あれから1年と3ヶ月。
昨日の姫富貴の親木、瑞晶です。
かっこよく寄せたつもりでしたが
株立ちと違って元が離れているためなのでしょう
新根が2回伸びたらそれぞれが押し合いへし合いして
間が空きバラけてしまいました。
それでも花が満開になれば取り敢えずいい感じ。
ただ、1本1本の葉姿も乱れてきましたので
また元の数本立ちに戻して作り直しかも。
あれから5年。
そういえばその時の派手だった木は枯れて良い柄だけが何鉢か残っていました。
今回はそれを一鉢に合体、株立ち風にしてみました。
これが思いのほか良い雰囲気です。
たくさんある三光中斑の品種郡の中にあって
これはそれほど自己主張もないどちらかというとひっそりとした佇まいが持ち味です。
鉢にてんこ盛りされてもうるさくなく妙にしっくり来るのはその為なのでしょう。
御城や駿河や西出ではこの雰囲気は出せないでしょうね。
味というものを久々に感じています。
やっぱりあのままのほうが良かったかとかなり後悔。
一応、派手柄は外すのが常識ですから株分けしましたが
結局はバランスが取れず、ばらばらに・・・。
置き場の関係で1鉢ずつ植えることもままならず
得意の寄せ植えとなってしまいました。
派手木のほうも寄せ植え。
何本か復活してくれることを期待です。
あの時、予言した通り
その後出る仔はユーレイばかり~
下手なことは言うもんじゃござんせん。
10数本になっていますが使えるのは4本ぐらいかな。
それでも痛みのない見事な株立ちになっています。
東出や駿河系統ではこうはなり難いものです。
付け付近の紅隈はいつしか目立たなくなっていますので
(株を掻き分けて探せば見つかりますが・・)
品種にこれが絶対ということはないものですね。
お盆にふさわしいユーレイ話でした。