あれから10ヶ月。
昨年までは株立ちとはいえまだ姿に華奢さがありました。
しかしこの度の画像では葉数が増え心持葉幅も引き
少し大人になったような気がします。
とりあえずこれもメモ代わりの根の画像です。
もう一鉢のほうも作上がりしているなあと言った感じです。
ここ数年、愛用しているガラスのコップがあります。
ごく普通のやつですがデザインがシンプルで少し大きめなせいか持つ手にしっくりきますので・・・。
これで晩酌をするわけですが先日、頂き物の300ml入りのビンの日本酒を注いだところ
なんと全部入ってしまいました。
これには少なからずショックを受けました。
今までは一杯一合気分で飲んでいて、
たまに3杯飲んだ時は次の日二日酔いが~とか感じでいたのですが
なんと3杯で5合分も飲んでいたんですね。
気が付きませんでした。
我ながらあきれて物も言えません。
ということでこのコップを使うのはもうやめました。
飲みすぎには気をつけなくっちゃ。
ごく普通のやつですがデザインがシンプルで少し大きめなせいか持つ手にしっくりきますので・・・。
これで晩酌をするわけですが先日、頂き物の300ml入りのビンの日本酒を注いだところ
なんと全部入ってしまいました。
これには少なからずショックを受けました。
今までは一杯一合気分で飲んでいて、
たまに3杯飲んだ時は次の日二日酔いが~とか感じでいたのですが
なんと3杯で5合分も飲んでいたんですね。
気が付きませんでした。
我ながらあきれて物も言えません。
ということでこのコップを使うのはもうやめました。
飲みすぎには気をつけなくっちゃ。
話し変わって御旗はあれから2ヶ月。
こちらの冬は長いものですから
こんな派手目の覆輪木は時折斑の部分が痛んだりします。
この木も前科ありで冬越しには気を使いますが今年は大丈夫でした。
やっぱり長年育てていますので痛めることなく春に元気な姿を見るのは嬉しいものです。
ところで今日のテーマもやはりこの根。
全部鉢の中に頭を突っ込んでいきそうな勢いです。
根が喜んでいるのでなんとなく葉もいつもより生き生きしているような気がします。
こちらの根も同じような状態であります。
植え替えてから僅か1ヶ月。
まだ肥料も活力剤もやっていませんからさすがフミン酸パワーといったところかも。
これはひと夏越した後の結果が楽しみ。
ピートモスは数千年以上掛かって半分炭化したようなものですから
暑いからと言って急に腐敗が進むこともないのかなとは思っていますが。
あれから4ヶ月。
まずは無事に冬を越し順調に生育を始めまています。
根がちょっと少なくて針金状になったのも株の支えに使ったりしたのですが
新根が2本出てもうその必要もなさそうです。
軸が膨らんでますのでまだ2~3本は出てきそうな感じです。
(芽じゃなくて根の話です・・・)
ところで今年は全般的に伸びた新根が下を向き
ピートモスに頭から突っ込んでいく傾向にあるようです。
う~む、これでは根先の根冠の色が楽しめないとか
いくら伸びたかわからないから困るなどというレベルの話ではなさそう。
ミズゴケですと新根は嫌がるように空中に伸び出すか
せいぜいコケの上を這う程度でしたからこれは別の光景を見ている感じです。
根が意思を持ってピートはおいしいとか言っているような気さえします。
まあ、結論は何年か経過したあとでなければなんとも言えませんが。
また話は元に戻って仔の柄はいかにも三光中斑芸といった感じです。
羆覆輪とどこが違うのかなあと時折見比べたりするのですが
やはりこちらは三光中斑ということで全体的に糊を引いたように柄があり
羆覆輪のようにくっきりした紺地と違いソフトなイメージとなっています。
でも、一番の違いは将来の可能性・・・と言っちゃったら身も蓋もありませんが。
あれから7ヶ月。
仔の天葉には引き続き柄が入って一安心。
ちょっと地味目ではありますが
こんな風に細縞が全体に満遍なく入って
仔にも同じように伝わっている木は意外に有りそうで無いような気がします。
これがもう少し株立ちになって、目を引くような明るい柄の仔でも出てくれたら
また手に取って見る回数が増えそう。
(A)~(D)のように芸が重なって複雑になっているのとは違って
これは単純な後暗み白黄縞ではあります。
しかし芸の継続性という点では群を抜いているようで安心して見ていられます。
