あれから3年と4ヶ月。
素一本にして今年は春から外棚で育ててみました。
見えなくなった墨がまた浮き出てくるかと思ったのですが
長年の蘭舎生活に甘んじたためか痕跡はあるもののハッキリとは出てくれませんでした。
それでもとりあえずは植え替えをとミズゴケを外してみたところ
なんと苔に埋もれてこんな仔が出ていました。
墨だらけです。
それに覆輪が無さそうな変わった仔です。
でもなんか葉がペッタンコしていて半分干からびている気がしないでも・・・。
枯れずに育ってくれれば嬉しいのですが。
それにしても芸が少なくなってもこんな仔が出る可能性は残しているのですね。
あれから10ヵ月。
昨年も新根はたくさん出ましたから余力が出てきたのでしょう。
今年は更に元気な根が盛りだくさん。
葉のほうは墨がありますので成長はゆっくりなのですが
それでも並みの水晶覆輪くらいにはなってきたかも。
紫外線いっぱいの外棚作りをすれば昔のような芸をしてくれるのでしょうけれど
蘭舎内のほうがご機嫌そうでもあります。
ところで上で派手になって芯を止めた仔は
1勝1敗の成績でした。
でもダメ元だったことを思えば上出来です。
あんまり増えない品種ですが元親の葉や根があるうちは大チャンス。
更に木勢を増して仔もビシバシ出てほしいものです。
あれから1ヶ月半。
生育はそれほど芳しからず。
まあ、ここまで来ましたので焦らずじっくりと付き合いましょう。
それでも芯を抜いた仔に動きがありました。
早々にアタリが2個。
ここまでは首尾よく事を運べましたが
次のハードルが待ち受けています。
紺地のある仔が出てくれればよいのですが
何やら思いっきり柄が入っているような感じです。
運は第二段階で潰えたかも~
さて、今日から上野方面へお出かけです。
ついでと言っては何ですがネタ的にもきつくなってきたことですし
ちょっとの間ブログはお休みです。
あれから1年。
1作で2枚の葉繰りですからようやく順風の波に乗った気がします。
葉丈も親木と遜色なくなりこれからは作上がりするばかりです。
それでもまだ芯痛の親から養分をもらっている幼木ですから
墨や紅隈が際立つような環境に置くのはしばらくお預けでしょう。
この仔は派手な葉が3枚続きましたのでやっと抜く決心がつきました。
出るアタリに期待ですが2チャンスぐらいはありそう。
果たしてこれが功を奏するのかそれとも失敗に終わるのか
ダメ元ですから気は楽ですが結構結果が待ち遠しかったりします。
あれから5ヵ月。
まだ新根は親木からのみですが
3本の仔は元気良く成長しています。
どちらの仔も墨芸は継承していて一安心。
ただ、最初に恵まれた仔は次の天葉もユウレイ。
ハイ、それま~で~ヨといったところです。
それでもまだ2本あるというアドバンテージは大きく
心のゆとりに繋がっています。
今のところヒョロい苗木といった感はありますが
昔のような葉幅引き葉重ね良い姿を早く見てみたいものです。
一昨日は1日中雨降り。
昨日は晴天でそれまで降った雪はだいぶ消えていたのですが
一転、今日は朝から雪が切れ間なく降り続いています。
これから先も毎日雪マークが続いていますからもう根雪になっちゃうかもしれません。
風蘭が目覚めるまであと3か月。
今年は長い冬になりそうです。
昨日は晴天でそれまで降った雪はだいぶ消えていたのですが
一転、今日は朝から雪が切れ間なく降り続いています。
これから先も毎日雪マークが続いていますからもう根雪になっちゃうかもしれません。
風蘭が目覚めるまであと3か月。
今年は長い冬になりそうです。
紫水晶はあれから4ヵ月。
小さな親木に仔沢山の割にはよく生育してくれました。
天葉が派手になってしまった仔は次の天葉を待つばかり。
そっちも派手になればガックシ肩を落とすのみですが
片側だけでも紺地が渡ればまだ希望が持てそう。
真ん中の仔はいい感じに勢い良く育っています。
最後に出た仔も木勢上々。
葉裏の墨は少なめですがどちらの仔にも入っていてまずは一安心です。
あまり多く墨が出ると急に生育が鈍りますから
小さな間はこれぐらいがちょうど良いかもしれません。
それにしても絶えるかもという所まで行ったのによく復活してくれたものです。
めでたしめでたし。
あれから2ヶ月半。
根も長く伸びようやく勢力を盛り返してきました。
が、一番仔の天葉が真っ白。
親木から出る仔がこれ1本だったら棚から絶種してるところでした。
あぶないあぶない。
