あれから3年と10ヶ月。
ほぼ4作していますから当時の仔は外れてどっかに行ってしまっています。
親木は安定した深覆輪ですが出る仔は今までも現在も派手なのばかりです。
ただ、この品種は派手柄でも枯れることなく
虎斑品種としてみれば葉姿、柄、根共々超一級品ですからどなたも文句は言わないのでしょう。
でももう少しこう富貴殿の株立ちっぽくなってくれないものかと思ってしまいます。
昨年の仔には紺中通しはあるもののこれも派手方向に進みそう。
それでも新仔の純白柄は見どころの一つでもあります。
一方、地味柄の木は2本仔を外しているようですが
昨年はそれ以上に仔が吹き上がってくれました。
地味柄といってもこれ以上地味や無地にはならず色々なタイプの柄の仔がお目見えします。
雄大な姿と共にこの柄の変幻自在さも魅力の一つかも。
今はユウレイ木ばかりが出回って値段的に足を引っ張っている気がしないでもないですが
まだまだ銘鑑上位で頑張ってほしいものです。
あれから7ヵ月。
仔の柄はまだ真っ白なままです。
そういえば親木の天葉付近も柄は白さを残したまま。
ただ、根は薄いピンクで濃いルビー根にはなっていません。
そんな生育環境なのでしょう。
思えばあの頃は濃いルビー根がきれいでした。
姿もコンパクトに仕上がり無理やりプラス1芸させているような気もします。
だた、天葉の柄の冴えはイマイチでした。
一長一短あるのでしょうが今では以前の作に戻すのはスペース的に無理となりました。
地味な覆輪の方ですが
ハデ柄な仔、三兄弟のうち長男と三男は親木と同じ地味柄に戻りました。
ただ、間に挟まれた次男はまだやんちゃしているようです。
どれが良くなるのか予想はできませんが
幸い、親木は泥根しか出ておらず生育は旺盛。
この仔達もすぐに大きくなってそれぞれに仔が付いてくれるでしょうから
その時の柄の様子を楽しみに待ちたいと思います。
今記録しておかないと稚葉の柄がどうだっけとかすぐに忘れちゃいますので
忘備録のつもりのでした。
あれから2作。
なぜか一回り小さな株立ちになってしまいました。
それでもボリューム感溢れる葉姿、
深覆輪で出芽真っ白は棚でも良く目立ちます。
ところで世にはこれの地味な覆輪の木もあるとのこと。
常々そんな木と並べて眺めてみたいものと思っていた所
昨年の全国大会で思いがけず入手出来ました。
昨年までは地味過ぎてどこに置いてあったか分からなくなるくらいでした。
その分、木勢を蓄えたのでしょう2作目で早くも子沢山。
そしてその仔は親木の柄とは打って変わり
3本とも縞状の白柄が際立っています。
こんな変わり身の早さも人気の理由でしょうか。
紺中通しさえあれば派手気味のほうがきれいと思っていましたが
こんな仔を見た日にはちょっと考えを改めなければいけません。
あれから1作。
2枚以上葉繰りしたうえ葉丈も前年より長くなってきました。
温泉気分で育っているのでしょうか、ゆったりした姿が心地よさそう。
まあ、これがこの品種の持ち味なのでしょう。
ようやく本領発揮といった感じです。
この木は深覆輪タイプですが少しでも紺中通しが見えればすくすく育ってくれるようです。
こちらでは気候的な条件のせいか柄がパッと冴えませんが
新仔は純白に出て綺麗です。
紺中通しが見えますので大丈夫そう。
こちらも同じような柄の仔です。
下の仔はちょっと紺中通しが片寄って派手めでしたが
そこから出た仔は意外にしっかりした覆輪でした。
ただしこっちから出た仔は派手。
派手でも育つとは言われていますがたぶんだめでしょう。
というわけで素立ちで入手してから5年。
4本立ちになって更に仔が4つと
ここからはあっという間に大株立ちになりそうな予感が~~。
あれから1年と5ヶ月。
作場環境の変化で短くなった葉がまた盛り返してきました。
それと共に大姫葉というか湾曲が強くなり
ふっくらとした優しげな姿に生まれ変わりつつあります。
それと柄はこちらの作ではベタに出ず
ちょうど群雲に浮かぶ満月のような風情です。
