あれから2年10ヶ月。
というか良く株分けしたりどっかへ行ったりしていますので
どれだったかと見比べてみましたら一番下の木が該当しました。
下葉の附け付近に付いた葉癖が良い目印になっています。
画像は撮っとくものですね。
それにしても結構な成育振りです。
その時に出た仔はもう少しで外し頃となりますし
昨年も1本出て
更に今年出た仔はなんと久々に見るパイナップル芽。
このまま勢いが止まらなければ結構な芽数を得ることができるでしょう。
中透けのような柄も見えることですし楽しみです。
パイナップル芽と言えばこんな古木からも出てきました。
本来花芽だったものが途中で気が変わって仔芽になったというやつです。
この芽は花茎が伸びるように勢い良く成長しますし
稚葉もたくさん付き、それぞれにアタリがありますから
この芽が生長した暁には何本もの仔が生まれてくるのです。
昨年の肥培の成果が文字通り今芽吹いてきたといったところでしょうか。
ご無沙汰でした。
初夏という事で暑くも寒くもないさわやかな気候を
富貴蘭共々満喫しています。
初夏という事で暑くも寒くもないさわやかな気候を
富貴蘭共々満喫しています。
さて、建国宝はあれから9ヶ月。
一昨年まではホームセンターで入手できる安い液肥をやっていて結果はイマイチ。
そこで昨年から手探りで効きそうな液肥や活力剤を与えていましたが
効果の出ない木はそれなりにありました。
めげずに今年も続けていましたら良い報告の出来そうな木が続々と・・・。
これもその一つでなんと花芽予定位置からダブルで仔が出てきました。
柄はこれから夏に向かって冴え渡ってくるでしょうし
この仔がどんな感じに成長してくれるのか興味は尽きません。
あれから4ヶ月。
夏になって冴え渡った天葉付近の柄が少し暗み始めた状態です。
それでもまだちょこんと顔を覗かせた天葉は真っ白です。
柄の冴えた天葉をきれいなミズゴケで迎えようと夏に植え替えたのですが
2ヶ月ほどで汚れてしまいました。
肥料が多かったのでしょうね。
それでも狙った仔は出ませんでした。
感覚的には5割くらいのもので100%にはまだまだ程遠い感じです。
ご無沙汰でした。
暑い夏が去ったかと思ったら次は雨続きです。
でも植え替え日和かも。
さて建国宝冠はあれから2ヶ月。
夏という事で天葉の柄が冴えてきました。
全斑の建国宝のほうが天葉真っ白でインパクトはあるのですが
この柄も風情がありますし、また変化するのではという期待があったりします。
という事で仔に付いたアタリですがこんな感じになっています。
なかなか大きくなりませんが紺覆輪が途中で逃げずずっと続いてくれたらと思うばかりです。
ところでアタリと言えば今年はあちこちの花芽予定位置から仔が出てくれました。
この木は素立ち歴の長かった古木です。
こちらも仔出しはしばらくぶり。
たまたまではなく長年の実験と検証の結果で、これから先も毎年再現できるのが強みです。
でもあまり増やしてもミズゴケがないし困ったものです。
あれから9ヶ月。
といっても何鉢か棚にありますのでこれは別の木のようです。
ところでいつもは夏の柄の冴え始めた時期などに紹介するのですが
先日の建国宝にように柄は冴えなくても新根のきれいな時期という事でしてみました。
それでも四国並みの加温が功を奏したのか今の時期でもそこはかとなく柄が見えています。
今の時期でこれぐらいなら夏はもっときれいな冴えを見せてくれるかもしれません。
と、それはさておき今年は仔出しが活況です。
こんな出方をする木があちこちに見られますから数年後には恐ろしいことになりそう。
昨年までの3年間ぐらいは薄い液肥と木酢しか与えておらず見るべき成果は何もありませんでした。
今年からは各種活力剤を与えていましてそれの効果があったという事でしょう。
ただし、各種ですから何が効いているのかは不明です。
あれから8ヵ月。
と、思ったら違う木でした。
こちらの仔を外した後の木のようです。
いつもなら今頃は全体が真っ青で柄の気配すら感じられなかったのですが
今年は天葉にそこはかとなく白みが感じられますし
下葉にも柄が残っています。
根先は全部がルビー色ですから
柄の余韻と相まって盆と正月が一緒に来たような華やぎを感じます。
そういえば外した仔は今回のヤフオクにと思っていたのですが
とっくに請われて出ていきました。
人気が続いてくれて嬉しい限りです。
あれから2年。
あの時の古木はちょっといじけてしまいましたので別の木ですが
これもしばらく仔出し無しで古木の域に達しようとしています。
柄はノーマルな標準柄