しかし、残りの2本も順調に目覚め
墨芸もありそうでまずは一安心。
上からの仔ですから時間が掛かりそうに見えて
意外に早く独り立ちしてくれるかもしれません。
季節的にもうすぐ落ち着きそうで落ち着かない花粉症。
黄砂が飛んできたとかのニュースもありましたがそのせいでしょうか。
今は黄砂に汚染物質がふんだんに混じってるような気がしますので…。
植え替えしていると両手が塞がってますから鼻水が垂れてもそのままに。
更に垂れてくると舌で拭うことになりますがこれは誰にも言えない秘密です。
黄砂が飛んできたとかのニュースもありましたがそのせいでしょうか。
今は黄砂に汚染物質がふんだんに混じってるような気がしますので…。
植え替えしていると両手が塞がってますから鼻水が垂れてもそのままに。
更に垂れてくると舌で拭うことになりますがこれは誰にも言えない秘密です。
さて紫水晶はあれから7ヵ月。
こんなにご機嫌な姿を見るのは本当に久し振りな気がします。
上のほうの葉元が膨れてきたのは木勢が良すぎる為かと思ったのですが
よく見たらもう一本アタリが出ていました。
このままでは引っかかって出て来れないと思い葉元を半分切りましたが
ぎりぎりセーフ、間に合ったかなといった感じです。
引っかかってた時の跡が付いていますからじっとしてたら枯れてたことでしょう。
下葉の葉元から出た根も引っかかって止まりそうでしたので
葉を下に下げて葉元を緩め、事なきを得ました。
その上から出た根は案の定止まっちゃいましたが
さすがにそれまでやったら満身創痍になりそうで思いとどまりました。
という風に世話を焼いていますが新根がたくさん出て元気な姿を見るにつけ
やった甲斐があったとニンマリしています。
3年後には3兄弟が大きく成長してくれてるでしょうか。
あれから5ヶ月。
あの時の親木の天葉は葉元からだめになっていたようで
脱色して白くなりポロリと抜けました。
普通はそれで親木はお仕舞いで1本の仔に全力を傾けるパターンなのですが
なんと抜けた天葉から再度アタリが復活してきました。
しかもちゃんと墨まで乗っています。
下の仔はちょっと派手気味に出ちゃいましたので2芽になれば一安心。
親木が朽ちるまで下の仔をそのままにしておくか
途中で2鉢に出来るかは天地の差ですから
これは大ラッキーだったというべきでしょう。
しかもどちらも当然ながら若木ですから先々増えてくれそう。
とはいえそれほど木勢の良くない芯痛の木に2本の仔ではちと荷が重いかも。
仔の生育はこれからものんびりでしょう。
それにしても一昨年までは消え入りそうな火を見つめて
どうなることやらと思っていたのが急展開しますから世の中面白いものです。
あれから1ヵ月半。
前からなんか変だなと思っていましたが
やはり天葉が伸びてきません。
フリーズしています。
芯痛ということで心も心痛。
と、思いきやアタリが大きく育って
そっちの喜びのほうが大きいかも。
仔は紺地がしっかりしていて派手にはなりそうもないし
墨芸もバッチリ伝わっていますです。
しかもパイナップル芽。
親木の養分まで独占しますからしばらくは年に4~5枚葉繰りして
その後葉元に付いている芽の分、一気に増えてくれるかも。
今まで増えなかったことを思えば夢のような展開です。
何しろ天葉を引っこ抜いてみようと思ったこともあるくらいですから
芯痛くらいはへっちゃら。
でも、仔の成長が落ち着いた頃また復活してくれないかなあなどとお願いするのは
やっぱり欲深過ぎますね。
あれから2年と9ヶ月。
数えてみると葉繰りは2枚半ほど。
年に1枚も出ていないことになります。
が、その間、良い新根が何本か出ましたし
下葉の落ちるのも止まってこれから弾みが付きそうな気が・・。
と思いつつ目を凝らして見ると
てっきり花芽と思っていたアタリが動き出してきました。
もしかしたら仔かも。
しかもこの形状はパイナップル芽かも~。
ようやく出てくれたといった感じで
この仔を足掛かりにすればたくさん増えてくれそう。
まさしく希望の芽が出て嬉しい限りです。
しかし、こんなに喜んで中に蕾が入っていたら
死ぬほどがっかりするでしょうね。
あれから1作。
じぇじぇじぇじぇ~
まずい、まず過ぎます。
それでなくても葉数少ないのに下葉2枚振るってしまいました。
とりあえず、天葉は1枚半出てくれましたが0,5枚のマイナスです。
しかも新根が出てこないし~。
花芽は動きつつあるもののその下のアタリは潰れでしょう。
