あれ以来です。
姿は現状維持ですが、親木の花芽位置の芽が仔になりました。
これから株分けした仔はもっと綺麗に紅隈が出ています。
姿良く、丈夫で増殖も良好、色合いもあまり類似品の無い紅隈が出て
最初の頃は高価だったのも頷けますが
萌黄覆輪に紅隈はやはりちょっと渋すぎるのでしょうか。
まあ、しょうがないことです。
あれから2ヶ月弱。
思案している間に根が伸びてしまい
気遣いながら仔を外してみました。
上の仔は親木と違って紺中通しが無い分、やはり澄んだ根色で伸びてきました。
今はやや薄いピンクですが
これからだんだん濃くなってルビー色になってくれるでしょう。
陰に隠れていたこの仔が気になっての株分けでしたが
どうした訳か動きがぴたりと止まってしまいました。
予定外のパイナップル芽に力を引っ張られたのでしょうか。
写真を撮っていたらその下にも仔が有ることに気づきました。
ちょっと大判振る舞いにもほどがあります~~。
外した仔のほうは根があちらの方向に向いています。
根が伸びてからの株分けですからしょうがないことです。
こちらの仔もなかなかの柄です。
あれから10日。
今の時期ですからほとんど姿に変わりはありません。
でも、今年も出てくれました、パイナップル芽。
柄もしっかり出ています。
これで7連勝・・・だったかな。
これはまれに見る鉄板系かも~
親木の葉は20枚。
力は十分過ぎるほどありますから
かわいい孫のために
お小遣いをたくさんあげてくれるかも~
豊明殿
2011年04月19日 | 虎
あれから半作。
着々と株立ちになっていく感じです。
小さな木でしたがようやく本性品らしくなってきました。
根もたくさん出て綺麗です。
そういえば、まだ実生苗をどんどん作っているのでしょうか
あれからちょっと成長しています。
こちらはルビー根をたくさん伸ばしご機嫌そうです。
昨年はパイナップル芽が2本も出て大喜びでした。
その仔達にも早くも2~3本ずつ根が降りて
今年も元気な生育が期待できそうです。
こんな現実的な御利益がありますから
またパイナップル芽が出てくれないものかと見ていたら
花芽が1個ちょっと動いてきたような気がしないでもありません。
それにしても、どうしたら花芽が仔芽に変わるのか
いつも考えて試行錯誤しています。
でも、再現性は無くまだ百発三中ぐらいのものです。
いずれ精度を上げてその方法を紹介したいとは思いますが
今はその三中が建国殿や羆、黒牡丹に当たってくれたら何よりです~。
あれからちょっとの生育です。
羆といえばルビー根という思い込みがありますから
白い根はたまたまかと思っていました。
でも、こうも毎年続けて出ると
鈍いと言われている私もさすがに気が付きます。
たまたまはたまたまではなかったと・・・。
どうしてこんな色の根が出るのか?
根色と連動している葉の基部、
第4層的なところが透けているとも考えられますが詳細は不明です。
ともあれ、風蘭の蕾のような艶やかで透明感のある根色は神秘的。
これから伸びるに従いじわじわとピンクからルビーに変わる様にも魅せられます。
他でもよく見かけることなのかどうかはわかりませんが
複雑な芸の羆に新たな魅力が加わった気がしないでもありません。
ところで、もう数年越しですが願わくば仔の一本でも出てほしいものです。
夏柵用の棚です。
今はまだ畑などに雪が残っていて外に出すのは無理。
こちらは西側になっていて以前増設したものです。
棚が二段になっていますが下に置いた木はどうしても間延びしがち。
それを改善しようとまたここの棚を取り外して更に外側へ増設することにしました。
単管パイプと取付金具を3万円分ほど買い込み増設工事の開始です。
まずは解体。
地震や台風にもびくともしないよう組んでいますが風蘭の棚にはちとオーバースペック。
解体に1日掛かってしまいました。
素人作業ですから次の組み立てに果たして何日掛かることやら。
あの時は生気が乏しくなりつつありましたが
無事復活、元気に根が伸びだしました。
金牡丹は過去2度枯らしていますからその後買うことは無く
これは月笙から出た今のところ棚にある唯一の木です。
金牡丹にもいろいろなタイプはありますが
これは柄の冴えがよく紺性はやや弱い感じです。
仔は更に白柄が冴えて美しい限りですが
は葉がパラパラ落ちたりしないでね・・・ということだけです。
元はタダの増え木ということで気は楽なものの
まだトラウマを引きずっています。
いわゆる後暗み白黄縞の月笙です。
