あれから1年弱。
下のほうの画像の木を含めてウチの棚には数少ない派手目な木を寄せ植えしてみました。
時を経るとだんだん紺地が増す傾向にあるものの今のところはまだ綺麗です。
そして柄の影響で生活力が弱いのか姿はきっちりと締まって小型のままです。
また、日作りですと葉は開いてしまいがちになるものですが天を仰ぐような立ち葉な姿は健在。
こんな木を見るとやっぱり富貴蘭っていいなあと思ってしまいます。
台風一過とはいえ今回は被害甚大でしたね。
災害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
明日は浜松で秋季大会ですが電車が動かないようで残念ながら行けません。
無事に開催できることを祈っています。
災害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
明日は浜松で秋季大会ですが電車が動かないようで残念ながら行けません。
無事に開催できることを祈っています。
さて、銀世界はあれから1年と5ヶ月。
長い新根がたくさん出てまだ大丈夫と油断してたら
鉢の中の根はボロボロでした。
それでも下葉は振るわず元気そう。
古根を外して若返らせたのと同じと思うことにして植え替えました。
こんな寄せ植えが3つ4つ。
前と同じように植えたらまた同じようになりそうなので
次は早めに植え替えましょう。
ところでほとんどが紺地の多い中でこんなのが1本だけ出てくれました。
まさに銀世界。
これも今まで寄せ植えだったのですが
さすがにもったいなく単独植えにしました。
果たして仔が出ても同じ芸で固定しているのか見守りたいと思っています。
あれから9ヵ月。
どうせ寄せ植えばかりの木でしたから
置き場節減を兼ねて整列させたり株立ち風にしたりと遊んでみました。
おひとり様歴の長い木が多いせいかここしばらく西出戻りの仔は見かけませんが
今年あたりから仔出しが始まる予感がします。
選別を繰り返していますから性格は良くなっているはずですが
果たしてそれが実証されるのか楽しみにしているところです。
こちらの鉢には深覆輪になった木をまとめています。
直刃葉芸の甘い木があったりしますが柄は綺麗。
真鶴芸になりそうで絶妙に踏みとどまっている感じがイイんでしょうね。
あれから1年と10ヵ月。
良好な葉繰りではありますが仔吹きはありませんでした。
脛齧りの仔のいない素立ちのほうがかっちりした姿になりやすいので
これはこれで有りかもしれません。
こちらのやや派手柄の木も寄せ植えではありますが
だんだん木勢が付いてきました。
が、仔は西出。
こんなこともあるんですよね。
同じ鉢に寄せているこの木も派手っぽい柄がきれいでお気に入りです。
こちらは黄覆輪と白覆輪が混じって面白いと思っていましたが
蘭舎内に置いていたらその特徴がよくわからなくなってしまいました。
外棚に出せばよいのかもしれませんが
それではこの綺麗な葉重ねが維持できないかもと、一長一短です。
これでも日の良く当たる特等席に
1枠10鉢分のスペースを確保し育てています。
果たして報われる日は訪れるのでしょうか。
あれから1年弱。
最初の木はどれだっけと探したら寄せ植えになっていました。
しかもようやく逆反りになった葉がまた姫葉っぽくなっています。
昔はお気に入りの品種でしたが結局はこんな半端な芸ですから
今じゃ嫌いじゃないけど好きでもない程度になってしまいます。
それでもめげずに仔が当たりました。
結構、超古木のはずなのですが。
以前はこんな感じで植えていてほとんど仔は出ませんでした。
復活には2作くらい時間が必要のようです。
そんな銀世界の中にあって目を引くのがこの派手木。
小型な分、姫るアラも見せず姿、柄ともイイ感じを維持しています。
自分の棚で変化した愛着もありますし
このままで固定してくれたらお気に入り度は急上昇です。
久々に仔も出てきました。
今まで作で虐げられてきましたがようやく機嫌を直してくれたようです。
こちらは白と黄の源平覆輪。
まだ続いています。
源平ですからこのパターンが続く限り
仔は白覆輪か黄覆輪しか出ないでしょうね。
できれば黄覆輪でお願いしたいものです。
もっとも、黄と白の交じり合った覆輪が理想ではありますが。
そんな可能性を秘めたちょっと面白い木ではあります。
11月ともなるとさすがに早朝は冷え込みます。
しかし、締め切った蘭舎の中は最低10℃をキープ。
そして、お天気が良い日中は20℃設定の換気扇がフル回転しています。
こんな温度環境ですからまだ少しは生育している感じですので
下旬ぐらいまでは辛めの水やりを続けたいと思っています。
さて銀世界はあれから3年。
好きで集めたのになかなか増えないしめんどくさくなって一鉢にまとめ植え。