まあ、普通の水晶覆輪でも星斑があるせいかそれほど生育も増えも思わしくないのに
まして墨がプラスされて矮化した木です。
木勢が乗っている時には感じなかったのですが
やはり小苗ともなると作に気を使ったほうがよさそうです。
リキダスのほかに何か対策は~と探していたら・・・ありました。
そう、風蘭堂さんちのトトロの踊り。
これは効きそうです。
これからは自分も毎日体操のつもりでやってみようっと
あれから1年。
その後、株分けして3鉢になりましたが
上木2本はお嫁に行き、残ったのはこれ1鉢です。
見てくれは良くありませんがこの木が一番子を産んでくれそう・・・かも
・・・と花より団子を取りました。
葉の積み上がった5年後が楽しみです。
株立ちになっていれば良いのですが・・・。
5月になりました。
大雪の影響もあって季節はやや遅れ気味です。
桜はようやくチラホラ開花、連休後半には満開となりそうです。
風蘭は増築した蘭舎で3度目の春を迎えています。
環境を変えたことが裏目に出ないよう慎重に事を進めてきましたが
何とかスムーズに移行できました。
これもせめて本場の自然作りに近づけたいという思いからでしたが
やはり春先2ヶ月の生育期間の延長は大きく、葉繰りがプラス1枚の効果となって現れています。
でも、調子に乗って暖めすぎないよう気をつけなくては。
やはり冬は皺を引かせてしっかり休眠させるに限ります。
今の蘭舎の温度は最低12℃、最高25℃に設定。
5月下旬、外棚に出す頃の気候に合わせています。
それにしても1本でプラス1枚ですから棚全体では何千枚になっていることか?
それに伴って今年辺りから仔芽の発生のご利益があるのか楽しみにしているところです。
大雪の影響もあって季節はやや遅れ気味です。
桜はようやくチラホラ開花、連休後半には満開となりそうです。
風蘭は増築した蘭舎で3度目の春を迎えています。
環境を変えたことが裏目に出ないよう慎重に事を進めてきましたが
何とかスムーズに移行できました。
これもせめて本場の自然作りに近づけたいという思いからでしたが
やはり春先2ヶ月の生育期間の延長は大きく、葉繰りがプラス1枚の効果となって現れています。
でも、調子に乗って暖めすぎないよう気をつけなくては。
やはり冬は皺を引かせてしっかり休眠させるに限ります。
今の蘭舎の温度は最低12℃、最高25℃に設定。
5月下旬、外棚に出す頃の気候に合わせています。
それにしても1本でプラス1枚ですから棚全体では何千枚になっていることか?
それに伴って今年辺りから仔芽の発生のご利益があるのか楽しみにしているところです。
紫水晶はあれ以来です。
そこそこ成長しているようで一安心ですが、これは仔のご利益はしばらく無さそう。
でも、今年は根の出が良好。
増えの悪い水晶覆輪が墨のため小型になり、更に根の出まで悪くなって長い間の辛抱を強いられましたが
夏前にはようやく3鉢になりそうです。
天葉が痛んだ仔もありますが何とかセーフのようです。
それにしても澄み切った白覆輪が紅隈に染まる今の時期
何か可憐な花でも咲いているかのような美しさです。
天気予報どおり雪は深々と降り積もっています。
冷え込んでいますからこれは春まで消えない根雪になるかも。
蘭舎は4℃で石油ファンヒーターが点火し8℃で消火を繰り返し。
しばらく換気扇が活躍することはなさそうです。
富貴蘭もこれからだんだん皺が目立ってくることでしょう。
これからはブログのネタ探しに苦労しそうです。
冷え込んでいますからこれは春まで消えない根雪になるかも。
蘭舎は4℃で石油ファンヒーターが点火し8℃で消火を繰り返し。
しばらく換気扇が活躍することはなさそうです。
富貴蘭もこれからだんだん皺が目立ってくることでしょう。
これからはブログのネタ探しに苦労しそうです。
水晶覆輪墨流し(紫水晶)はあれから1作。
なんとか二枚の葉繰りですが、
花芽が親子ともに二個ずつでは増える見込みもありません。
でも墨が木を小型化させていて、その締まった姿には惚れ惚れしてしまいます。
そこが救いといえば救いですが、墨が増えも阻害しているのでしょう。
そういえば仔まで抱いた大きな仔ですがまだ根が一本。
今年、仁丹粒のような根がようやくパラパラと付いただけです。
来年これが伸び出してくれれば木勢も向上してくれるのかなと思っています。
それにしても株分けするのにこれほど時間が掛かるとは予想外でした。