富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

富士覆輪

2023年03月18日 | 富士覆輪




あれから3年半。
縦に3株並べての寄せ植えでしたが当時のままで時間だけが経過しています。
さすがに芽数は増えてごちゃごちゃしてきましたが
派手仔が多く本数は以前とそれほど変わらなさ無さそうです。
それにしても今はこんな風にお気楽なことをしていますが
4,50年前はというと富士覆輪はほぼお目にかかれない幻の品種でした。
富士錦自体が高級品種でしたので・・・。











で、こんな感じにたくさん出てくる派手目な仔を買っては枯らしを繰り返すうちに
だんだん人気が無くなってきたのでしょうか。
本芸した木は魅力満点なのに惜しい事です。

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富士覆輪

2019年09月14日 | 富士覆輪


あれから9ヶ月。
3本古木を寄せ植えしていましたが
その内1本が派手になりましたのでお払い箱とし
身代わりにこれを持ってきました。
親木は昔派手でしたがその割に良い仔が出ています。









残った古木2本のうち、真ん中の1本は
久々に仔が出たものの柄は微妙な感じです。







もう1本のほうは2年連続で仔出し。







今回の仔は良さそうです。

寄せ植えは邪道と見られがちですが
それはいかにも株立ち風に仕立てて売ったり
展示会などで賞を狙うのはずるいというだけです。











株合わせを考えたり高低差を付けたりして工夫し
自分だけで楽しむ分には全然問題なさそう。
鉢数減らしにもなりますし~~









でもこっちはちょっとやりすぎたかも~



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富士覆輪

2018年12月12日 | 富士覆輪






あれから1年と7ヵ月。
今まで何をしていたのかと思えるような出来栄えになりました。







細い紺中通しの仔はすっかり一人前となりましたし







柄はともかく仔沢山。
たくさん出てくれば柄の良い仔が当たったりもします。
全鉢をこんな風に育てられれば富貴蘭栽培もさぞ楽しかろうと思います。







でも全部がうまくいくわけではありません。
古木の寄せ植えからは1本派手仔が出ただけ。
こんなにしっかりした覆輪でも増殖は困難そう。







後ろの派手気味だった木はとうとうユウレイになってジ・エンドです。
ただ、葉の長さはちょっと短くなって夏場の外棚作りが効いたかも。
下根を切り、下葉を毟って勢いを削ぐのは簡単ですが
木勢を維持したままで締まった姿を見たいものです。



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富士覆輪

2017年04月28日 | 富士覆輪




あれから1年半。
下葉はパラパラ落としちゃったようですが
天葉付近を見ると勢いが出てきたようにも感じます。

あの時の派手な仔はポイして次の仔を待ちましたが
ようやく紺中通しのある仔が生まれました。
入手してから6年で2本立ちです。

ブログネタのおかげで大事にしてるって感じです。









ただ、これしかないって訳じゃなくこんな木もあったり。
あれから5年半。
3本立ちを株分けして寄せ植えしています。
以前は派手な仔が嫌になるほど出ていましたが
良い仔を出そうと分けた途端それもとんとご無沙汰になってしまいました。

それでも木勢は有り余っているようですからいつか巻き返しの日が訪れることでしょう。

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富士覆輪

2015年10月08日 | 富士覆輪




あれから1作。
完全覆輪がそのまま継続し、葉繰りは2枚強。
木勢は向上中です。
派手仔がなければもっと良くなりそうなものですが
下葉に紺地があって外すのにちょっと躊躇してしまいます。
昔の高級品のイメージが残っていますので尚更なのですが・・・。

それでも今は値段的には安くなったものの
丁寧に育てれば品の良さは格別。
まあ、捨て作りでも品の良い品種なんてほとんどないんですけどね。
その捨て作り的な何年か前の葉の汚さも解消されたことですし
大事なブログネタのひとつですから
ちょっとは目を掛けて育ててみようと思っています。

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富士覆輪

2014年10月11日 | 富士覆輪




あれから2年半。
ほぼ3作です。
過去記事を追跡してみると7枚近くの葉繰り、
そして派手仔を3個ポイしています。







それでもめげずに今年も仔は出ましたが何だかこれも見込みは薄い感じです。
好きな品種なので一生懸命育てていますがなかなか期待には応えてくれません。
しかしそこがまた良いなんて思ったりしています。
それにしても超高額覆輪ではなくこれで存分に遊べていますから実にエコな性格ではあります。





ところで今まで親木の天葉の片方半柄気味でしたがついに天葉で完全覆輪になりました。
逆にユウレイになっても不思議ではありませんから目出度いことです。
この勢いが仔にも波及してくれれば良いのですが・・・。
でもやっぱり今度もポイすることになりそう。
株立ちまでの道程は遥か彼方です。

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富士覆輪

2012年04月18日 | 富士覆輪




あれから1作。
葉を汚してしまった作の不味さはともかく
順調に2枚葉繰りしています。
昨年、3つアタリが顔を覗かせていまして
無事成長したものの、そのうち2つが派手柄。
植え替えのついでに毟り取りました。
残ったひとつも天葉に紺地はあるもののこれも見込み薄。
やはり若木の間はこんなものでしょうが
そう簡単に増える品種でもなさそうです。
侮りがたい昔の銘品ではありますが
そこが今の時代、めんどくさいのかも知れません。


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富士覆輪

2011年10月24日 | 富士覆輪






あれから3ヶ月。
こんな風に木炭だけで植えて、脅したりなだめたりしつつ1作。





増えるかなと思ったのですが親木には丸々と肥えた花芽が付きました。







こちらの仔にも花芽。
下から出た仔はたぶん派手柄でしょう。






こちらでようやく上から仔が1本出てくれました。
でもやっぱり派手柄っぽい感じです。

30数年前は滅多にお目にかかれない超高級品種でしたが
今でもその気難しさが残像のように表れて
当時の栽培者の気苦労をうかがわせてくれます。
まあ、こんな感じで現実、儲かりませんから安くなりましたが
その分お気楽に作で遊べるようにもなりました。
来年はまた水ゴケ植えに戻してリベンジです。