その心情を察してか下葉はぽろぽろ落ちるしその後も増えません。
しかも微妙にタイプの違う木の寄せ植えはなんだか見るに耐えないということで
今年は気分一新、1本づつ植えてみました。
ということでこれは良くある西出になりそうな木でしたが天葉で本芸復活。
この立ち葉が維持できれば立派な銀世界になりそうです。
芸を際立たせるにはやっぱり日を取りすぎないほうが良いのかも。
こちらは小型に出来た木です。
仔は芸的にイマイチですが親木は好みの姿で
小さな鉢に一本だけ植えたら小品盆栽的な雰囲気を味わえそうです。
これは深覆輪になった木。
いわゆる王冠タイプといったところでしょうか。
柄が柄だけに葉持ち悪い感は否めないのですが
綺麗ですのでちょっと注目して育ててみようと思っています。
こちらはなんとなく西出に戻りたそうな木ですが問題は柄のほう。
秋田では環境のせいか黄覆輪の黄金鶴でも普通の西出に戻ってしまいます。
しかし四国では西出が黄金鶴の柄になってしまうとチラッと聞いたことがありますから
そんなものかと思っておりました。
ところがこの木は源平状に黄覆輪と白覆輪が半々になっています。
う~ん、面白い。
永らく水をかけているだけの状態が続いていましたが
改めて銀世界を見てみるといろんな表情があって面白いものです。
そういえば外界ももう直ぐ銀世界になろうとしています。
これのキリッと引き締まった姿を見たいと日強く作れば
葉肉が厚くなって葉が立たずに寝てしまいます。
しかも仔出しまで悪くなるといった具合で
なかなか言うことを聞いてくれない品種です。
もうしょうがありませんから半分諦めてあれなどの
芸の良いところを木炭に寄せ植えしてみました。
しかし、それまで無意識に水を多めにやっていたようで
急な環境の変化か夏過ぎから下葉がボロボロ落ちました。
最近ようやくそれも止まったようですが
それでもその環境に合わせようと新根がたくさん出ましたから
来年は木勢も上向くはず。
どれか1本でも理想の姿に育ってくれたら満足です。
葉姿がどうのこうのと気にしているうちは気になっていましたが(当然か)
近頃それも気にならなくなったら
いつの間にか姿の良いのがちょこんと棚にありました。
日作りしてこの姿ですからやっぱり惚れ惚れしてしまいます。
あの時の木はこんな感じに生長。
真鶴が株のバランスを損ねていますね。
こちらは元銀世界。
ウチの棚では大体がこんな感じになっちゃいます~。
西出になると良く増えますが
そういえば昔は銀世界出の西出なんてラベルでよく売られていましたっけ。
気持ちはよく分かります。
降り始めた雨が夜半には雪に変わり
朝、起きてみれば一面の銀世界。
こんな景色の急変が子供の頃は面白く
ウキウキしながら学校に行ったものでした。
が、今年は初雪=猛吹雪。結構なです。
雪といえば今の時期、決って見るのは棚に雪が舞っている夢。
風蘭が全部凍りついていて、うわ~っ、これで終わってしまったかと
落ちていくような喪失感を味わいながら目を覚ますと
布団から体がはみ出て冷たくなっていたりします。
今年も一度見ましたが、すでに蘭小屋へ取り込み完了。
枕を高くして寝ています。
で、銀世界。
8月からでもなかなか良い生育振りです。
あれやらこれやら有ってもウチの棚では姿の方がままならず。
最後の望みがこの一鉢です。
いつまでこの姿のままでいてくれるのかな
朝、起きてみれば一面の銀世界。
こんな景色の急変が子供の頃は面白く
ウキウキしながら学校に行ったものでした。
が、今年は初雪=猛吹雪。結構なです。
雪といえば今の時期、決って見るのは棚に雪が舞っている夢。
風蘭が全部凍りついていて、うわ~っ、これで終わってしまったかと
落ちていくような喪失感を味わいながら目を覚ますと
布団から体がはみ出て冷たくなっていたりします。
今年も一度見ましたが、すでに蘭小屋へ取り込み完了。
枕を高くして寝ています。
で、銀世界。
8月からでもなかなか良い生育振りです。
あれやらこれやら有ってもウチの棚では姿の方がままならず。
最後の望みがこの一鉢です。
いつまでこの姿のままでいてくれるのかな
今年は珍しく銀世界が本芸をしています。
気候は毎年違うのでしょうが
置き場、水遣りなどはいつもの環境で
変えたことといえば煙突植えぐらい。
ん、待てよ・・・
そういえば今年は肥料をほとんどあげていませんでした。
植え替えが遅れたものですから
7月一杯まで雨が多かったこともあって
きれいな水苔を汚すのがいやで肥料はほとんど無し。
8月は暑すぎましたので様子を見ながら極々薄いのを2度ほどのみ。
今後も生育が止まってから水苔に肥料分を残さない為に与えないつもりです。
ということは今年はほとんど無肥料栽培ということですが
全体的には若干根が細めながらも生育に影響はないようです。
影響があるとすればこれからの仔出しかな?
