あれから4年。
こんな感じに育っています。
本来、太い新根がこんなには出ないはずなんですが
棚環境がご機嫌なせいか出ています。
それに古木な親木もまだ若々しく仔を上げています。
大株目指して頑張ります。
あれから半年。
今の季節は毎年アントシアニンに染まり野趣溢れる風情を醸し出しています。
それはともかくせっかく積み上がった葉姿が台無し。
上の方から新根が下りてしまいました。
それでも根の少ない品種ですから贅沢は言いっこなしです。
確か葉繰りは年4枚選手ですから早々に元の姿に戻ってくれることでしょう。
こちらは更にアントシアニンがベッタリで苦しそうな気配が感じられなくもありません。
碌に根の出ない仔をたくさん抱えていますからさすがに子育てが大変なのでしょう。
なるべく早く一人前になって欲しいものです。
あれから5ヶ月。
春からですと4枚の葉繰りとなり生育は順調でした。
木々の紅葉とは逆に春先に染まっていたアントシアニンは消えて
すがすがしい色合いとなっております。
仔があらぬ方向を向いていましたので
外したい衝動を抑えて竹串を添えてみました。
来年、新根が下りれば軸もこのままでいてくれるでしょう。
春のアタリは大きくなってきましたし
更にもう1個出てくれました。
増えも順調のようです。
こちらは活力が乏しいのか筬が詰まり気味。
その分葉繰りも上の木の半分です。
それでも仔沢山。
今は脛を齧られ中かも。
それぞれの仔に独り立ちできるくらい新根が出てくれたら
また雰囲気もガラッと変わりそうです。
あれから2ヵ月弱。
葉繰りは1枚でまずまずです。
そして仔が1個。
上の方からの仔ですから成長は早いかもと期待しています。
この品種は根の少ないのが特徴ともなっていますが
新しいミズゴケを新根に当てて更なるパワーアップを目指します。
毎年のことですが日差しが強くなるに従い徐々に葉がアントシアニンで染まってきました。
柄のない青物ではありますが季節の推移が感じられるこんなことも
隠れた人気の原動力になっているのでしょう。
こちらは半枚の葉繰り。
脛齧りが多くて大変そうです。
あれから9ヵ月。
気が付いたらまた一株植えになっていました。
年に数回植え替えますのでその時の気分次第なのでしょう。
2本立ちながら棚では一番大きな木で凛とした風格さえ漂っています。
ここから今年3枚半も葉繰りしたら更に葉重ね豊かな株に生まれ変わることでしょう。
下葉がバラバラ落ちさえしなければ~~
こちらは丈がやや詰まり気味です。
しかし子沢山。
根下ろしが思わしくなくて仔出しの少ない品種なのですが
これはうまく事が運んだ株でしょう。
姿作りと作得株作り。
2パターンの株があったら楽しいかも。
あれから2年と9ヵ月。
置き場節約のため、また一鉢にまとめてみました。
久々に日照を強めにしてみましたのでアントシアニンが葉を染めます。
こんな色合いになるのはたぶん7年前に遡るのかも。
この品種にしては根がたくさん出て葉繰りも良く仔出しも良かった記憶があります。
今思えばあの頃の作が一番良かったようです。
その後、更に良くしようと選択肢を増やしたり工夫を凝らしたりしても
それが結果に結びつくとは限りませんね。
ただ、無駄っぽいことはたくさん試みましたので
これからはいろいろ考えなくてもいい分、気は楽かもしれません。
夢よもう1度ということでとりあえずアタリはたくさんあるのですが
これがなかなか大きくなってくれないんです~。
とりあえず根がたくさん出てくれないと・・・。
今の環境に慣れて元気を取り戻すまで2~3年は掛かるかも。
また、だいぶご無沙汰してしまいました。
こちらはあの暑かった夏が過ぎ去り
明け方の気温は10℃程と涼しいを通り越して寒いぐらいです。
それでも蘭舎の中はまだ少し暖かくて
せめて10月一杯は生育を続けてほしいものと思っています。
さて、黄金虫はあれから2ヶ月。
夏に植え替え、おまけに株分けまでしちゃいましたので
その後、生育はイマイチになるのか
