あれから2年と7ヶ月半。
たまに手に取って見ても代り映えしないと思っていたのですが
丸3作ですから画像を比べると姿がだいぶ変わっています。
この間、蘭舎内で育てていましたので大きくなったといえば聞こえは良いのですが
悪く言えば間延びしちゃっています。
しかもだんだんそれに目が慣れてそんなものかと思ってしまう自分の感性に愕然。
これではただ大株っていうだけで何のインパクトもありませんから
来年からはまた外棚の日当たりの良い所で締まった姿に育てなければと思っています。
しばらく植え替えもしていませんがピートモス植えのおかげか根は傷んでいないようです。
また、そのせいか今のところ持ち崩しの薮立ちになっていないのは幸い。
それぞれの木がコンパクトになってくれればまだまだ先がありそうです。
と、気合の入るところですが今やっても余り良いことはありませんから植え替えは来春にし
とりあえずきれいになった姿を見るべく楽しみにしているところです。
あれから5ヶ月。
外に飛び出した新根を株の間に収め
新しい鉢に入れて植え替え完了です。
こまめにメンテしている鉢は植え替えも楽チン。
全部の鉢でこうありたいものですがなかなかそうもいきませんです。
根が良く出来ましたので今年は木勢が更にしそう。
しかし、ビロ~ンとした長い葉だけは出さないように気をつけなくっちゃ。
株の雰囲気が台無しになりますので・・・。
ところで本題はここから。
姿の良い株があるともう一つ二つ欲しくなるのが人情というものです。
そう思っていたところ何年か前の交換会に
葉焼けしたぼろぼろの株が出ていましたので思わず買ってしまいました。
確か数千円のお値段でした。
根も良くなかったのでバラして栽培。
ところがその後、思いのほか予後が順調で痛んでいた下葉も入れ替わりましたので
鉢数減らしの為また寄せ植えしてみました。
これだけならブログ記事にもならないのですが
よく見たら黄縞のある仔が一本混じっているじゃありませんか。
しかも葉淵のビックリ縞じゃなく反対側にもありますから
継続性も少しは高そうです。
そんな欲目でこれの出た親木を見ると
こっちもなんとなく縞気配。
元は全部同じ株でしょうからまたどこかから出るかもと目が離せなくなりました。
どこかで見た最上柄とは比べるべくもありませんが
わずか数千円でこれだけ遊べるとしたらこれは御の字としたものです。
10月も残り僅かとなりました。
近くの山の紅葉が進み冬も間近に迫っています。
蘭舎の温度は最低10℃くらいまで下がるようになりました。
まだしぶとく新根を伸ばしている木もありますがそろそろ店じまいでしょう。
今年から500鉢ほどピートモス植えに切り替えていますが
結果には自分でも興味深々です。
まあ、生育の遅い風蘭ですから劇的に変わるというほどではありませんし
いろいろな植え方やいろいろな鉢で試していますから全部が良くなったというわけではなさそう。
しかし、これはイケテると感じたパターンが見つかりましたから
来春は全部この植え方で押してみたいと思っています。
要は全体的にバランスの良い組み合わせが肝要のようです。
それにしても作については私なんかより上手な方がたくさんいらっしゃいます。
そしてちょっといいなと思ってもそのちょっとの差に追いつくまで
軽く10年はかかるといった塩梅でなかなか先が見えないものです。
言葉では表現しづらい感覚の世界になってしまいますからそんな地味な話より
わかり易い新品種のことや儲けた、損したの話がうけるのも当然といえば当然です。
しかしそれだけなら富貴蘭も一時の流行で終わってしまいますが相当長く続いていますから
そのものの魅力と作の奥深さも両輪となっているのでしょう。
こっちの寿命が尽きるまで果たして極められるかどうかといったところですが
残念ながら跡継ぎはいませんです。
近くの山の紅葉が進み冬も間近に迫っています。
蘭舎の温度は最低10℃くらいまで下がるようになりました。
まだしぶとく新根を伸ばしている木もありますがそろそろ店じまいでしょう。
今年から500鉢ほどピートモス植えに切り替えていますが
結果には自分でも興味深々です。
まあ、生育の遅い風蘭ですから劇的に変わるというほどではありませんし
いろいろな植え方やいろいろな鉢で試していますから全部が良くなったというわけではなさそう。
しかし、これはイケテると感じたパターンが見つかりましたから
来春は全部この植え方で押してみたいと思っています。
要は全体的にバランスの良い組み合わせが肝要のようです。
それにしても作については私なんかより上手な方がたくさんいらっしゃいます。
そしてちょっといいなと思ってもそのちょっとの差に追いつくまで
軽く10年はかかるといった塩梅でなかなか先が見えないものです。
言葉では表現しづらい感覚の世界になってしまいますからそんな地味な話より
わかり易い新品種のことや儲けた、損したの話がうけるのも当然といえば当然です。
しかしそれだけなら富貴蘭も一時の流行で終わってしまいますが相当長く続いていますから
そのものの魅力と作の奥深さも両輪となっているのでしょう。
こっちの寿命が尽きるまで果たして極められるかどうかといったところですが
