

あれから5ヶ月。
春からですと4枚の葉繰りとなり生育は順調でした。
木々の紅葉とは逆に春先に染まっていたアントシアニンは消えて
すがすがしい色合いとなっております。


仔があらぬ方向を向いていましたので
外したい衝動を抑えて竹串を添えてみました。

来年、新根が下りれば軸もこのままでいてくれるでしょう。

春のアタリは大きくなってきましたし


更にもう1個出てくれました。

増えも順調のようです。


こちらは活力が乏しいのか筬が詰まり気味。

その分葉繰りも上の木の半分です。

それでも仔沢山。

今は脛を齧られ中かも。

それぞれの仔に独り立ちできるくらい新根が出てくれたら
また雰囲気もガラッと変わりそうです。




あれから3年半。
1本ずつ分けて育てていましたのでそれぞれが大きく育ってくれました。

そこで意味不明ながら合体させてみることに・・・。

4号鉢にようやく収まる大きさでなかなかの大迫力です。
高価だった昔ならとんでもないことですが
今はこんなお遊びも気軽にできるようになりました。

友達がいないような植え方ですが
欲しいと希望されてもほかで安く買ったら~とか言えますもんね。

ところで一連のこのタイプの品種は枯れた袴をピンセットで摘まむと
ピシっという音と共に気持ちよく剥がれます。
何故かはわかりませんがそんな変なところがお気に入りです。



あれから3年半。
その後、一鉢に1本ずつ植えて栽培してきました。
結果、葉幅引いて見栄えは良くなりました。

ただ、場所を取りますのでまた寄せ植えすることに・・・。

今度はうまく育ってくれるでしょうか。


ところで画像を拡大してみていたらカイガラムシが3個付いているのを発見。

速攻、取り除きました。
思えば墨が潰れてかさぶたになった跡と
見分けの付き難いひどい芸ではあります。

でもイイんですよね~これが。
天葉が明るめに出ることもあったりしますので
縞なんかが出ないかなと期待もしています。




あれから2ヶ月弱。
春先のビロ~ンと伸びた葉に違和感があったものの
もうすっかり木に馴染んでくれました。

それだけ葉繰りが良いという事で
しかも親木は上柄で落ち着きまずは一安心です。


しかし、仔には難あり。

下の仔はちょっとのぞいた次の天葉が青そうですし
上の仔の天葉は派手そうです。
親木の下葉が派手でしたからなかなか思い通りにはいきませんが
仔吹きは良さそうですから追々上柄の仔も出てくれることでしょう。



あれから半年。
しばらく植え替えがご無沙汰でしたので

ミズゴケと鉢がこんなになっていました。

木がきれいなのでまさに泥の中から出て花を咲かせる蓮のよう。
なんてフレーズを考えながら写真を撮っていると

ミケのサクラが邪魔・・・もといお手伝いをしに来てくれます。



このまま棚に戻すのもなんですからとりあえず植え替えました。

寄せ植えの仔を別に植えようかとも思いましたが
ここから3本立ちにするにはまた10年かかりますので
気が重くなり止めました。

本物の瑞晶から出た深覆輪芸で数は少ないもののたぶん人気なし。
人知れず棚でひっそりと愛でるのに向いている品種ではあります。

台風一過とはいえ今回は被害甚大でしたね。
災害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
明日は浜松で秋季大会ですが電車が動かないようで残念ながら行けません。
無事に開催できることを祈っています。
災害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
明日は浜松で秋季大会ですが電車が動かないようで残念ながら行けません。
無事に開催できることを祈っています。


さて、銀世界はあれから1年と5ヶ月。
長い新根がたくさん出てまだ大丈夫と油断してたら
鉢の中の根はボロボロでした。

それでも下葉は振るわず元気そう。
古根を外して若返らせたのと同じと思うことにして植え替えました。

こんな寄せ植えが3つ4つ。
前と同じように植えたらまた同じようになりそうなので
次は早めに植え替えましょう。




ところでほとんどが紺地の多い中でこんなのが1本だけ出てくれました。

まさに銀世界。
これも今まで寄せ植えだったのですが
さすがにもったいなく単独植えにしました。
果たして仔が出ても同じ芸で固定しているのか見守りたいと思っています。


さて10月。
今月も暖かくお天気の良い日が続きそう。

まだしばらくは富貴蘭の生育を楽しめそうです。

五右衛門はあれから3ヶ月。
凝ったような短い葉だけでは続いてくれず
天葉で若干勢いが付いてしまいました。


仔も親木以上に大きくなりそう。
それでも標準サイズと比べればまだだいぶ小さなほうです。
カギ爪の揃ったかわいらしい姿にアントシアニンを浮かべ
奄美系であることを思わず忘れてしまいそう。

別に偏見があるわけではありませんが
寒冷地では冬に枯れちゃうことがあるという
先入観からまだ抜け切れていないもので・・・。

奄美系は数鉢しか持っていませんが
とりあえず1品種1鉢だけ楽しめればいいかなと思っています。