富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

今年を振り返りつつ・・3

2006年12月31日 | 宝剣




御剣が出ましたのでついでに宝剣と剣龍です。
宝剣は瀕死の重体から立ち直ってくれましたし
この剣龍は物になりそうな仔がたくさん出て
奇跡的に株立ちになってくれそう。
何れまだ先は見えないのですがその分楽しみです。

三剣などは日が強ければ確実に葉焼けしますし
日が弱ければ徒長して、出た仔を育てる力もなくなります。
その他の条件も含めて環境を整えるのがむずかしい品種ですが
このような三剣種やなかなか仔が出ない品種を
育つように育てる、なんとか仔を出させてみる
という方面に向かうのはワクワク感があって面白いものです。

一緒に育てている丈夫な品種が更にパワーアップしてくれるのも
こんなのと共存させていて目配りが出来ているおかげかなと考えています。
今年、一年間ありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えください。
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今年を振り返りつつ・・2

2006年12月30日 | 御剣


このブログを始めた頃、富貴蘭の育て方などというものを書きましたが
今年は新たに植え方の新基軸を打ち出しました。

進化するというより少しでも楽したいからなのですが
意外にこれがなかなかの評判で(風蘭さん達からですが
また付き合い方が大きく変わりそうな予感がしています。

例年ですと春に植え替えなければならない千に近い鉢を
冬の間中見続けるのが相当のプレッシャーでしたが
水苔がほとんど汚れていませんから今年はそれから開放されたこと。

これなら3年に一度の植え替えですみそうですから
植え替えも3分の一なら楽なものです。
毎年植え替えたほうが仔出しは良いと信じてきましたが
そろそろ苦しくなってきましたので
今度はこちらのほうを確かめてみたいと思っています。

画像は御剣。
はまだ整っていましたが
太縞が出て姿が乱れてしまいました。
それでも子沢山は健在。

小さくて生育もとしていますが
まあ、画像ではいくらでも大きくできますから・・
仔が全部育ったらにぎやかな株立ちになりそうです。

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今年を振り返りつつ・・・

2006年12月29日 | 作について


10月末に蘭小屋に搬入し、その時一度水をやったきりです。
今の所こちらも暖冬気味に推移していますから
葉に皺を引くのも速いペースかなと感じています。

これから先、まだ水遣りまで3ヶ月近くありますが
何とか耐えてほしいものです。

考えてみると数十年の間に同じ気候、同じ環境で同じ管理が
出来る年というのは一度も無いわけです
それでいつも手探り状態なのですが、
その方が新鮮な気持ちでいられて良いのかもしれません。

とまれ、毎年冬の間に一鉢も枯らさないという大目標を立てているのですが
今まで成功したためしがありません。
失敗しない為には根を良く作る、
枯れそうな木は買わない(当たり前ですが・・)のがコツかと思いますが
さて、今年の冬はどうなのかちょっぴり楽しみです。

画像は羅因の光。
紺地深く鮮やかな黄縞とのコントラストに目を奪われますが
なかなか上柄で揃った株になってくれません。
ハデ仔は今年の冬で寿命かも
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黄金虫

2006年12月16日 | 黄金虫


8月から葉が1枚出ています。
次の仔は出ませんでした~

根が出ない、仔が出ない、花が咲かないと
三拍子揃っていますから
何とかしてあげたいと母性本能をくすぐるのか
この姿にしては意外に人気の有る品種です。
枯れるほど弱くはないというところがミソかも

私的には軸付近に現れる皺に
たまらない魅力を感じています(変かな

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鳳玉

2006年12月15日 | 青物


葉肉が厚いせいなのか早くも皺を引き気味の鳳玉です。
そういえば前回の登場もでした。
生育悪そうですが意外にも葉繰りは二枚半ぐらい。
外してこちらは増殖用です。
子育て中の親木は痩せるのか素立ちに近いほうが姿に迫力が出てくる感じですが
何鉢かに分けて更にいろいろ試してみたい品種です。
やはり昔の姿の印象が強烈ですから・・・。

