性質は強健でいまだに花芽が付き難くその分仔出しは抜群です。
10年も割らずに育てれば大会展示クラスの大株になってくれそうです。
最初は縞品種だったのですが覆輪になりたがる性質があるようで
別株ですが何れ全部が覆輪になってしまいそうな勢いです。
唯一、中縞系が縞を維持してくれそう。
縞ったと思ってからでは遅いので縞も大事に縞しょうね。
あれから10ヵ月。
今までは手元にある苗木状態の木しか見たことがなく
どこがそんなに良いのか~とか思ったりしたものでした。
しかし成木に近付いたこの姿を見るにつけ、なるほどと納得しています。
親木は少し派手気味かもしれませんが
そんな親木からでもちょうど良さげな最上柄の仔が出たりします。
派手な仔も出ますが・・・。
でも鮮やかな斑色がきれいなのでしばらくこのままにしておきましょう。
あれから2年。
最上柄な親木は最上柄のまま、
派手目な仔は派手気味なまま、地味柄の仔は地味なまま
少しずつ時が過ぎているようです。
そういえばクリプトモスをアンコに使った植え替えはこれから始まったのでした。
今ではすべてをクリプトモスに切り替え、使いこなしつつあります。
近頃のミズゴケの入手難と高騰には困ったものですが
国産のローコストなクリプトモスで乗り切りたいものです。
あれから半年。
後ろの兄弟木に勢いが付きずいぶん伸びていますが
同じ環境下にある手前の真っ白な木も連動しているかのようです。
昨年の今頃を思うと極楽でまさに温泉気分。
柄がしばらく残るタイプなのですが
ようやく下葉に紺地が乗ってきたのも木勢の乗る一因かと・・・。
このタイプの白牡丹のこの柄の揃った3本立ちが出来たら
ずっと愛でていられるでしょうね。
あれから7ヶ月半。
柄の冴え具合を見るにつけ羆以上にきれいと思ってしまいます。
ただこれだけ柄が冴えると勢いのある根が出てくれません。
下葉も更に2枚落ちましたし枯れる少し手前ぐらいの一番輝いている時が今なのかも。
少しでも長く維持できればと思っていますがどうなることやら。
あれから半年。
昨年の今頃のようにたくさんの新根は出ませんでしたが
昨年以前の根は全部落ちることなく健全でしたので鉢の中の根はてんこ盛り。
今年の生育は旺盛のようです。
大きな仔に付いた仔には紺地が現れ少しは期待できそう。
早くももう一個仔が付きました。
更に親木の花芽位置からも仔が出てきました。
勢いのある仔ですから紺地が付いてくれればとつくづく思ってしまいます。
ところでヤフオクに金牡丹黄縞など少し出品させていただきました。
ご覧いただければ幸いです。
あれから半年。
昨年、3枚も下葉を落葉させた心の傷も癒えないうちに
冬の間に更に下葉が2枚落ちてしまいました。
冬場は最低温度を2℃に設定していたのですがたぶん寒すぎたんだと思われます。
修行の日々が続きます。
とまれ、枯れずに済んだのは幸運ともいえますし
被害の無かった仔はいくつか物になりそう。
そして木勢が落ちなければまた何本か仔を上げてくれそうです。
あれから1ヵ月と少し。
親木の天葉は付けが見えてきましたし
3本の仔もそれぞれ次の天葉が出て快調です。
4本目の仔はまさか真鶴芸ということはないでしょうね。
今年は動き出しと同時に薄い肥料と活力剤を与えています。
ここ3年ほどは肥料のみで活力剤を使っていませんでしたので
ちょっとその違いを探る絶好の機会かと思っています。
結果(というには早いのですが)、天葉は前の葉よりも大きくなり
新根の出も良いようです。
でも調子の良い時ほど好事魔多しとも言います。
根腐れさせないよう、気を付けなくては。
ご無沙汰でした。
うっかりしていたらあっという間に5月も中旬を過ぎようとしています。
こちらではまだコロナが流行っていて全国大会へもどこへも行けませんが
富貴蘭は生育真っ盛り、それだけで十分に楽しめています。
うっかりしていたらあっという間に5月も中旬を過ぎようとしています。
こちらではまだコロナが流行っていて全国大会へもどこへも行けませんが
富貴蘭は生育真っ盛り、それだけで十分に楽しめています。
豆葉縞はあれから1ヵ月と少し。
出た仔は天葉2枚でほぼ覆輪に決まったようです。
元親が皇から分かれた青とのことでしたが
いきなり深覆輪の仔が出るとは世の中分からないものです。
勢いも出てきて仔が付きましたが果たして柄は・・・。