この頃の気温は少し暖かめ。
雪も降ったり溶けたりの繰り返しです。
そこでこれから大雪になることは無さそうと予想し
蘭舎の南側の除雪をしてみました。
画像は作業前と作業後です。
それにしても昨年は2月末でもこんなんでしたからえらい違いではあります。
昨年より1ヵ月早いペースではありますが
これで南側から日が差し込み、蘭舎の温度も上がりますので
今日は12月以降、初めて水遣りし、ヒーターの温度も最低8℃にセットしました。
今までは皴を引いた葉を眺めるばかりでしたが
これからは徐々に蘇生していく様子を楽しむことが出来ます。
3月初め頃には新根が出てくれるかも。
話変わって家の前に捨てられた子猫を保護して2か月近く。
また仔を生んだら世話しきれませんので避妊手術を受けました。
お医者さんは傷口が出ないよう服を着せると言っていましたので
かわいらしい服なのかと想像していましたが実際は筒状の包帯でした。
不自由そうにしていますが一週間は我慢してもらいましょう。
これまで16年ぐらい猫を飼ってきましたが
今までで一番懐っこく頭の良い猫です。
娘にはネコ中(中毒)じゃないのとか言われています。
そんなに昔の品種ではありませんが少なくとも30年前には存在していました。
当時はバブルということもあってかゼロが6個ぐらい並ぶお値段だったようです。
この芸が評価されてのことでしょうが、
もちろん入手したのはその頃ではなくほんの5,6年前です。
でもなぜか当ブログでは初出かも。
柄は解説書などでは紺覆輪となっていますが
正確には紺覆輪に紺中通しを伴ういわゆる三光中斑芸です。
同芸品種には鉄橋殿、薩摩浄雲などがあります。
ただ、この羆の誉という品種は柄が不安定というか
紺中通しの無い紺覆輪だけの仔を量産するようです。
紺覆輪のみの仔は小型化し附けも波型に変わります。
初めの頃は変わった仔が出たと喜んだものですが
根下ろしが悪くようやく外せるようになっても外したらほぼ枯れてしまいます。
そこそこ紺地はありますので育つように錯覚しますが
たぶん西出から出る真鶴のようなものかも。
そんなこともあってか本芸品が増え出す前に人気は圏外へ・・・。
未だに未登録のかわいそうな品種ではあります。
ちょっとミステリアスな感じもあって好きな品種なんですけれどもね。
ここ数日、お天気は小康状態。
この機会に屋根の雪下ろしなどをしていました。
この機会に屋根の雪下ろしなどをしていました。
ただ、蘭舎は自然に雪が滑り落ちますのでその必要はありませんし
落ちた雪が南面を塞ぎ天然の遮光材となってくれます。
そのおかげで蘭舎内はお天気が良くても温度は上がらず
結果、湿度も逃げませんのでまだ水遣りなしでもしばらくは耐えてくれることでしょう。
温度は最低3℃、最高10℃前後をキープしています。
こんな感じで雪深い東北でもある程度環境さえ整えられれば富貴蘭は良く出来るのですが
馴染みが薄いせいかこれからも流行ることは無さそうです。
さて、黄玉殿はあれから3ヵ月。
少し前の画像です。
今は寒いので撮影もままならずしばらくはネタ切れ。
植え替えを始める2月下旬頃までブログも途切れ途切れになりそうです。
それにしても弱そうに見える黄玉殿ですが意外に健闘し
下葉を落とすことなくその上で昨年は3枚の葉繰りでした。
ということは花芽2個までなら許せるかも。
1個は仔で出てきますので~。
昨年出た仔も稚葉ユウレイながら本葉で紺中通し。
たぶん次の天葉も大丈夫と思いつつハラハラしながら春を待ちたいと思います。
あれから1年半。
さすが九州産だけあって根は丈夫なせいか元気に育ってくれますが
15年ぐらい育てて増殖はこの程度です。
仔を外してみたものの需要は無さそうですから再度合体。
結構様になっています。
葉繰りは3枚行くのですが花芽も3個。
この状態を打破できればその効果は他へも及ぶはずですが・・・。
あれから2ヵ月。
仔は少し覗いた次の天葉の先に柄が見え
春の生育開始となれば早々に楽しめそうです。
親木のように偏った太縞ではありませんから葉焼けの心配は少なさそう。
そしてもう1本アタリが発生していました。
それに欲目で見ると柄もありそう。
上の仔と同じような成長ペースなら1年で同じくらいの大きさに育ってくれることでしょう。
この(D)タイプは墨がほとんど出ない分、木勢よく大型に育ち
柄が少ない木でも先々どんどん柄が良くなる性質を持っているようです。
課題は葉焼け癖ですがたくさん増やせば焼けない縞の仔も生まれてくれるのではと思っています。
皆様、あけましておめでとうございます。
昨年中はいろいろとお世話になりましてありがとうございました。
本年もお付き合いのほど、よろしくお願いします。
昨年中はいろいろとお世話になりましてありがとうございました。
本年もお付き合いのほど、よろしくお願いします。
さて、黒牡丹縞(B)はあれから3ヵ月。
一番下の株立ちです。
親木は木酢が利きすぎたのか短くなってしまいましたが
秋に伸びた葉は元の長さに戻りつつあります。
柄は稀に見る最上となってきましたのでこれを維持できればと願っています。
大仔も最上柄。
春には外せそうかも。
ところで夏以降に出てきた仔達ですが
墨が晴れてみればどちらも最上柄でした。
柄は期待薄と思っていただけに望外の喜びです。
何となくおぼろげながらもコツをつかみつつありますので
今年は黒牡丹全体がこんな風に
花芽が仔に代わるような増え方をしてくれないかなあと思っています。