それとも新しいピートモスの腐食酸パワーで活が入るのか
注目して見ておりました。
こちらはあの暑かった夏が過ぎ去り
明け方の気温は10℃程と涼しいを通り越して寒いぐらいです。
それでも蘭舎の中はまだ少し暖かくて
せめて10月一杯は生育を続けてほしいものと思っています。
さて、黄金虫はあれから2ヶ月。
夏に植え替え、おまけに株分けまでしちゃいましたので
その後、生育はイマイチになるのか
それとも新しいピートモスの腐食酸パワーで活が入るのか
注目して見ておりました。
まずは元親から。
とりあえず1個は動き出しましたが
残り3個にも生気があり来春くらいには動き出しそう。
すんなり6本立ちになってくれたらうれしい限り。
株分けした甲斐があったというものです。
こちらの仔はというと・・・。
上のアタリ2個は本気モードのようです。
そして反対側の2個もそれに習ってお付き合い。
どこの棚でもこんな増えっぷりなら相場がガクンと落っこちそうかも~
こちらの木はやや根が少なかったのか親仔ともに葉繰りは半枚ほど。
それでも仔が付いている向こう側のアタリ2個はがんばっています。
新根2本で外れた・・・もとい外した仔の葉繰りはわずかですが
更に新根がプラスされ更に更にアタリまで動き出しています。
まあ、花芽が付きませんから葉の数だけアタリがあって
そこから仔が出るのは当然といえば当然なのですが
割ったばかりの極小苗は10年育てても素立ちのままで
ようやく大きくなるのが関の山といった増殖困難な品種です。
これはもしかしたら夢のような光景が繰り広げられているのかも
単に肥料や活力剤ではこうはなりませんから
絶妙な環境の中にあるということなのでしょう。
そういえば涼しくなって秋のアタリを楽しむ時期になりましたね。
あれから7ヶ月。
プチプチと動き始めたアタリが全部育ったら大変なことになる~
と舞い上がっていましたがその後の動きはなぜかさっぱりです。
じぃ~~っとしています。
やはり普通の豆葉風蘭のようにパカスカ増えることはなく
一筋縄ではいかない品種のようです。
そういえば親木は心持ち元気がなさそう。
そこで新根の伸びも止まったしご機嫌伺いに植え替えしようと鉢を開けてみましたが
つい、物の弾みで株分けしてしまいました。
なんと4鉢に増えました。
せっかくの株立ち、勿体なくない訳ではありませんが
鉢数が増える楽しさといったらそれ以上の誘惑です。
蘭舎の空きスペースも増え、今のところ心置きなく増やせますし。
また、これが刺激になって潰れかかった仔が蘇ってくれれば更に御の字。
また一本仔付きぐらいから育て上げる楽しみを味わうことにしましょう。
あれから5ヶ月。
春から夏にかけて身に纏っていたアントシアニンを脱ぎ捨て
再び清楚な姿に戻りました。
豆葉の縞など多芸品が溢れる中でただの青物といえばその通りですが
このリズム感も愛おしさのひとつと感じます。
さて、ほとんど増えないことで定評の品種ですが今年の作から景色が変わり始めました。
もちろん春の仔はすくすく成長しましたが
花は咲いたことがありませんから当然葉元全部にアタリはある訳です。
そしてなんとそのアタリがこんな感じにどんどん動き出しています。
この分だと夢の大株も射程距離に入ってきました。
10本どころか20本立ちもそんなに先の話ではないでしょう。
しかし願わくばもう少し親木にボリュームが欲しいところ。
でも、こんなに仔沢山じゃ当分無理かも。
・・・・贅沢言い放題ですみませんです。
それにしてもピートモスっていうか腐食酸の効果なのでしょうがなにげに恐ろしいことですね。
あれから2ヶ月。
根は鉢の淵まで伸びましたし、葉も1枚弱伸びています。
若干日の弱い場所で過ごさせているのですが
そんなに間延びする風でもなくアントシアニンが薄れてご機嫌そう。
しかし、今年出た仔はまだこんな感じでぐずぐずしています。
花が咲かない分、アタリの卵はまだまだたくさんありますが
たった1本の仔さえ軌道に乗せることが出来ないのですから