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富士覆輪

2011年07月23日 | 富士覆輪



あれから8ヶ月。
3~4年前にポ、ポンと出た仔以外は音沙汰無しです。
親木が相当の古木でしたから
当然、その強力な花癖は仔にも伝わるのでしょう。
元で繋がっていますからね。







でも、その仔に特望のアタリが付きました。
一個空き家があったようです。
上のほうの葉にも隙間が開いて芽が出来ています。







こちらの仔にもアタリが一個。
こっちは確かパイナップル芽で出たはずですが
花芽ばっかりでした~。
画像では見えませんが上のほうにもアタリが潜んでいます。









親木にもアタリが見え始めています。

そういえば棚にはこんな古木がたくさんあって
いつも花芽を量産しまくっていますが
今年はなぜかちょっと期待してしまいます。


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富士覆輪

2011年03月28日 | 富士覆輪



昨年入手した富士覆輪です。
以前からの木も棚にありますが随分安くなったと思いつつの購入です。
落ちた下葉は派手柄でしたが上でしっかり紺が乗り、性が良さそうに感じました。






そしてパラパラと付いた当たり。
性がよければ覆輪の仔になるはずですが
普通、若木のうちは派手仔ばかりが定石です。
果たしてこれはどうなりますか。

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富士覆輪

2010年11月18日 | 富士覆輪




あれから一作ちょっとですから4枚葉繰りしています。
親、仔共に柄はまずまず。
3本立ちはバランス的にもちょうど見頃です。
でも葉数は増えたし、根もたくさん出たしで
力は相当ストックされているはず。
次のステージを目指したくなってしまいます。
そして来年あたりには一気に派手仔・・・ばかり出たりして・・・。

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富士覆輪

2010年10月08日 | 富士覆輪
今日も良いお天気でした。
蘭舎で植え替えをしていましたが
午後になり室温が下がっても換気扇が止まらないことに気付きました。
見てみるとサーモの動作が不安定。
そういえば30数年使い続けています。
さすがはナショナル製、良く持ち堪えました。
それにしても、真冬の故障じゃなくて良かったと胸を撫で下ろしています。



ところで、こちらは今年春の入手品、新品です。
柄は下葉に縞が残っているものの上で覆輪が完成しています。
姿はちょっと緩めでお世辞にも良いとは言えませんが
こんな木はお値段が安め、たくさん仔が出る、しかもすぐに出ると
当棚ではウマウマに早変わり~。
で、予定通りとなりましたがハデ仔四姉妹は想定外。




まあ、一代変わりはこんなものとも言えますが
なかなか思惑通りにはいかないものです。

これで仔吹きラッシュは終了、
あとは花芽予定位置からの仔期待でお茶を濁すしかなさそうです。

以前、NHKの爆笑問題ニッポンの教養で明石さんが
レディがNOと言ったらそれはたぶんという意味、たぶんと言ったらOK、
OKと言ったら彼女はレディとはいえないなんてお話をされていました。
柄が全部揃ったらそれは富士覆輪じゃないのでしょう。
富士覆輪はレディですね~。(何のこっちゃ)
しかも透き通るような肌の秋田美人・・・なんて

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富士覆輪

2009年09月16日 | 富士覆輪



あれからほぼ2作。
あまり間が空くと以前の面影がなくなっちゃいますね~。
古木にもかかわらず更に仔が出て3本立ちになりました。
しかも3本とも上柄で揃っています。
こんな風になったのは初めてのことで嬉しいことです。

柄は若干黄味掛かっていて、黄口と呼ばれるタイプ。
その為、勢いが良く紺も乗り易いのでしょうか。
下のほうの縞葉が落ちたら満月に見間違えそうです。
でもこちらのほうが珍品ですから間違えられたら困りますね~

鉢が汚れてきたのでそろそろ鉢換えに励まなくっちゃ。

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富士覆輪

2008年05月18日 | 富士覆輪




親木の下葉が縞ということもあり固定はこれからと思っていましたので
昨年出た仔には期待していませんでしたが
あにはからんや紺中通しが見えてきました。
長らく素立ちが続きようやく出てくれた仔ですから嬉しさもひとしお。

親木の紺地は完璧で上から出た仔は勢いがありますから
ここ数年の姿の移り変わりが楽しみな木ではあります。


穏やかな柄や姿、地合を持ち、長く飽かずに眺めていられる品種ではありますが
近ごろ品数は増えているようですね。
コメント (2)
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富士覆輪

2007年11月26日 | 富士覆輪

一作だとそんなに変わらないのですが
それでもなんとなくにぎやかになりました。
覆輪オンリーの株立ちは見事ですが
覆輪を交えた縞の株立ちのほうが
心が遊べる気がして好ましいかなと思っています。
・ ・・覆輪の株は持っていませんので・・・。

こちらは下の方に付いていた仔を外してから
しばらく素立ちのままでしたが
今年ようやく仔が当ってくれました。

なんとなく紺中通しもありそうな感じです。
それにしても下葉は他の方の作ですが
筬は詰まっているのに長い葉で
ウチで出た葉は筬ゆるいのに短い葉。
この違いはなかなか面白いものです。

まあ、筬がゆるくなるのは葉や根が増えて力が付いたのに
仔が出ないので勢い余ってといった感じなのでしょう。
たぶん、今後の成長は早いはずです。

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