でも、手に取ってみるのは不安な木の方なんですよね。
あれから7ヶ月。
焦げた下葉は2枚落ち仕切り直しです。
今年は作の失敗を取り戻さなくては。
ふと、気がついたのですが派手気味で出た天葉の柄がやや後暗んでいます。
やはりこの木は最低2タイプの柄を内在しているようです。
しかし天冴えで暗まない黄縞は見た目綺麗ですが、派手に出ると潰れちゃうし
後暗みの柄はいわば金牡丹柄ですから安心感はありますが
それだけではちょっととつまらないということで痛し痒しではあります。
この株は一方の大仔は黄縞が派手過ぎで昨年出た仔も先行き心配。
もう一方の仔はコートメではありますが品種保存にはちょうど良さそう
といった按配です。
もちろん親木の柄は派手っぽく見えても、天冴えの柄が強く出過ぎなければ
これはこれで複雑な芸をした面白い品種といえそうです。
そういえば以前外しておいたこの仔は全体が後暗み柄で金牡丹になりそうな黒牡丹といった雰囲気。
なんでこんな芸が出るんだろうと思っていたのですが
上の木の柄の一部分だけ現れたんですね。
これもまた予想が付かない変化があるかもしれないし
どれが良い悪いじゃなくて丸ごと楽しみたい品種ではあります。
あれから7ヶ月。
親木の真ん中あたりの葉が一枚抜けてしまったのが諦めというか
背中の一押しに繋がったのでしょう。
もちろん株分けのことです。
全国大会で賞まで頂いたのに~
でも株分けしたことが刺激になったのか新根が沢山降り、
親木からは新たな仔も出てきました。
だんだん金牡丹に近づいていますが
そうなる前にもう少し紺地の多い地味目の黒牡丹の仔が欲しいかも。
株分けした仔はもろ金牡丹ですが鮮やかな黄縞が・・・。
普通、黒牡丹黒牡丹縞金牡丹金牡丹黄縞という変化が順番のはずですが
一段階すっ飛ばしているところがすごいですね。
それにしても金牡丹は買わなくても徐々に棚から生まれて来ます。
しかもオリジナルな系統ですから思い入れもあり嬉しい限りです。
こちらも株分けした分です。
まだ黒牡丹の名残はあるものの仔は金牡丹。
しかも仔は2本とも黄縞が入っていて
下の仔などはいかにも更に変化(白縞)しそうな感じ。
この楽しみを維持するのに一番肝心なのは作ですが
いくら金牡丹作りのヘタな私めでも2本仔付きで割ったのでしたら
木勢を削がれることもないかと思っています。
ま、上の1本立ちは度胸試しということで・・・。
あれから7ヶ月。
飼い主と同じで夏の疲れは秋に出るのか
(序に冬の除雪作業の疲れは春先に・・・)
下葉が落っこちてしまいました。
そして落ちる順番も違っているような・・・
でも、天葉が作上がりしているようなのでちょっとは慰めになっています。
今回はピートモス植えと言うことで期待半分不安半分といったところ。
このままの作上がりを維持してくれれば柄が良いだけに楽しみ一杯なのですが。
仔はちょっと覗いた天葉に柄が見えます。
一方、この木が出た親木もコートメ柄がしばらく続きそう。
ところでこの木は後暗みの柄で上の仔とはぜんぜん似ていません。
これも黒牡丹の変異の目まぐるしさの表れなのでしょう。
それにしても柄の気配も無い黒牡丹の根色は暗紅色ですが
柄が入るととたんに金牡丹と遜色ないルビー根となります。
もしかして木勢が芳しくなくなったりするのはこれも原因のひとつかも。
もっとも、作が下手というのが一番の原因に違いありませんが~・・・。
あれから7ヶ月。
調子良く育っている時もありましたが
やはりこんな柄ですと末永く持たせるのは至難の技。
水吸いが良くないのか下葉の皺がそのまま残ってしまいました。
もしかして夏までにぽろっと落ちるパターンかも。
この仔が大きくなるまで持ってくれれば良いのですが・・・。
つまりは相当大きく育つまで親から外す木じゃなかったのですね。
失敗してみなければ懲りたりもしませんが
何とか維持できるようがんばってみる所存です。
こちらは株立ちというだけあって元気一杯です。
上の木と同じ様な柄の仔ものびのびと育っています。
でも今度は調子の乗って株分けなどせずに
ず~っと親木に付けておこうと思っています。
羹に懲りて膾を吹くとかいうやつですね。
これぐらいの柄でもまずまずというべき。
こんなのからまた飛び切りの柄の仔が出ることもありますので・・・。
こちらは地味柄を通り越して親木は柄が少なくなりましたが