まあ、無肥料だと水苔や鉢がそんなに汚れませんから
頻繁に植替えせずにすみそうな感じで
そちらのほうを重視したいと思います。
肥料代も浮くことですし~
というわけで銀世界。
肥料無しでも天葉はスッと立ち
ちょっとひねった感じが力感を感じさせます。
銀世界から出た西出の仔をまとめ植えした鉢の中でも
何本か銀世界に返ったものが出ています。
本芸落ちするのはもしかしたら日の強さのせいじゃなかったのかも
また謎が増えました。
といっても普通の西出都が何かに変わるわけではなさそうです。
グリングリンとした内反り葉がそろって
カッチリと締まった姿の4、5本立ちを手に持って眺めてみたいのですが
夢のまた夢と思い知りました。
これくらいからのスタートが楽しみですがさてどうなりますか?
この木も以前は上のような感じでしたが
日強く作ると平葉に近づいてしまい
思い通りにならずテンションが下がり気味。
もっとあった筈なのに気が付いたら銀世界の鉢数がだいぶ減っていました。
これは天を拝むように葉が内反りになっていて
これぞ銀世界と思ってがんばって入手したものです。
更にがんばって出させた仔がこれでは何を信じれば・・
幸い親木は以前のイメージに近く、下葉もだいぶ落ちたことだし
心機一転、来年は仔を全部はずして作り直しです。
そこそこの芸の木は仔吹きも良いのですが
親と同芸の仔はあまり出てくれません。
こちらは銀鶴ながらも姿の良い仔が出て
更にそれに仔が四本。
ところが四本全部が普通の真鶴の葉姿。
本当になんでこうなるのと思ってしまいます。
銀世界から外した西出都はこんな感じに寄せ植え。
普通の西出より粗末にしていますが・・・。
なんか銀世界に戻ってくれたのもありますね。
付き合いは長いのですが育て方が間違っているのか手こずっています。
カッチリと締まった姿の4、5本立ちを手に持って眺めてみたいのですが
夢のまた夢と思い知りました。
これくらいからのスタートが楽しみですがさてどうなりますか?
この木も以前は上のような感じでしたが
日強く作ると平葉に近づいてしまい
思い通りにならずテンションが下がり気味。
もっとあった筈なのに気が付いたら銀世界の鉢数がだいぶ減っていました。
これは天を拝むように葉が内反りになっていて
これぞ銀世界と思ってがんばって入手したものです。
更にがんばって出させた仔がこれでは何を信じれば・・
幸い親木は以前のイメージに近く、下葉もだいぶ落ちたことだし
心機一転、来年は仔を全部はずして作り直しです。
そこそこの芸の木は仔吹きも良いのですが
親と同芸の仔はあまり出てくれません。
こちらは銀鶴ながらも姿の良い仔が出て
更にそれに仔が四本。
ところが四本全部が普通の真鶴の葉姿。
本当になんでこうなるのと思ってしまいます。
銀世界から外した西出都はこんな感じに寄せ植え。
普通の西出より粗末にしていますが・・・。
なんか銀世界に戻ってくれたのもありますね。
付き合いは長いのですが育て方が間違っているのか手こずっています。
過日、高校生の娘が言いました。
何で世の中って私を中心に回らないの!
思わずのけぞりました。
私から見ると十分回っているような気はするんですが
やっぱり思い通りにならないこともあるのでしょうね。
でも、このセリフは受けました。
で、思い通りにならないのが銀世界。
画像は4年前に入手した木。
東京大会の写真集をお持ちの方は
ページをめくっていただければ66ページの右下に出ています。
以前からこれぞ銀世界究極の芸と目に留めていたのですが
東京大会の年の秋の交換会に出ましたので
一も二もなく買ってしまいました。
株元に真鶴を多数従えてすばらしい木だったのですが
その後、たぶん15年ぐらい仔が出なかったのでしょう。
それで出したんだと思います。
私の所で、二作目で仔が出ました。
でも、その後ちょっと雲行きが怪しい。
親木の内反りになる葉芸は影を潜めつつありますし
反対側から出た仔はモロに西出。
こっちの仔のほうがまだ上芸に見えます。
この品種はたぶんもう少しやわらかい環境で作らなければならないのでしょうが
(そうすると仔が出ない)
思い通りにならないのがまた魅力なのかもしれません。
何で世の中って私を中心に回らないの!
思わずのけぞりました。
私から見ると十分回っているような気はするんですが
やっぱり思い通りにならないこともあるのでしょうね。
でも、このセリフは受けました。
で、思い通りにならないのが銀世界。
画像は4年前に入手した木。
東京大会の写真集をお持ちの方は
ページをめくっていただければ66ページの右下に出ています。
以前からこれぞ銀世界究極の芸と目に留めていたのですが
東京大会の年の秋の交換会に出ましたので
一も二もなく買ってしまいました。
株元に真鶴を多数従えてすばらしい木だったのですが
その後、たぶん15年ぐらい仔が出なかったのでしょう。
それで出したんだと思います。
私の所で、二作目で仔が出ました。
でも、その後ちょっと雲行きが怪しい。
親木の内反りになる葉芸は影を潜めつつありますし
反対側から出た仔はモロに西出。
こっちの仔のほうがまだ上芸に見えます。
この品種はたぶんもう少しやわらかい環境で作らなければならないのでしょうが
(そうすると仔が出ない)
思い通りにならないのがまた魅力なのかもしれません。