縞木としては一番長いお付き合い。
見慣れているはずですが今年はずいぶん軸が黒々としています。
あの時も含め過去画像を見てみましたがこんなに黒くなったことはなさそうです。
単に木のコンデション的なことなのでしょうが
いかにも黒牡丹という名前にふさわしく魅力再発見といった感じです。
同じ場所においてあるこちらの増え木はそうでもありません。
ミズゴケの中に埋もれていた仔も生育開始。
柄もありそうです。
もう一個アタリが出そうな気がして毎日チェックはかかせません。
あれ以来です。
普通の縞物からすれば上柄とは言いにくいのですが
黄牡丹錦ですから柄があるだけでも上出来なのでしょう。
でも親木は天葉で櫛目っぽくなってきました。
仔もそのパターンで行ってくれればと皮算用を弾きっぱなしです。
これから外した仔のほうは紺地方面の柄が櫛目柄。
太縞は気になるもののこちらのほうが期待できそうです。
もう一鉢の仔はちょっと白っぽい柄ですが
小仔は最初から最上柄です。
しかもチョビ柄の木からいきなりこんな柄の仔が出るのです。
こんな風に柄の進展が早く、しかもうれしい方向に進んでくれますから
いつも期待して見てしまいます。
それにしても黒牡丹縞は魅力ある品種群で面白いですね。
あれ以来です。
黒牡丹縞から金牡丹が出ると残念な気持ちになる感覚も恐ろしいのですが
この木はそれとは違って飛び切り嬉しく感じます。
もう少しすると純白柄で伸びてきますからその美しさは格別です。
まさに待ちに待った柄の仔といった感じ。
微妙な変異を繰り返し、こんなオリジナルな金牡丹も生まれるのでしょう。
これを見ていると金牡丹も集めてみたいという欲がすっかり消えてしまいました。
あれ以来です。
どうしても画像は仔がメインになってしまいます。
青の木からチョビ柄の仔が出て更にそれから最上柄の仔。
進展の早さに驚きつつ、綺麗だなと思って眺めています。
手元にありますから特に珍しいという感覚はありませんが
それでも最上柄はなかなか目にすることは無いのかもしれません。
親木のほうは天葉がチラリと覗き
なにやらこちらも柄が良くなってきているような感じです。
アタリもちょっと見えていますし
黒牡丹にしては根の色が綺麗。
いろいろと楽しみの多い木です。
更にこれが出た親木ですがこちらはさっぱり。
株立ちにはなりましたが柄は見当たりません。
なぜ柄の仔がと不思議な気もしますが
また株分けして仔出しを促せば再び運に恵まれるかも
あの時以来です。
冬のみすぼらしい姿はショートカットして黒牡丹シリーズの成長記録、再スタートです。
待ちに待った根が伸び出していますから葉も少し成長しています。
これから気温が高くなって成長スピードが速くなると白冴えに冴える柄です。
そしてそんな金牡丹を見たいという願いが通じたのか
仔はほぼ金牡丹柄で行きそうな気配です。
暗みの遅いのがちょっと気がかりですが
もし、これで育つのならピカイチの美しさ。
でも、親木までお付き合いしなくてもいいのに~
とはいえ地味やそこその柄も抱えていますから先々は安心かも。
そして早々に葉落ちしてやきもきしていましたが
その跡からアタリが生まれてくれました。
赤黒い艶やかな芽。
柄はまだ不明ですが、今この瞬間だけのミステリアスさが堪りませんです。
4月になりました。
世の中がどうなってしまうのか不安もありますが
季節は巡り、風蘭の葉や根の成長を楽しむ時期になりました。
世の中がどうなってしまうのか不安もありますが
季節は巡り、風蘭の葉や根の成長を楽しむ時期になりました。
これはあの時の金銀羅紗の実生苗です。(下の方の画像)
細めの木炭に根を縛りつけ、それをいくつかまとめて植え込んだだけのものです。
実生苗は水を好むといわれていますから大丈夫かなと不安もありましたが
良く乾くにもかかわらず、これがなかなかの生育振りです。
いずれは一株ずつ植え込むことになりますが
大きくなるまでの間、手間をかけずに育てるには良さそうな植え方です。
植え込んだ後のメンテナンスが不要で、しかもこのままでまだ数年はいけそうですが
汚れた鉢と飛び出した根が気になります。
そこで植え替えることに・・・。
でも、内側にも根が張り付き鉢から抜けません。
こんな時は無理をせず鉢のほうを割る一手かも。
で、丁寧に割れた鉢を取り除き中身を取り出しました。
そのまま新しい鉢に入れてサクッと植え替え完了です。
この間3分。
でも、写真撮影と文章の書き込みに1時間掛かりました。