惚れ惚れするような柄の仔を置き土産に置いていってくれました。
上からの仔で勢いも良さそうですし今後の進展が楽しみです。
それにしてもこれだけで喜んだりがっかりしたり忙しいことです。
あれから1作。
今までは作が苦手というか食わず嫌いな金牡丹でしたが
この木は順調に間延び・・・もとい2本目の仔共々スクスクと生長しています。
柄の暗むのがちょっと遅めで怖そうな感じもしますが
元木が大型になる月笙というせいもあるのでしょう。
今年はことのほか根も沢山出て更に大きく強健に育ちそうです。
良く見たら仔に早速アタリが・・・
綺麗なルビーの芽です。
根色もやはり金牡丹だけあって一級品ですね。
本当は泥根とルビー根が混じって出たり
葉に縞があったりするほうが好きなのですが
贅沢言ったらキリがありませんです。
あれから半年。
天葉の柄が良かったので次のも楽しみでしたが
どうも期待したほどではなさそう。
やはり気安く次の葉に柄がお付き合いするほど甘い品種ではないのでしょう。
冬眠を挟んで半年では仔の出る気配さえありませんが
かなりの老木となりますのでまだしばらくは無理かも。
ふと思い、一番上のあれからを追っかけてみたら
ブログを始めた頃の10年前までさかのぼれました。
それまで10年は作っていたと思うのでこれは20年以上の老木ということになります。
やはり葉重ねの多いがっしりした姿の一本立ちはそれほど簡単に出来上がるものではありません。
そう思ったらこれはこれで何やら貴重なもののように思えて来ました。
それに今まで沢山仔が取れたことでもあるし~
しかしちょっと時代に逆行する考え方かもしれませんね。
でも遠目に見ても素朴で無駄なく凛とした姿ではあります。
あれから9ヶ月。
棚環境に馴染んだのか今年は勢い良く生育してくれそうです。
地合の緑は他の風蘭と比べてそれほど淡い色合いというわけではありませんが
紺覆輪の色があまりに濃すぎるためそのコントラストは結構強烈です。
紺覆輪の品種は何種類かありますが地味な柄がほとんどの中で
これが一番人目を引く異色の存在でしょう。
見れば欲しくなるのは私だけじゃないかもしれません。
あれから2ヶ月。
いつものことですが冬の皺々の姿になじめず心臓に良くないのですが
それも水遣りと共に無事復活、生長を始めました。
今年はなんとなく新根が勢いよく出て元気そうに見えます。
ところで水遣りすると中のピートモスを通った水が
鉢底から茶色の雫となって落ちて来ます。
白かったミズゴケも段々茶色に染まっていますので
おおっ、これがもしかしてフミン酸かも~と一人で盛り上がっています。
この木もすでに空き家はありませんが
当然ながらその茶色い水を吸っていることになりますので
果たしてどうなることかと期待を込めて見守っているところです。
だいぶご無沙汰してしまいました。
このところ毎日良いお天気が続いています。
まだ所々に冬の名残の雪の残骸はあるものの
ようやく春らしくなってきました。
でも、桜の花芽が少し膨らんできたというレベルではありますが・・・。
このところ毎日良いお天気が続いています。
まだ所々に冬の名残の雪の残骸はあるものの
ようやく春らしくなってきました。
でも、桜の花芽が少し膨らんできたというレベルではありますが・・・。
羆覆輪はあれから1作半。
どれがどの木かは照合するのも面倒ですが
数えてみたらまだ素立ちの古木が5本ありました。
もう下葉には空き家が無い上に花芽はどれもこれも2個から3個。
増えない羆覆輪が古木になると更に仔出しは困難になるようです。
しかしそれで諦めるのは面白くないので作で何とかしようと一工夫。
今年はこんな風にピートモスと木炭をアンコにして植え込んでみました。
それもこれだけじゃなくて全部・・・。
やはり鉢の乾き具合が同じになるほうが気持ちよいものですから。
しかし、その植え替えに難渋していました。
ピートが手からぼろぼろと零れ落ちなかなかおにぎりを握るようにはいきません。
とりあえず半分の600鉢ほど終えて気が抜けてしまいましたが
あとの半分、まだまだ工夫の余地ありです。
もっとやりやすい方法を考えなくては。
しかしまだ確信はないものの
もしこれで全部の羆覆輪から仔が出るくらい作が良くなるようなら
ちょっとこれから先の人生変わるかもなんて思っています。
まあ、全部根腐れで大失敗ということも一応想定はしていますが・・・。