全部動き出されたら返って困ることになるかも。
しかしこんなちょっとかよわそうなところに栽培意欲をくすぐられるのでしょう。
以前、しけってしまいましたが花芽の付いたこともありましたので
もっと木勢を付けさせいつかは咲かせてみたいものと思っています。
あれから5ヶ月。
横からの日差しが強い春先はほのかにアントシアニンが乗って
懸命に生きているんだなあという感じが堪りません。
昨年はこの品種にしては新根がたくさん出てくれましたが今年はそれ以上。
そのおかげかアタリにもスイッチが入ってくれました。
ふと見るとその下にもアタリが・・・。
そういえば昔はずいぶんと増やしていたようですが今はこれ一鉢のみ。
昔の画像を見ると寂しさが募ってきて、これはちょっとがんばらなくては~と思っています。
あれから半年。
今までの窮屈そうな筬が少し緩んできたのは
木勢が付きつつある証でしょうか。
何気に根出しの少ない品種ですから
上の方からでも根が出てくれさえすれば嬉しいことですが
姿の乱れにつながりますのでちょっと微妙なところです。
それでも年に3枚は葉繰りしますので
根は直にミズゴケの中に納まることでしょう。
ところで昨年のアタリが無事に育ってくれたと思ったら
今年また新たなアタリが顔を覗かせています。
こんな感じで年に1本づつでも増えてくれたら
株立ち作りの楽しみが増すというもの。
手前の大きな仔を1本向こう側に持っていって
四方に仔を従えているような感じに出来ればとか考えています。
とりあえずは株分けしないことが株立ち作りのコツでしょうね。
あれから1作。
上の画像の木はお嫁に出し下の木が残っています。
上のほうから新根を出して姿が乱れちゃいましたが
根出しの少ない品種ですから元気な証拠ということにしましょう。
張り付いたまま動かなかったアタリが成長してきましたし~。
まあ、花が咲かないからアタリはたくさんあるはずですが
萩宝扇と同じで全部が仔になるのは無理としたものです。
大きな仔からも新根が出ている模様です。
なぜか引き合いの多い品種ですが
しばらく株立ちのまま付き合ってみたいと思っています。
あれから7ヶ月。
天葉が立ち上がってかっこ悪~と思っていましたが
次の天葉が出てようやく寝てきました。
まずは良かったです。
もともと根の少ない品種なのですが
親仔共に新根が下りてまずは元気そう。
こちらもいつでも仔2本外せそうですが
もう少し力を付けてからのほうがよいかも
上の方の葉の間が開いて気になりますが、たぶん根が出てくるのでしょうね。
増える時には増えるけれど
増えない時はいつまでも1本のままが長く続く厄介な品種ですから
その気になれば鉢数を増やせる今が一番楽しい時です。
今日は落札していただく日です。
たくさんのご入札ありがとうございます。
いつも身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ的な心境で
良いものを最優先しての出品ですが
今のところ思わず引いてしまいたくなるような値段ではあります。
でも、オークションはこれからが本番。
お目が高い皆様の評価を信じて静かに待ちたいと思っています。
たくさんのご入札ありがとうございます。
いつも身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ的な心境で
良いものを最優先しての出品ですが
今のところ思わず引いてしまいたくなるような値段ではあります。
でも、オークションはこれからが本番。
お目が高い皆様の評価を信じて静かに待ちたいと思っています。
黄金虫はあれから5ヶ月。
どうせ寄せ植えでしたし、この際ということで
外せる仔はとりあえず外し
こんな寂しい姿となりました。
前の姿を思えばちょっとがっかりですが
また作り直そうという意欲の沸く品種ではあります。
品薄ということですからたくさん増やしたいものですが
果たして思惑通り行くのかどうか・・・。