・・・というかこの覆輪をもって建国宝冠と命名したはずなのですが
増えるに従い色々な柄が目に付くようになりました。
こちらは西出系でいうところの王冠柄で深々覆輪とでもいうべきでしょうか。
もっと派手になっても建国宝ですから紺地がある分こちらのほうが丈夫です。
そして綺麗です。
こちらはまだ覆輪になり切れておらず縞の残る木です。
これからまた面白い仔を生んでくれそう。
そしてこちらは普通の建国縞を思わせるような中斑縞が入っています。
基本、泥根ですが柄に当たればルビー根に・・・。
なんか化けそうな気もしますので今後に期待です。
と、こんな感じでいろいろなパターンがあったりすれば登録の時に困りますね。
あれから1ヵ月半。
まだ柄は冴え続け目を楽しませてくれています。
今の状態は白牡丹にそっくり。
全斑を最上芸とするのが白牡丹であるなら
これも最上芸なのでしょうか。
紺縞の残っているほうがメリハリがあって綺麗な気もするのですが
それは個々のお好みという事なのでしょう。
それにしても建国系の中では群を抜く美しい変化種ではあります。
どこのお棚へ行っても柄は良く冴えてくれますし
暖かい地方ほど柄が下葉に残るのも美点といえるでしょう。
ところで春から枠が2鉢分空席となっていて
代わりに入れる木もないし寂しく思っていましたが
ようやく埋めることが出来ました。
春は柄が冴えませんから展示会向きの品種とも言えず
大株は必要ないかなあなんて思ったりしています。
さて、8月、夏です。
夏といえば建国宝はあれから1年。
夏の訪れとともに天葉が純白に冴えて涼しげです。
仔も大きくなってそろそろ株分けできそう。
こちらは仔を何本か外した後の素立ちですが柄は一番白く冴えてきれいです。
それにしても気候的にも今まで極暑な日々が続きましたが
今週半ばくらいからは過ごしやすくなりそう。
蘭舎の暑さ対策として噴霧器の先端器具を水道ホースに直結して
棚下の扇風機の風で霧を散らしていました。
これで5℃は温度が下がります。
ただ、やりすぎると葉に水垢、カビ、汚れなどが発生し観賞価値が台無しになります。
話変わって一応、暑い中でも植え替えしていますので使用済みの鉢が貯まります。
そこで窯が活躍。
もう3年ぐらい使っていますのでコンクリートブロックがひび割れてきました。
でももうしばらくは使えそう。
こんな感じにオガ炭の上に鉢を積み重ね着火。
最近はうまく焼けるようになりました。
ご無沙汰でした。
お盆が過ぎてしばらく経つというのにこちらも極暑な日が続いています。
今年から風蘭は通年蘭舎の中で過ごさせることにしましたので
今は毎日の水やりが欠かせません。
鉢やコケからの気化熱でようやく外気温と同じ程度を維持しています。
ところで鉢は良く乾きますが地面はいつも湿っていて汚れが溜まっていたようです。
昨日、油断したのか踏み段から足を降したとたん、つるりと滑りひっくり返ってしまいました。
一瞬宙に浮いたと思ったらコンクリートの踏み段の縁に背中を打ちその痛かったこと。
しばらく息が出来ませんでした。
おまけに片手は置き枠を掴んでいたようでそれもひっくり返り
上から風蘭が10鉢降ってきました。
泣きっ面に鉢とはこのことですね。
お盆が過ぎてしばらく経つというのにこちらも極暑な日が続いています。
今年から風蘭は通年蘭舎の中で過ごさせることにしましたので
今は毎日の水やりが欠かせません。
鉢やコケからの気化熱でようやく外気温と同じ程度を維持しています。
ところで鉢は良く乾きますが地面はいつも湿っていて汚れが溜まっていたようです。
昨日、油断したのか踏み段から足を降したとたん、つるりと滑りひっくり返ってしまいました。
一瞬宙に浮いたと思ったらコンクリートの踏み段の縁に背中を打ちその痛かったこと。
しばらく息が出来ませんでした。
おまけに片手は置き枠を掴んでいたようでそれもひっくり返り
上から風蘭が10鉢降ってきました。
泣きっ面に鉢とはこのことですね。
さて、話題を変えて建国宝はあれから2ヵ月。
暑くても季節は感じるのかいつものように天葉が白く冴え
2ヵ月前とは別品種のように雰囲気をがらりと変えました。
仔も親木と同芸です。
こちらは紺覆輪が続くのかと期待しましたがちょっと残念でした。
こちらの割り仔の方にも面白そうな仔が付きました。
こんな感じで幾度となく繰り返しているうちに
紺覆輪中透けで固定した至芸品が誕生することでしょう。
ユウレイ、牡丹芸が最終芸ではないところがそそります。
ご無沙汰でした。
梅雨入りしましたがお天気が良くて暑い日が多く、フウラン達にとってはご機嫌な季節です。