その柄もこの品種は地味から派手までいろんなタイプがあるようですが
この木は西出でいうところの王冠タイプ。
仔も親と同芸で付いてきてくれています。
これぐらいの柄だと花芽は付きにくく
しかも返って仔吹きは良さそうな気もします。
とりあえず長い下葉が入れ替わる3年先の姿を楽しみに・・・。
あれから半年。
棚に入ってから3作目です。
そろそろこちらの環境にも馴染んできたようで生長スピードが増しています。
ただ葉丈は天葉3枚ぐらいの長さで落ち着きそう。
というか柄が派手目ですからこの姿でまとまってくれれば愛らしい一品となりそうです。
しかし派手目といっても紺中通しはしっかりありますから
ユウレイ木と違って倒れることはなさそうです。
それに今年は勢いが付いたのか天葉は紺がすぐ晴れずに残っていて
この残心さが芸に奥行きを与えています。
仔は派手かと観念していましたが3本共に紺中通しが現れて来ました。
どうやら親木と同芸くらいにはなりそう。
それにしても蘭の国からさんのなんかと比べると柄、姿共にまるで別種。
作の具合でもいろいろ遊べる楽しみな品種ではあります。
あれから1作。
私の腕が悪いのか、それとも少し派手気味のせいなのか
生育は思ったほどではありませんでした。
最も入手してからまだ2作。
ようやく棚環境に慣れたところなのかも知れません。
親木の柄は少し派手寄りの上柄といった感じで綺麗なのですが
3本の仔はもしかしたら派手なのかも。
まだ紺中通しがあるのは救いですが
これが富貴殿のように徐々に広がって親木程度の柄になるのか
それとも派手仔で終わってしまうのか
この品種については経験不足で先が読めません。
まあ、派手になったら落ちちゃうことくらいは知っておりますが~
きょうは空から白いものが舞い降りていよいよ冬といった感じです。
その冬支度や野暮用ですっかりご無沙汰してしまいました。
11月に入ってからはお天気の日がほとんどなく富貴蘭はほぼ休眠状態です。
日が当たらなけりゃ加温しても無駄というものですからね。
これから2月半ばまで水遣り無しで過ごさせます。
ようやく手間も掛からなくなりこれからは少しのんびり本でも読んで過ごせそう。
本といえば今月号の自然と野生ランは連載物など面白い記事が盛りだくさんです。
特に四国巡礼、蘭の旅に出る富貴蘭の作には刺激を受けました。
そっか~、国産ミズゴケか~。
そういえば昔のニュージーランド産ミズゴケには盛大に草が生えたのに
近頃のは1本も雑草が生えてきません。
ちょっと育てるのが難しい野生蘭などはこれで植えると枯れてしまうそうですから
何か薬剤処理しているのかもしれませんね。
検閲も厳しくなっていることでしょうし。
富貴蘭も植え替えが大変なばかりでなく根が良く出来なくなってきたので
木炭をアンコ代わりに使い始めたのですが
これは元が悪かったのかとなんとなく腑に落ちました。
来年からは国産ミズゴケです。
山野草マニアックスも黒牡丹金牡丹特集など読み応え満載。
ぜひ購入してくださいまし~。
その冬支度や野暮用ですっかりご無沙汰してしまいました。
11月に入ってからはお天気の日がほとんどなく富貴蘭はほぼ休眠状態です。
日が当たらなけりゃ加温しても無駄というものですからね。
これから2月半ばまで水遣り無しで過ごさせます。
ようやく手間も掛からなくなりこれからは少しのんびり本でも読んで過ごせそう。
本といえば今月号の自然と野生ランは連載物など面白い記事が盛りだくさんです。
特に四国巡礼、蘭の旅に出る富貴蘭の作には刺激を受けました。
そっか~、国産ミズゴケか~。
そういえば昔のニュージーランド産ミズゴケには盛大に草が生えたのに
近頃のは1本も雑草が生えてきません。
ちょっと育てるのが難しい野生蘭などはこれで植えると枯れてしまうそうですから
何か薬剤処理しているのかもしれませんね。
検閲も厳しくなっていることでしょうし。
富貴蘭も植え替えが大変なばかりでなく根が良く出来なくなってきたので
