あれから1ヶ月ちょっと。
天葉の葉元に付け(離脱層)が見えてきました。
さて、次の天葉の柄がどうなっているのか楽しみと不安が入り混じりです。
しっかりとした紺地があったりすれば気を良くして晩酌も進みそう。
仔は稚葉の葉先が黄色っぽくなり全体的にも紺地は薄いような気がします。
行く先が気になりますが全容を現すのは来年以降かも。
親木とは雰囲気が違いますからどんな風に育つのか
先々楽しみではあります。
一方、こちらはどうなることかと思っていましたが
何とか息しているようで天葉が見えてきました。
紺中通しもなんとなく有りそうかも。
稚葉が枯れずに残ってますし何とか育つ目処は立ったかもしれません。
何しろ紺地に虎まで浮かべる芸は美しさ抜群。
極小木でも存在感はピカイチですから
増殖が進んで後世に繋げられればいいなと願っています。
なんて余裕こいている暇もなく直ぐ下の後世(蘭国さん)がやって来て
くれるんなら貰ってもいいですよとか言うのかも~
あれから4ヶ月。
夏の終わりごろから天葉が真っ白に冴え始めてきました。
いわゆる牡丹芸。
耳摺りでもよいので常に葉淵に紺覆輪があれば最高芸と思うのですが
そちらのほうはどうも気まぐれのようです。
今年こそは仔が出てくれるかなと思っていましたがまた花芽が二つ。
外棚で育てればもっと白く柄が冴えるところですが
そこは目をつぶって蘭舎の中でひと夏越させてみました。
おかげでアントシアニンはほとんど出なかったのですが
建国系の古木ということでなかなか言うことは聞いてもらえないようです。
アブハチ取らずとはこんな事を言うのかも。
思えば一昨年の夏は日当たりの良い外棚でしたのでルビー根は真紅で
柄も透き通るように冴えてきれいなものでした。
こちらは元気さが感じられるちょっと小型の若木です。
以前、下葉にあった紺覆輪の面影こそ感じられませんが
株立ちですので天葉3枚白いのが揃うと結構きれいです。
やはり若木だけあってまた仔が出てきました。
そういえば以前はこんな柄の仔に胸を高鳴らせたものでした。
更にあちこちからアタリが顔を覗かせています。
さすが若木だけあってよく仔が出てくれますね。
こちらは紺中通しのある建国宝冠です。
この芸もだいたい固定はしていますが意外に派手仔が出やすいようで
仔は建国宝になっています。
普通、派手木は嫌われるのですがこれは柄の冴えるのが秋限定のため
濃い真紅のルビー根を伸ばしつつ健全に育ってくれます。
入手するならこんな木が面白そう。
いわゆる一鉢で2度おいしいというヤツですね。
今は人気品で値段も高いし
実物を見るとこれがという感じで予算との兼ね合いもあって
自制心はそれなりに働くものです。
が、バーチャル空間では妄想のほうが機能したりしてつい、ということがよくあります。
ということで、つい落札しちゃいました。
そしてバーチャルが過ぎれば次はリアルが待っております。
上記は一般論ですがこれは素材として面白そう。
金牡丹の栽培もちょっとは自信が付いてきましたので
1年後、または数年後の成長記録が待ち遠しい限りです。
また、だいぶご無沙汰してしまいました。
こちらはあの暑かった夏が過ぎ去り
明け方の気温は10℃程と涼しいを通り越して寒いぐらいです。
それでも蘭舎の中はまだ少し暖かくて
せめて10月一杯は生育を続けてほしいものと思っています。
さて、黄金虫はあれから2ヶ月。
夏に植え替え、おまけに株分けまでしちゃいましたので
その後、生育はイマイチになるのか
それとも新しいピートモスの腐食酸パワーで活が入るのか
注目して見ておりました。
こちらはあの暑かった夏が過ぎ去り
明け方の気温は10℃程と涼しいを通り越して寒いぐらいです。
それでも蘭舎の中はまだ少し暖かくて
せめて10月一杯は生育を続けてほしいものと思っています。
さて、黄金虫はあれから2ヶ月。
夏に植え替え、おまけに株分けまでしちゃいましたので
その後、生育はイマイチになるのか
それとも新しいピートモスの腐食酸パワーで活が入るのか
注目して見ておりました。