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水晶覆輪

2006年12月14日 | 紫水晶



墨を流すほうの水晶覆輪は仔に相変わらず太縞
将来、直るかどうかドキドキです。
若いだけあって早くもアタリが二つ見えますが
どちらもハデになりそうな感じです。
これは早々に見限って今度は上に仔に期待かな。

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水晶覆輪

2006年12月10日 | 水晶覆輪


二年前2本立ちで購入し
その後2本の仔とアタリ1本増えてくれました。
水晶覆輪にしては上々の増えっぷりです。
墨を流す木は滅多にありませんが
これはこれで気品があってとても魅力的な品種です。
思えばあの頃が一番の底値だったのかも?
今はその時の5割り増しくらいのお値段になっています。
従来の名品で安心感がありますし
元々数が少ないものですから(増殖も良くない)
ちょっと求める人が多くなると値段は上がってしまいます。

私も皆さんと同じで
値段が安くなったら買いたいという品種は色々あるのですが
それで買うともっと下がるし
待っていると逆に値上がりして手が届かなくなるしで
なんだか株と似たようなところがありますね。
でも風蘭は手元で増えたり枯れたりするところが違います。
コピーした株券は売れませんからね。
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大江丸縞

2006年12月09日 | 大江丸縞

春から葉が二枚。
しかも一回り大きく育っています。
間延びは嫌ですが大きく育ってくれるのは嬉しいものです。
しかもしかも下の二本の仔は柄最上
柄の良い木から出た地味柄の仔は
やはり先々の出世が約束されているのかもしれません。
青が一本出てしまいましたがこれはだめでしょうね。

上柄の仔を外して独り立ちさせたいとか
いやいやこのまま株立ちのままでとか
色々な思いが交錯し冬の間中遊べて退屈しない一鉢です。

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流れ雲

2006年12月08日 | 


白鳳のような柄の流れ雲という品種。
産地などは聞き忘れましたが
葉肉厚く、やや直線気味な立ち葉という点が白鳳とは違います。
たぶん作場によっては大型に育つのでしょうが
私の棚では今のところ中型のままです。

もう少し柄が冴えてくれれば姿と共に雰囲気良さそうな芸ですが
増える気は十分ありそうですから
棚の何ヶ所かに置いて観察してみたいと思っています。
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灘黄龍

2006年12月06日 | 

ボリューム感たっぷりの大姫葉に黄虎斑が冴える灘黄龍。
葉艶良く、根もきれいなのですがウチでは斑が出過ぎるようで
一枚葉を落としてしまいました。
次の葉が出ましたので何とか体裁は整いましたが・・・。
気を使って日の弱い所に置いたのですが
来年はもう一工夫必要のようです。

と、今年の反省と来年に思いをはせる季節となりました。
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金楼閣の縞

2006年12月05日 | 縞物
先日の忘年会ではお世話になりました。
月曜日は早朝から仕事でようやく一息ついたところです。
宴会ではだいぶお酒も進んだはずなのに皆さん酔っていなかったですね。
大事な余興の交換会がありますから・・・。
そこで入手した金楼閣の縞。


虎と合体している上に明かりが暗くて縞はよく見えなかったのですが
持ち主さんとの相性の良さを信じて落札(本当は酔っていた)。
家に帰って見たらなかなか良い柄が入っていました。
覆輪より好きかもしれません。
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紅艶

2006年12月01日 | 青物
12月になりました。
山々はすっかり雪景色です。

フラスコから出したばかりのような小苗から十数年。
まだ一本一本は小さなままですが
それなりにまとまった株立ちになりました。

紅艶といっても赤花が咲くわけではなく
泥軸を紅艶、青軸を翠艶と呼んでいたようです。

表、裏共にピカピカの葉が特徴で
墨翠はこれに縞の入ったものとのことですが
艶が足りませんからちょっと物が違うのかも
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