でも死んだ父の代わりに畑もやっていると雨も欲しくて複雑な心境です。
梅雨入りしましたがお天気が良くて暑い日が多く、フウラン達にとってはご機嫌な季節です。
でも死んだ父の代わりに畑もやっていると雨も欲しくて複雑な心境です。
さて、建国宝はあれから2ヶ月弱。
新根が沢山出て長く伸びましたので鉢を持つたびに傷つけないかと気を使います。
クリプトモス植えはメンテナンスフリーのはずでしたが
頻繁に手にとって眺める木はやはり植え替えしてしまうに限ります。
空を舞っていた新根にミズゴケが当てられ更に元気になってくれることでしょう。
柄はこの仔の天葉に面影を残すのみで再び夏に白冴えするのを待ちますが
こちらの仔は今から紺覆輪白中透けで出てきました。
これがずっと続くわけではなさそうですが
(でも、芽変わりしていて続くかもしれません)
やはり只者ではない品種ではあります。
あれから半年。
夏から秋に掛けてがメインの芸で
今は柄が沈んでいます。
それでも暗み忘れたのか一部柄が残っていますし
昨年初めて出た白縞はそのまま。
その白縞が次の葉に渡っててくれればラッキーとしたものですが
ちょっとのぞいた天葉にまだその兆しはありません。
そういえばこの仔は紺覆輪で出ていましたが
次の葉にもそれが出てくれるでしょうか。
新根はまだ薄いながらも全部がルビー根。
これから徐々に濃くなってきますので
葉の柄が冴えてくる夏まではこちらを楽しめます。
この頃、明け方はめっきり肌寒くなってきました。
そのままでは風蘭の生育シーズンも終わってしまいますが
もちろん蘭舎の中に移動していますのでまだ生育中です。
ところで一昨日の午後、停電がありました。
外は晴天。
窓のない蘭舎ですから換気扇が止まると中の温度は徐々に上がり始めます。
東北電力に電話しても繋がらないし、いつ復旧するのかわかりません。
そのままでは風蘭の生育シーズンも終わってしまいますが
もちろん蘭舎の中に移動していますのでまだ生育中です。
ところで一昨日の午後、停電がありました。
外は晴天。
窓のない蘭舎ですから換気扇が止まると中の温度は徐々に上がり始めます。
東北電力に電話しても繋がらないし、いつ復旧するのかわかりません。
そこで外棚に移すことにしましたが
10枠ほど二階を往復したところで全部は無理そうと断念。
(夕暮れまでにはまた戻さなきゃなりませんので)
まだ床が涼しかったので日が良く当たる側だけ棚下に降ろしました。
待つこと1時間と10分、ようやく復旧しましたが
その間、スマホで発電機を検索し気付けばポチっとやっていました。
今まで停電することはほとんどなかったのですが
電力会社の停電情報を見ると毎日どこかで停電しているようです。
さて、建国宝はあれから1ヶ月弱。
仔の柄などを見ても白さのピークは過ぎつつありますが
親木の天葉は他と比べてもやけにまぶしく輝いています。
変だなと思ってよく見るとなんと白縞が入っているじゃありませんか。
本来、全斑芸ですからそれに更に白縞とは驚きです。
てっきり最終芸と思っていたのにまだ進化の途中だったのですね。
紫外線の関係かウチの棚では柄の冴えがイマイチですが
この白縞が進展してくれれば年中楽しめそうです。
あれから1年。
古木ですから根が多く
4号鉢にも納められる技量がありませんでしたので
早々にあきらめて仔を外してしまいました。
ちょうど3年ぶりの素一本です。
また上から仔が出てくれるでしょうか。
外した仔のほうは根も多く株分けのダメージは無さそう。
これぐらいの仔付きで外せれば後々の生育、増殖共に良好です。
それにしてもわずか3作で仔付きのこの木を外せたわけですから
葉数、根数の多い古木の威力は大したものです。
古木から仔の出し方を知ってたら鬼に金棒です。
そういえば別の木から外した仔も植え替えてみました。
こちらは若木なので仔沢山。
三光中斑の木からも時々全斑の仔が出てきます。
一粒で二度おいしいってヤツですね。
あれから3ヶ月半。
お盆も過ぎてあでやかな白柄が帰ってきました。
仔の天葉は全斑ですが紺の耳摺り覆輪は出たりでなかったりと気まぐれです。
もう1本仔が出たのは収穫でした~
白地に紺覆輪。
しかも上からの仔ですから生育も良さそう。
手に取って眺める機会も多くなりそうです。
こちらは相変わらずの3本仔付きです。
根の収まりが悪く植え替えついでにと外しちゃうところでしたが
あんまり小さなうちに外すと
その後の生育が思わしくありませんから思い止まりました。
それにしても羆や建国殿と違って全斑になると紺地が戻ることはなく
しかも花芽が付き難い分、仔吹きの多い楽しみな品種ではあります。