残念ながら跡継ぎはいませんです。
さて鈴虫はあれから1年と4ヶ月。
こちらも今年からピートモス植えにしてみました。
何かと比べてみたわけじゃありませんから
それが影響しているかどうかは不明ながら
葉は一回り大きくなったような感じです。
根もたくさん出てくれました。
鉢の中も根でごちゃごちゃになっているようです。
外に伸び出した新根は気になりますが
これは冬眠中にでも株の間に仕舞い込んで姿を整えたいと思っています。
切っちゃう方もいるそうですがさすがにそこまでは・・・。
あれから9ヶ月。
今年はやけにあちこちの鉢に花芽が目立ちます。
一応、仔出しが促されればと昨年は活力剤や液肥などを
とっかえひっかえ与えてみたのですが
どうやら回りまわって花芽に効いた模様です。
何が効いて花芽になったのかはさっぱりわかりませんが・・・。
普通は花の咲き難い鈴虫も今年も目いっぱい花芽が伸びてきました。
咲けば弁先をほんのり紅に染める上品な花ではあります。
あれから2ヶ月。
なかなか気温が下がらず、相変わらず暑い日が続いています。
しかし、風蘭は敏感に秋の気配を感じ取るのか下葉の黄変が目に付き出しました。
これを見ると青空に映える秋めく山の紅葉のようでなかなかの風情です。
風蘭の枯れゆく葉が綺麗と思ったことは今まで一度ありませんでしたから
ちょっとした驚きです。
まあ、全部の葉が紅葉したら悲惨ですが・・・。
ところで、長く富貴蘭を栽培している友人が今年鈴虫の花を初めて見たと言っていました。
そういえば小株では滅多に咲かなかったような気がします。
と、探してみたら10年前の画像がありました。
昔は生育環境も腕も良くなかったので素立ちからここまで10年以上掛かっています。
急に作が掛かってきたのはここ数年かも。
今年は摘むのが億劫になるほど花茎を伸ばしましたがやっぱり全部摘んでしまいました。
しかし、この名花をいつでも見ることが出来るとは限りませんので
来年は全部咲かせて心ゆくまで楽しんでやろうと思っています。
あれから10ヶ月。
大株なら1年や2年でそれほど雰囲気が変わるはずはないのですが
これはガラリと変わってしまいました。
昨年、木炭植え、天水栽培、強日で水辛くして鍛えましたが
それにめげず、下葉や根はほとんど落ちませんでした。
ところが今年は水多めで若干日も弱め。
そして天水がない分肥料も多目かも。
それでリバウンドが出たのか天葉2枚が大きくなってしまいました。
それに仔もバンバン出ています。
自分好みからはちょっと外れますが3年後には展示会栄えしそうな姿になるかも。
運良く3年後の全国大会が東京だったら何とか持って行けそうです。
あれから2年と3ヶ月。
風蘭的には2年はあっという間で、この植え方だとコンパクトに見えますが
株は2年の間に野球ボールがソフトボール大にまで盛り上がった感じです。
それにこの鉢環境がお気に入りなのか
まだポツポツと仔を上げ続けています。
鈴虫は葉が長短出て素立ちですと姿が見苦しかったりしますが
これぐらいの株になればそんな欠点は全然関係ありません。
株分けして売ってもアホらしいお値段にしかなりませんから
みなさん、大株を目指しましょう。
それにしても最近、青物の人気が無いようですが
もともと富貴蘭趣味者はへそ曲がりがほとんどです。
たぶん、私が言わなくても人気のないものを一生懸命作り始めることでしょう。
それでは次の2年後のお披露目を乞うご期待です。
あれからまだ間もないのにもう花が咲き出しました。
根は鉢まで届くほど伸びています。
これぐらいの株なら花を咲かせても根が止まることはないでしょう。
これが最初の開花で久々に香りを楽しんでいます。
でもこれからは続々と花芽が動き出しますから
花芽摘みと鉢換え、そして植え替えが同時進行です。
虫の鈴虫がこれほど群がれば結構気色悪いものですが
これは大丈夫です。
植え替えたらあの時からちょっと雰囲気が変わりました。
このかたまり感が堪りませんね。
これを見ると安い苗木を拾って
また株に仕上げたいという気持ちも湧いてきます。
昨年、綺麗に植え替えましたが
株から根が飛び出すとなんとなく落ち着かなくなってきます。
元気に生育してくれているということで何よりなのですが・・・。
姿というか雰囲気はそれほど違わないように見えても
10数芽有って、新葉が30枚は出ていますから
たぶん、ダイナミックに変わっているはずです。
目立たないながら新仔もそこそこ出ていますので・・・。
それにしても安くなると株分けする理由がなくなるからよいですね。
最近、なかなか調子が良さそうと思い
以前の画像を探してみましたら
やはりたった二年でだいぶ雰囲気が変わっていました。
さすがに来年は植え替えなければ
なんだか根を隠すのが大変そうですが
これぐらいの大変さは大歓迎かも?
20数年育ててようやく懐いてくれた感じがします。
以前の画像を探してみましたら
やはりたった二年でだいぶ雰囲気が変わっていました。
さすがに来年は植え替えなければ
なんだか根を隠すのが大変そうですが
これぐらいの大変さは大歓迎かも?
20数年育ててようやく懐いてくれた感じがします。