まずは元親から。
とりあえず1個は動き出しましたが
残り3個にも生気があり来春くらいには動き出しそう。
すんなり6本立ちになってくれたらうれしい限り。
株分けした甲斐があったというものです。
こちらの仔はというと・・・。
上のアタリ2個は本気モードのようです。
そして反対側の2個もそれに習ってお付き合い。
どこの棚でもこんな増えっぷりなら相場がガクンと落っこちそうかも~
こちらの木はやや根が少なかったのか親仔ともに葉繰りは半枚ほど。
それでも仔が付いている向こう側のアタリ2個はがんばっています。
新根2本で外れた・・・もとい外した仔の葉繰りはわずかですが
更に新根がプラスされ更に更にアタリまで動き出しています。
まあ、花芽が付きませんから葉の数だけアタリがあって
そこから仔が出るのは当然といえば当然なのですが
割ったばかりの極小苗は10年育てても素立ちのままで
ようやく大きくなるのが関の山といった増殖困難な品種です。
これはもしかしたら夢のような光景が繰り広げられているのかも
単に肥料や活力剤ではこうはなりませんから
絶妙な環境の中にあるということなのでしょう。
そういえば涼しくなって秋のアタリを楽しむ時期になりましたね。
あれから9ヶ月。
東出都的に見れば生育は今ひとつ。
天葉が短くなったところを見るとまだ棚慣れしていないのでしょう。
と、なんでも棚慣れのせいにしてしまいますが・・・。
それでもベースのオリーブグリーンの地合いに濃紺の覆輪
白の中押し縞とにぎやかな柄行きは目を楽しませてくれます。
仔はまだ紺覆輪のみ。
これから葉繰りと共に切れの良い白中押し縞が現れてくれることでしょう。
そんな柄の移り変わりも見所の一つかも。
ところでこのベースのオリーブグリーンの地合いが
いきなり白柄に入れ替わった時にはたぶん真鶴芸で完成するのでしょう。
そんな木を画像で見せてもらったことがありますが
紺覆輪がしっかりしていますので枯れずにそのまま生育しそうな芸ではありました。
まだまだ先の楽しみがありそうな品種です。
あれから1年と4ヶ月。
相変わらず力感溢れながらも整った好ましい葉姿をしています。
今まであまり増えなかったのですがなぜは今年は仔が2本発生。
花芽も付いていましたが仔育てに専念させるべくそれは取り去りました。
片側からだけの仔ですから大きくなり次第順次取り外すことになりそうですが
それほど仔吹きは目出度くない品種のようで増やして邪魔になることはなさそう。
とりあえず釣り枠6鉢分くらいを目標にしたいものです。
こちらのほうは花芽は取らずにそのままにしていました。
膨らんだままでフリーズしていましたが最近ようやく花茎を伸ばし始めたところです。
気候も涼しくなりましたので果たして開花してくれるかどうか。
一度くらいはまともに開花した姿を見てみたいものですが。
雫
2015年09月01日 | 雫
さて9月。
富貴蘭の生育も中終盤に差し掛かりました。
植替えしたり、鉢洗いをしたりと勤めの合間にやることは盛りだくさんですが
蘭舎のなかでただ見ているだけ。
困ったものです。
時の経つのが早く感じられる今日この頃です。
富貴蘭の生育も中終盤に差し掛かりました。
植替えしたり、鉢洗いをしたりと勤めの合間にやることは盛りだくさんですが
蘭舎のなかでただ見ているだけ。
困ったものです。
時の経つのが早く感じられる今日この頃です。
あれから1ヶ月。
さすがに小さな木に4本の仔育ては厳しいようで
親木の生長は極わずかです。
それでも仔のほうは順調に生育しています。
ただし期待の仔の天葉は地味になっちゃいました。
まあ、世の中こんなものでしょうね。
と、落胆しながらしみじみと見ていたところ
なんと更にその上にアタリが付いているじゃありませんか。
しかも真っ白。
一瞬喜びましたがさすがにこれはどう見ても花芽でしょう。
再び落胆しなければなりません。
ただ、こんな可能性を秘めている木は筋が良いということで
これ以上贅沢を言うのは罰当たりというもの。
今後に期待しときましょう。