木炭をアンコ代わりに使い始めたのですが
これは元が悪かったのかとなんとなく腑に落ちました。
来年からは国産ミズゴケです。
山野草マニアックスも黒牡丹金牡丹特集など読み応え満載。
ぜひ購入してくださいまし~。
と、前置きが長くなりましたが錦織はあれから2ヶ月。
さすがに秋の後半からはほとんど成長していませんが
やはりというか親木の天葉は少し短いまま附けが見えてしまいました。
まあ、何年かは短めに推移して馴染んだ頃にまた大きくなるのが
ウチの棚の環境ですので・・・。
次の天葉は紺地十分でその点では来年もひとまず安心です。
親木よりも仔のほうが成長したようで今年の子はどちらにも紺地が入っています。
心持ち親木の軸も太ってきたようでまた来年も楽しませてくれることでしょう。
あれから1ヶ月弱。
この暑さにも負けず元気に生育中です。
もう少し葉が短くなるのかなと思いましたが
生育環境抜群の前作から加速が付いていますから
しばらくブレーキは利かないようです。
今年は仔が2本かと思っていましたら上からもう1本出てきました。
しか~も、下の仔には紺地が乗っています。
ユウレイ気味に出ても後に紺地が乗ってくるとは上の仔達も期待大。
最初からユウレイを買ってしまったら生育はしても柄はそれっきりですが
しっかり紺地がある木はハラハラドキドキ。
なかなか遊ばせてくれる品種です。
あれから2ヶ月とちょっと。
親木は柄、生育共に順調です。
しかし仔は少しずつ大きくなってはいますが問題は柄。
まあ、今年は外れくじを引いたと言うことで・・・。
また来年以降がんばります。
あれから3週間。
更に葉が伸び・・・というほどではないですが
新たなアタリが密かに育っていました。
しかも2個。
さすが仔出しも良いと評判の品種です。
下の真鶴芸の仔は休んでてくれてもいいから
この仔をグングン育ててもらいたいものです。
でも、こんなに早く結果が出るということは・・・
他の棚でもバンバン仔が出て増えているんでしょうねぇ~~
あれから1ヵ月半。
さすが木勢が良いと評判の本種らしく天葉がギュィ~ンと伸び出しました。
生育し始めのそこそこ寒い時期にこれですから
暖かくなるにつれて更に勢いを増すことと思います。
これなら年に3枚以上の葉繰りは確実かも。
新根は泥根、ピンク根、ピンクのストライプと三者三様。
元気に伸びています。
たぶん仔出しも早いでしょうから我慢比べせずに生育を楽しめる品種のようです。
ただ今、爆弾低気圧が上空を通過中。
風が家を揺らす音、トタンが煽られる音、何かが倒れる音などで
何度も寝付いたと思ったら目が覚めますので諦めて起きました。
風が家を揺らす音、トタンが煽られる音、何かが倒れる音などで
何度も寝付いたと思ったら目が覚めますので諦めて起きました。
と、あれから4ヶ月。
無事に冬越しして新根が顔を覗かせました。
恥ずかしながらここ数年の間に買った中では一番高価な木で
今年はどれくらい生育してくれるのか期待に胸が高鳴ります。
今の銘鑑のトップに鎮座している品種は富貴殿ですが
もし次があるとすればこれが第一候補と高知のNさんも言っておられます。
それほどいろいろな面で魅力を兼ね備えた品種ですが
更に作でもっとその芸を引き出すことができるのか
楽しみに見守って行きたいと思っています。
ただ、弧を描くようなゆったりした姿が身上ですから
縮んで締まったら魅力半減かも~
先日の秋季大会交換会で落札させていただいた錦織。
ここしばらく買っていませんので、たまには流行のものでもと入手しました。
初めての木が入ると棚が華やぎますし、
それにこの木は紺地が十分でなかなか良い景色です。
ユウレイ木も育つとのことで
そんな木もセリに出て安めに落札されていましたが、やはり本命はこちら。
紺地が多い分、馬力もあるでしょうしユウレイな仔は頼まなくても出てくるようです。
派手な仔もこうして見るときれいなもので、いろいろ変化も楽しめますから
末永く銘鑑の上位にランクされる品種かなと思います。